MVNOの選び方のポイントを3つの記事に分けて解説しました。

MVNOの選び方 比較するべきポイント その1
その2
その3

その1-3までに解説したような内容を考慮し、私はDMMが運営するDMMモバイル(→2019年10月より運営が楽天に変更されます/DMMモバイルはサービスの現在受付を終了しています)の1GBプランを選んで契約中です。今回は選び方の総集編ということで、1~3で解説した各ポイントが、DMMモバイルの場合ではどうであるのか具体例で対応させてみましょう。

価格については、DMMモバイルは「業界最安値宣言」をしており、同じデータプラン間であれば比肩するサービスは無いと言えます。1GBのデータプランでは月額料金660円(税込714円)と、現時点でも最安値のはずです(670円やら、700円などほどんど変わらない価格差ではあるのですけど)。私は別途スマホ回線をキャリアで契約中なので、音声プランも大きなデータパック容量も必要なかったため、この最安値プランを選択しました。

すでに実体験をしているので契約時の評判がどうだったのかはあいまいにしか覚えていませんが、正直DMMモバイルはそれほど快適であるという話はなかったように思います。ざっと調べて速度について炎上するほどの悪評は見かけませんでしたので、「多分大丈夫だろう」程度の認識で契約しました(笑)

dmm結果、上記のような速度が私の環境では出ているわけですが、月660円ならこんなもんだろうと妥協できる範囲だと感じています。

DMMモバイルでは高速通信データ料が残っている間は、短期間における制限はありません。ただし、低速時・LTEオフ時に3日間で366MBを超える通信を行うと制限が掛かるとの条件があります。上記のスピードテスト実施時には1日で800MBほどの通信をさせましたが、LTEをオンにしているので制限は掛からない、という具合ですね。

DMMの制限時の速度は200kbpsです。DMM(および元のIIJmio系列)ではLTEオフ時にも、最初の3秒間だけLTEの速度でウェブぺージを読み込めるという「ブースト機能」があり、オフのままでも少しだけ快適に利用できる優遇機能があります。しかし、私はぶっちゃけ200kpbsとかでは我慢できませんので、この低速時の速度はどうでもいいと思っています(笑)気になる方は、気にすれば良いと思います。

DMMではサービス開始時から最大1ヶ月分のデータ残量を翌月まで繰り越せます。私は1GBプランを契約中ですが、毎月余らせているので月初めにはいつも2GBからのスタートが続いています。

DMMの場合はデータ専用SIMには最低利用期間、違約金は存在しません。ですが契約月に解約しても丸1ヶ月分の料金が請求されます(通常利用なら日割り計算になります)ので、強いて言えば1ヶ月は必ず使うことになるでしょう。

音声プランの場合は12ヶ月以内に解約すると違約金が発生しますので気をつけて下さい。

DMMではセットでSIMフリースマートフォンを扱っていますが、私は自分で白ロム(ARROWS X F-10D, SIMフリールーターMW340)を購入したので、セット購入は考えませんでした。

現在はZenfone2(36800円), Ascend Mate7(49800円), Ascend G620S(22200円), freetel XM(28800円), LG G2mini(32400円)などがあります。

こんな感じで私はDMMモバイルを選びました。皆さんも格安SIMの契約を検討しているのなら、その1~その7まで、各ポイントで自分はどうしたいのかを考えてみましょう。

MVNOの選び方総集編 DMMモバイルを選んだ理由