やはりiPhoneの人気が圧倒的なことが判りました。

NTTドコモは2020年6月10日時点において、同社のオンラインショップにおける売れ筋ランキングを公開しています。

従来ドコモではiPhone製品に関してはランキングを公開しておらず、Androidスマホ機種・ケータイ・タブレットのみの販売数からランキングを公開していましたが、iPhoneの場合はモデル別・ストレージ別で月間販売数ランキング・週間ランキングが見られるようになっています。

本ランキングはドコモの公式オンラインサイト上の実売数を元に作られているため、どのiPhoneが売れているのか・みんながどのモデルを選んでいるのか判断することが可能です。

2020年5月の月間売れ筋ランキング

順位 モデル 購入負担額*
1位 iPhone SE2 128GB 41,712円~
2位 iPhone SE2 64GB 38,016円~
3位 iPhone SE2 256GB 50,160円~
4位 AQUOS sense3 SH-02M 31,680円
5位 iPhone 11 128GB 56,026円~
6位 Xperia 5 SO-01M 51,274円~
7位 iPhone 11 Pro 64GB 50,746円~
8位 iPhone 11 Pro 256GB 87,706円~
9位 Galaxy S10 SC-03L 52,858円~
10位 iPhone 11 256GB 63,946円~

(*各税込み、機種変更向けスマホおかえしプログラム利用・または割引後価格。集計期間2020年5月1日~5月31日)

最新のランキングは公式サイトで見ることが出来ます。

ドコモではiPhone SE(第2世代)は2020年5月11日より販売開始となり、他のAndroid・既存機種に比べて販売期間が1/3ほど短かったにも関わらず1-3位までを独占しました。

容量別では128GBモデルが人気となり、従来のiPhoneの人気傾向「真ん中の容量が一番売れる」と一致しています。

Androidスマートフォンでのトップは2019年モデルの電池長持ち格安スマホの代表シリーズであるAQUOS senseがランクインしました。

AQUOS sense3 SH-02Mは「1週間電池が保つ」と言われるほど大型のバッテリー・省エネ性能が優れており、ドコモが公式に公開している「実利用可能時間」(ドコモが想定した特定の使い方・利用を前提として、使える時間の目安)において、2020年夏モデルを含めても、最も電池がよく保つのがAQUOS sense3となっています。

関連記事:[実機評価]AQUOS sense3(SH-02M/SHV45)へ3Gガラケーユーザーが買い換えると便利に感じる5つのポイント

この他、Android機種ではXperia 5, Galaxy S10がトップテン入りを果たしましたが、2020年3月下旬から始まった「ドコモ5G」対応の新機種はすべて圏外となっています。

2020年6月1週目のランキング

順位 モデル
1位 iPhone SE2 128GB
2位 iPhone SE2 64GB
3位 AQUOS sense3 SH-02M
4位 Xperia 5 SO-01M
5位 iPhone SE2 256GB
6位 iPhone 11 128GB
7位 iPhone 11  64GB
8位 iPhone 11 Pro 256GB
9位 Galaxy S10 SC-03L
10位 Galaxy S20 5G SC-51A

*集計期間 2020年6月1日~6月7日。

直近2020年6月1週目のランキングにおいては、やはり1位・2位はiPhone SE第2世代が入っています。一方でiPhone SE2の256GBモデルは入荷数・需要ともにやや少ない影響か、週間の集計だと5位に落ちています。

また、10位にはGalaxy S20 5G SC-51Aがランクインしており、同時に発売されたAQUOS R5G SH-51Aより売れているようです。

2020年6月時点ではまだまだ5Gスマホの料金が高いため、今後もしばらくはA13チップを搭載した高コスパなiPhone SE2が上位を独占する日々が続きそうです。

NTTドコモ2020年5月スマホ販売ランキング公表 iPhone SE2が上位独占