ついに(あるいは今さら?)UQモバイルでiPhone 8の取り扱いが始まりました。
2020年10月1日よりauと同じくKDDIに事業継承されるサブブランド UQモバイルにおいて、2020年春モデルとして発売されて人気爆発中のiPhone SE (第2世代)と同じサイズ、2017年発売4.7インチモデルのiPhone 8 64GBモデルが買えるようになりました。
ただし、UQモバイルで買えるのは「au認定中古のiPhone」です。
UQモバイルではauから発売されたiPhoneがそのまま使える(古いiPhoneではSIMロック解除が必要なモデルもあります)のですが、UQモバイルで扱われる「au Certified」(Certified =認定された、という意味)モデルは、auが下取りやアップグレードプログラムで回収した状態の良い(動作に問題のない)中古品とされています。
そのため、新品iPhoneに比べて安いのは当たり前といえば当たり前なのですが、最新モデルで格安と言われたiPhone SE(第2世代)よりもiPhone8のほうが更に安く買うことが可能です。
4.7インチモデルのiPhone 8とiPhone SE2は仕様上のサイズはミリ単位で同じであり、OSをアップデートしてしまえば使い勝手は当然ほとんど変わりません。もちろん新型のiPhone SE2では性能がアップした部分・機能がアップした部分もありますので、値段を気にしないのならiPhone SE2を買うべきですが高すぎる性能は必要ない・少しでも安いほうが良いというのなら中古iPhone 8 64GBとiPhone SE2の価格を見比べる価値があります。
認定中古iPhone 8とiPhone SE2の価格比較
UQモバイルのサイトで販売されているiPhone SE2(第2世代)とau認定iPhone 8 64GBの価格は以下のように契約種別によって異なります。
契約種別 | au Certified iPhone 8 64GB |
iPhone SE2 64GB |
新規 | 23,760円 | 35,640円 |
機種変更 | 23,760円 | 43,560円 |
乗り換え | 17,424円 | 35,640円 |
(*各税込み、2020年9月27日時点の価格)
他社からの乗り換え契約の場合、iPhone SE2 64GBモデルに比べてiPhone 8 64GBモデルは半額の価格にまで割引されます。
ちなみに、auのiPhone 8中古品(白ロム)は「イオシス」だとCランク中古22,800円~Aランク中古26,800円くらい・未使用品は39,800円で売られています(2020年9月時点)。
もともとUQモバイルのiPhone SE2販売価格はApple Storeに比べても安い(64GBモデル定価は49,280円)ため大変人気となっていますが、iPhone8の機能・スペックでも問題ない・ちゃんと動けば新品に拘らないのならば安いiPhone 8を選ぶ選択肢も用意されています。
au Certified iPhone8の品質と保証
世代落ちをしている、新品ではないという理由で安く買えるUQモバイルの中古iPhone8は、auが下取りやアップグレードプログラムによって回収した端末のリユース品です。
そのため、アップルの正規保証を受けることは出来ませんが独自の30日無料保証が付いています。
auにより認定されたもの=動作に問題がないことを検品された中古品が再販売されることになっていますが、万が一不良品に当たった場合も30日間は交換が可能です。
ただし、電池消耗・経年劣化による症状などは保証対象外となるため、「新品同様品じゃないと嫌だ」という場合はケチらずにiPhone SE2を買ったほうが無難かもしれません。
中古iPhoneは自分で用意・SIMカード契約のみもお得
「au認定品」と言われても、誰が使っていたのかわからない・実物を購入前に確認できないのは不安という場合、家族や友人から譲り受けたiPhoneや中古ショップ等で自分でiPhone本体を準備し、UQモバイルではSIMカードのみを契約しても特典があります。
SIMのみ契約特典のキャッシュバックをiPhoneの購入費用に充てると考えれば必ずしもUQモバイルからau CertifiedのiPhone 8を買うことがお得とは限りません。もっと安いiPhone 8の中古品をフリマやヤフオクで手に入れることが出来る可能性もありますので、各自で何を優先するのか比較・判断して選ぶことが出来ます。
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