2017年11月10日より発売されるドコモの冬モデルスマートフォン Xperia XZ1 SO-01Kを入手しましたので、実際に使ってみたレビューをお届けします。

Xperia XZ1 SO-01Kは、5.2インチサイズのディスプレイを持つハイエンドモデルスマートフォンです。冬モデルAndroidスマホで最高性能を誇るSnapdragon 835、RAM 4GB/ROM 64GB, スーパースロー撮影/3Dスキャン機能を備えたカメラを搭載した、主流モデルの次世代機種となります。

旧モデルのXperia XZs SO-03J(2017年夏)からの短い期間でのモデルチェンジとなりますが、このXZ1こそが2017年モデルのXperia機種の本命となる一台と言えるため、古いXperiaシリーズからの機種変更を考えている人も多いと思いますので、じっくりとチェックしていきたいと思います。

過去機種とのスペック・機能比較は「docomo冬モデル Xperia XZ1 SO-01K 2年前のXperia Z5からの進化点」のページに掲載中です。

まず先に公式サイトで価格やスペック全体のデータを見たい人はこちら→「NTTドコモ Xperia XZ1 SO-01K」/ 2018年6月1日~機種変更価格が変更され、1万円以上安く買えるようになりました

[スポンサード]
irumo

XZ1の外観

ドコモの現行モデルXperiaシリーズには、4.6インチのコンパクト機種「Xperia XZ1 Compact SO-02K」および5.5インチモデルの大画面機種「Xperia XZ Premium SO-04J」もありますが、スタンダードなサイズと言えるのがこのXZ1 SO-01Jです。

旧モデルから統一されたデザインを維持し続けるXperia XZシリーズでは、最近のベゼルレススマホに比べるとディスプレイの占有率は低いものの、本体前面の画面上下にスピーカーを配置することで、音楽・動画再生時に自然なステレオサウンドを楽しむことが出来ます。

背面のデザインもとてもフラットでシンプルな印象です。旧モデルではカメラとフラッシュレンズが縦に並んでいましたが、今機種からは配置が変わりました(下の画像がXperia XZs(左)とXperia XZ(右)のカメラレンズとフラッシュ・センサーパーツ)。

Xperia XZ1は旧モデルの5.2インチシリーズとボディの大きさはそれほど変わりませんが、このカメラレンズの位置変更があったため、ケースやジャケットに互換性がありませんので気をつけて下さい。

XZ1の本体の厚みは約7.4mm(カメラレンズ部分は約8.1mm)であり、非常に薄いデザインです。旧モデルのXperia X CompactやXperia XZ Premiumと異なり、上下の部分がほんの少し膨らんでいるため、角張りすぎず優しい印象を与えます。

ディスプレイのガラスパネルとその周辺では継ぎ目がありますが、それ以外の本体横→背面にかけては、全く継ぎ目がない「シームレス」になっています。

メタル素材で出来ていることも相まって、非常にスムーズな持ち易さ。あえて文句をつけるなら、乾燥した冬の季節だとちょっと滑りやすいかも?しれません。寒い場所においておくと、メタルボディは冷たいですし。金属ボディの肌触りはiPhone 7シリーズによく似ています。

指紋認証が内蔵されたホームボタンはXperia Z5シリーズ以降、本体のサイドに配置されています。電源ボタンの上は音量キー、下にあるのがカメラのショートカットシャッターボタンです。


カメラレンズが本体から0.7mmほど出っ張っているデザインはXZsから継承されてしまいました。iPhoneシリーズでも同じようなデザインですので慣れる、またはケースをつければ気にならないかもしれません。リングは各カラーに合わせた色になっています。

ちなみに、Xperia XZ Premiumのカメラレンズはほとんど出っ張っていません(参照:[実機比較]5.5インチモデル人気機種 Xperia XZ Premium(ロッソ)とiPhone 8 Plusのサイズ・デザインレビュー

また、シームレスデザインにした影響なのか、XZ1では本体の横外周の3箇所(上両端・左下)に「コ」の文字のようなアンテナラインと、背面中央のセンサー上にも一本線が入りました。このラインデザインが気に入らない人はブラックを選ぶとやや目立たないでしょう。

また、ブラックカラーだけ指紋認証内蔵の電源ボタンの色もブラックという違いもあります。

全体を通して感じた印象は、Xperia XZ1 SO-01Jはどの色も落ち着いたカラー・雰囲気のデザインになっています。他メーカーのベゼルレスモデル・18:9比の縦長デザインの流行モデルとは違い、従来通りの使い慣れた操作性を維持したまま、中身を最新ハイエンドモデル用に入れ替えたXperiaだと感じます。

iPhone XやGalaxy Note 8などに比べると斬新さはありませんが、旧モデルのXperiaシリーズからの機種変更であればすぐに操作に馴染むことが出来ると思いますので、古いモデルが買い替え時期になったのならXperia XZ1シリーズ、あるいは小型・大画面モデルのSO-02K, SO-04Jに機種変更検討してみるのも良いと思います。

より細かいスペックや新しいカメラの機能については次回以降の更新で紹介します。

☆「ドコモ Xperia XZ1 SO-01Kを予約/購入する

irumo

 

11月10日発売 docomo Xperia XZ1 SO-01Kレビュー 自然なシームレス&フラットデザイン

Tagged on: