ドコモSIMロック解除条件を2月19日から緩和中古iPhoneや白ロムも無料でSIMフリー化出来る対象広がる

NTTドコモは2020年2月19日より、自社が販売したiPhoneやスマートフォンに掛けている「SIMロック」について、一部SIMロック解除条件の緩和を行いました。

これにより、従来の条件では一定期間が過ぎないとSIMフリー化することが出来なかったデバイスが2月19日より解除可能になっている可能性があります。

自分自身で購入したスマホであればドコモではSIMロック解除の条件が公開されていますから「すぐに解除できる/解除可能になるまであと○日」といった判断が可能ですが、本来の購入者が「一括/分割で支払っているか、端末購入サポートなど特定の割引を適用したのか不明」な中古スマホ・白ロム購入の場合には、今一度SIMフリー化作業をやってみる価値があります。

SIMロック解除を行うことで、デバイスの対応周波数が一致していれば他社のSIMカードを挿入（およびAPN設定）するだけで他キャリアの通話回線・データ通信回線サービスへ接続が可能になります。

他社の場合は中古機種・白ロムのSIMロック解除には店頭での受付のみ・手数料も有料になることがありますが、ドコモの場合は公式のウェブサイトからSIMロック解除手続きをすることで、SIMフリー化の手数料も無料です。自分で購入した機種でも、中古で購入した機種でも、オンラインなら無料で解除が出来るように2019年にシステムが改善されています。

続きを読む → [実践]ドコモのiPhone11 Proを発売日前にSIMロック解除してみた Mydocomoで無料SIMフリー化する手順

2月19日の条件緩和により、以前試した時にはエラーが出て解除出来なかったスマホもSIMフリー化が出来るようになっている可能性がありますので、ぜひ試してみましょう。

SIMロック解除作業はMy docomoから実行出来ます。

ドコモのオンライン手続き「My docomo」(マイドコモ)

2/19～ドコモ電話料金をクレカ支払いでSIMフリー化OKに

ドコモのスマートフォン・iPhone・ケータイ電話は、2020年2月19日時点において、以下の条件を満たすとSIMフリー化が可能です。

①　ネットワーク利用制限、おまかせロックなどの各種ロックがかかっていないこと
②　購入日から100日経過した機種であること
ただし、以下の場合は100日を経過していない場合でも即時にSIMロック解除の手続きが可能となります。
②-1.　当該回線において、過去にSIMロック解除を行っており、その受付から100日経過した場合
②-2.　当該機種を一括払いでご購入、または分割払いでご購入され、その分割支払金／分割払金のご精算をされた場合
②-3.　当該回線（解約済み回線を含む）または一括請求の代表回線において、ドコモの携帯電話料金のお支払い方法を「クレジットカード」に設定いただいた場合

2020年2月19日に追加されたのは、一番下の「ドコモの電話料金をクレカで支払っている場合」という部分です。

この条件が追加されたことにより、機種の購入日から100日未満の場合であっても、その端末を購入した回線（中古機種の場合は本来の購入者のもの）でクレジットカード払いを行っていた場合には、SIMフリー化が解禁されています。

中古機種・白ロム購入で本来の購入者が「クレジットカード支払い」をしているかどうかを確認する方法は存在しませんが、2020年2月19日を境にSIMフリー化出来るようになった個体が増えていることが期待出来ます。

自分自身が購入したスマートフォンであれば、ドコモ電話料金の支払い方法を口座振替・請求書支払いからクレジットカードに変更することで、SIMフリー化が可能になります（データが反映されるまでSIMロック解除手続きが出来ないタイムラグが発生する可能性があります）。

支払い方法の変更はドコモショップの窓口や、ウェブの場合はMy docomoから行うことが出来ます（SIMフリー化の条件を満たしていない場合エラーが出ますが、その場合も手数料等は一切掛かりません）。

より詳しいSIMロック解除に関わる情報は下記ページを参照ください。

☆「NTTドコモ（公式HP）-SIMロック解除手続きについて」