ドコモスマートフォンの中で長く「コンパクトハイエンドスマホ」としてトップランクの人気を維持し続けてきた名機が、ついに在庫切れとなりました。
2017年11月17日に冬モデルとして発売されたドコモ限定モデル Xperia XZ1 Compact SO-02Kは、4.6インチという最近では逆に珍しい小型のディスプレイを採用しつつ、CPUには当時最高峰の性能を誇ったSnapdragon 835（SDM835）を搭載した軽量＆小型スマホであり、さらに2019年4月時点でドコモの公式販売価格が最も安い割引適用価格一括648円（税込）スマホとして在庫処分が行われていました。
しばらく前からXperia XZ1 Compactは”在庫限りの処分セール”の対象である「SPECIAL PRICE（スペシャルプライス）コーナー」に入れられていましたので、今後の入荷の見込みは低めです。
当サイトで在庫チェックをしていた経過では、最初にシルバーが売切れ→ブラック売切れ→ブルー売切れと2019年3月~4月頃に次々と在庫がなくなり、2019年4月に入った時点でピンクのみ取り寄せ可能表示になっていたことを確認していました。それが2019年4月5日時点において、すべてのカラーで「在庫なし-入荷予定未定」表示に変わりました。
在庫なし-入荷予定未定の意味は？
ドコモの公式オンラインサイトから手続きをする場合、リアルタイムの在庫状況がひと目で判るようにアイコン表示がされます。
在庫ありの場合は注文から最短2日で自宅に到着可能な、配送センターにすでに機種がある状態です。即納在庫が無い場合でも、生産が続いている・全国の店舗・倉庫からウェブ販売向けにかき集めて再入荷する見込みがある場合には、上記写真のように「予約する」というボタンが出てきます（入荷する日程が明らかなときは、「○月×日入荷」と日付も表示されます）。
しかし、4月5日時点でXperia XZ1 Compact の状態は「予約する」ボタンがなく、「入荷予定未定-予約不可」の状態です。Xperia XZ1 Compactはすでに1年半も前のモデルであり、現在は次世代機としてXperia XZ2 Compactも値下げ販売されている時期にあるため、すでに追加生産はされていないでしょう（公式上にはまだ「生産終了」の表記はありません）。
まだ【販売終了】とはされていないため、今後注文のキャンセル・店舗での売れ残り在庫をウェブ販売用に補充する可能性はゼロではありません。確実にSO-02Kへ機種変更をすることは出来なくなりました。もし在庫を見つけたら確保しておきましょう。
☆「ドコモ Xperia XZ1 Compact SO-02Kの在庫を表示する」（販売終了）
Xperia XZ1 Compactの最終価格情報
| 2019年4月5時点 | 本体定価 | 機種変更値引き | 機種負担額 |
| Xperia XZ1 Compact SO-02K  |
77,760円 | 端末購入サポートの適用で 購入時に▲77,112円引き |
一括648円 |
（2019年4月5日時点、税込。割引には各種適用条件があります）
適用には指定プランの加入、2年定期契約（自動更新）が必要となり、途中解約時は10,260円（税込）の解約金が、端末購入サポートは最大13か月以内での回線契約の解約などの場合には割引額の半額に相当する金額の解除料がかかります。
ドコモでは機種代金値引きの代わりに、対象機種を購入すると月額値引きがずっと続く「docomo with」対象のAndroidスマートフォンも存在しますが、本体の一括価格はSO-02Kのほうが安く、性能も圧倒的にSO-02Kのほうが高くなっていました。
安くて、小さくて高性能なモデルとして歴代の4.6インチシリーズの中でもかなり高い評価・売れ筋となったSO-02Kも、残念ながら今後ドコモショップで新品を手に入れることは難しくなっていくでしょう。
なお、Xperia XZ1 Compact SO-02KはAndroid 9.0へのアップデートが配信中（2019年2月5日より）です。機種の公式修理サポートは2022年4月末まで継続しますので、今から購入してもしばらくは使い続けられるモデルです。
今後Xperiaのコンパクトスマートフォンが欲しい場合は2018年モデル Xperia XZ2 Compact SO-05Kを選ぶことになります。
Xperia XZ2 Copmact SO-05Kも2019年春に大幅値下げされています。価格面ではSO-02Kより1万円ほど高くなりますが、5インチまで大きく、フルHDにアップグレードされたディスプレイのSO-05Kも人気のモデルとなっています。
☆「ドコモXperia XZ2Compact SO-05Kのレビュー・進化点・不具合情報 安く機種変出来る小型ハイエンド」
