楽天モバイルは2020年11月12日、シャープの格安スマホの最新型「AQUOS sense4 lite」を発売します。
本機種は旧型の格安スマホ「AQUOS sense3」シリーズの後継モデルであり、たった3万円という価格にも関わらず旧モデルよりも処理性能と電池持ち・カメラ機能が大幅にアップグレードされています。
AQUOS sense4 liteを購入・契約すると最大10,000円分のポイントも貰えるキャンペーンにより、尋常ではないコスパの狙い目モデルとなりますので、「どのスマホを買えばいいかわからない・迷っている」のなら、楽天モバイルのPR文章どおり「間違いない選択」の一台になっています。
旧モデルAQUOS sense3 liteと4 liteの比較
2019年モデルのAQUOS sense3 liteと2020年モデルのAQUOS sense4 liteはスペック・機能面が大幅に変更されています。
スペックとサービス | AQUOS sense4 lite | AQUOS sense3 lite |
ディスプレイ | 5.8インチ フルHD+ |
5.5インチ フルHD+ |
サイズ | 148mm ✕71mm ✕8.9mm |
147mm ✕70mm ✕8.9mm |
重さ | 176グラム | 166グラム |
CPU | Snapdragon720G | Snapdragon 630 |
電池容量 | 4570mAh | 4000mAh |
連続待ち受け時間 | 1020時間 | 910時間 |
連続通話時間 | 63.3時間 | 48.8時間 |
RAM/ROM | 4GB/64GB | 4GB/64GB |
カメラ | デュアルカメラ 12メガ+8メガ |
シングルカメラ 12メガ |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
防水防塵 | 対応 | 対応 |
SIMスロット | nano SIM+eSIM | nano SIM |
生体認証 | 指紋/顔 | 指紋/顔 |
(2020年11月10日時点)
今回AQUOS sense4 liteの目玉機能は「SDM720G対応」+「電池長持ち化」+「eSIMによるDual SIM対応」です。
SDM720Gの性能
2019年モデルのAQUOS sense3シリーズに使われていたCPUはQualcomm Snapdragon 630というもので、日常利用には差し支えないもののゲームを快適に遊ぶには物足りない性能でした。
(sense3も第2世代 sense2と比べれば性能は2割ほど向上していた)
SDM630というチップはAQUOS senseシリーズの格安スマホ向けとしては「価格相応」という範囲の処理性能であったのに対して、AQUOS sense4 liteのCPU性能は2.2倍・GPU性能は2.4倍も跳ね上がっています。
Antutuベンチマークのスコアで言えばAQUOS sense4 liteは25万点前後のスコア(ver 8系列の場合)相当となり、およそ3年位前のハイエンドチップ「SDM835」と同等クラスとなります。例えばXperia XZ1/Galaxy Note8/HTC U11、シャープなら「AQUOS R」など、当時8-10万円前後のハイエンドモデルレベルの処理性能が3万円の格安スマホの水準になった、と言えば解りやすいでしょうか。
AQUOS sense4 liteに使われている「Snapdragon720G」は、他社モデルだと「Redmi Note9S」に使われています。
Redmi Note 9Sは中国のXiaomi製であり、海外スマホの中でも突出したコストパフォーマンスを持っているとして話題になったほどですが、AQUOS sense4 liteも価格を3万円に抑えつつもSDM720Gを採用しています。
AQUOS sense3はあくまで「格安スマホの性能」の範疇でしたが、AQUOS sense4 liteならゲームアプリもかなりの負荷が掛かるものでも快適に遊べる水準にあります(ただし、最上位のCPU/SDM865などに比べると処理性能は半分以下であり、RAM(メモリー)もハイエンドクラスではないため、ゲーム最優先のユーザーはもっと性能が高いモデルを選ぶべきです)。
AQUOS sense 4 liteでは電池容量が1割ほど増えて、さらに電池持ちが向上しました。
”電池容量”だけ比較すれば他社のスマホでも同じように4000mAh~5000mAhの電池を積んだ機種はいくらでもあるのですが、シャープのAQUOS senseシリーズの省エネ性能は圧倒的です。
上記は旧型 AQUOS sense3の電池消耗を追跡した様子ですが、特に省エネ設定をせずとも1時間あたりの消費電力は0.2%ほどに抑えられており、使わない時間帯の電池消耗がほとんどありません。
もちろんAQUOS sense 3でも4でも、動画閲覧やゲームを遊べばそれなりに電池消耗をしますが「1週間の電池持ち」と評されるように一般的なスマホの利用頻度であれば週に一回の充電で保つほど、電池持ちに関しては定評があります。
AQUOS sense4 liteはeSIMが使える
そしてさらに珍しい機能として、AQUOS sense4 liteは「eSIM」と「nano SIM」の両方に対応しています。
(IIJのeSIM対応機種リスト)
これまでeSIMが使えるスマホはAppleのiPhoneとGoogleのPixelシリーズくらいでした。楽天モバイルでは自社でeSIMサービスを提供していることもあり「Rakuten mini/ Rakuten BIG」もeSIMは使えますがRakutenシリーズは「eSIMのみ」対応。
iPhoneと同じようにAQUOS sense4 liteでも他社の携帯番号を使いながら、楽天モバイルのeSIMで電話番号を追加することが出来るため、楽天モバイルの回線品質やサービスが不安な場合にも、大手キャリアや格安SIMプランを残してデュアル運用をすることも可能です。
*2020年11月時点でeSIMに対応した一般向けサービスはIIJmioくらいしか提供されていないため、楽天側を物理SIMで発行してしまうと「nanoSIM+eSIM」で利用できる組み合わせが限定されるため、2回線運用を考えているのなら楽天回線はeSIMでの申込みをオススメします。
AQUOS senese4 lite購入ポイント還元キャンペーン
2020年11月12日のAQUOS sense 4lite発売日より、楽天モバイルでは「Rakuten UN-LIMIT V」プランの契約とスマホ購入セットにより、ポイント還元が貰えるキャンペーンの対象になります。
楽天モバイルではSIMカードのみの契約(eSIMも含む)で、8,000円相当分のポイント還元があります。AQUOS sense 4 liteの購入を伴う場合は最大10,000円相当の還元があります。
2,000円相当ポイント分は抽選式です(本キャンペーンは契約は必須ではなく、端末のみの追加購入でも対象)。期間中にエントリー・購入手続きが必要となりますので、購入前に忘れず登録しておきましょう。
☆「抽選で2,000ポイントがもらえるAQUOS sense4 lite発売記念キャンペーン」/購入期間2020年12月21日(月)8:59まで
楽天モバイルの契約は事務手数料・SIM発行手数料・解約手数料などもすべて無料であるため、AQUOS sense4 liteの契約時にeSIMを選択した後、機種変更のためにnano SIMなどの物理カードに変えたくなっても無料で交換出来ます。
*楽天モバイルのポイント還元キャンペーンには適用条件があります。詳しくは各キャンペーンごとの規約を参照ください。