NTTドコモは2019年8月5日の時点で、ドコモが販売した古いケータイ・スマホ機種において、アプリのバージョンが古くなった影響でLINEが使えなくなる/一部の機能が使えなくなることを発表しています。

そのうち、2019年9月17日を以ってLINEが使えなくなる端末が2機種あります。対象端末で9月18日以降LINEアプリが全く使えなくなってしまいますので、今後もLINEを使いたいのであれば早急に機種変更する必要があります。

LINEアプリが使えなくなる機種

対象機種:LINE ver.7.16.1より古いアプリがインストールされた端末(2019年9月17日時点)

機種名:らくらくスマートフォン F-12D
メーカー:富士通
発売日:2012年8月1日

機種名:スマートフォン forジュニア2 SH-03F
メーカー:シャープ
発売日:2014年2月1日

上記F-12DおよびSH-03Fでは、LINEアプリのバージョンアップが出来ないため、機種変更をしない限り2019年9月18日以降にLINEアプリを使う方法はありません。

サービスの停止以降、トークの閲覧・バックアップを含むすべての機能が使えなくなってしまいますので、トーク履歴やアカウントの情報を必ず事前にバックアップ・移行手続きをしておきましょう。

なお、F-12Dに関しては、通信方式として3G(FOMA)までしか対応していないため、2020年代半ば以降に予定されている3G停波・FOMAサービスの提供終了と同時に通常の通話機能・メール機能などもすべて利用不可となります。F-12Dを今も使っている方はLINEアプリを使っていない場合にも、そろそろ機種変更しておくことをオススメします。

(追記)2020年9月にLINE使えなくなるドコモ機種

NTTドコモは2020年9月中旬頃、LINEアプリの旧バージョンでの利用を不可とします。

 

対象機種は以下のとおりです。

Android/iOS:ver.8.17.0未満のLINEアプリ
(ドコモスマートフォン以外の以下の対象機種※1でも同様となります。)
らくらくスマートフォン2(F-08E)
らくらくスマートフォン3(F-06F)
ビジネススマートフォン(F-04F)
ARROWSケータイ(F-05G)
AQUOSケータイ(SH-06G)
P-smartケータイ(P-01J)
AQUOSケータイ(SH-01J)
らくらくホン(F-02J)

対象の古いバージョンのスマホ・iPhone用アプリで全機能が使えなくなります(バックアップなども利用不可)。最新のアプリが利用できない機種の場合、サービス終了前に機種変更しておくことを推奨します。

LINEが使えなくなる機種からの機種変更候補機種

NTTドコモでは2019年9月時点において、LINEアプリが使える新しいらくらくスマホを提供しています。

現行モデルのらくらくスマホは「らくらくスマートフォン me F-01L」という機種です。この機種はアプリをダウンロード・インストール/更新できるGoogle Playに対応しているため、LINEアプリ以外のメッセージアプリも自由にインストールして使うことが可能です(アプリ・OSのバージョンによる)。

らくらくスマートフォン me F-01Lは2019年春に発売されたばかりの新機種であり、7年前のF-12Dとは比べ物にならないほど性能・機能がアップしています。

特にらくスマユーザーに人気があるのは、頑丈なボディと防水・防塵性能、そしてハンドソープで丸洗い出来る機能です。

F-12Dも防水・防塵には対応していますが、F-01Lならば雑菌が繁殖しやすいスマホの画面をハンドソープで簡単に除菌することが出来ます。通常のスマホでは真水以外の液体に触れさせることは厳禁ですが、単なる水洗いよりも効果的に清潔に利用が出来る安心機能が強化されました。

より詳しい実機の利用体験は「らくらくスマートフォン me F-01L 実機レビュー」のページを参照下さい。

現在F-01Lを購入すると限定のハイレゾイヤホンが貰えるキャンペーンも実施中です。

プレゼントは先着500名までとなっていますので、F-12Dからの買い替えは早めに手続きを行って下さい。

☆「ドコモ公式サイトでらくらくスマートフォン me F-01Lの割引・キャンペーン情報を確認する

ドコモのスマホではなく、ガラケー機種に買い替えたい場合平成が終わってもドコモガラケーが使いたい 最新SH-02L/KY-01L/P-01J/SH-01J全部買ってレビューを参照下さい。2019年時点で買えるドコモの折りたたみ携帯・ストレート携帯を買って使い勝手を評価をしています

ドコモのジュニアスマホ新機種は無し

NTTドコモでは過去に「ジュニアスマートフォン」として、機能制限を行った小学生~中学生程度を利用者層として想定した子ども用のスマートフォンを販売していましたが、2019年時点ではキッズ携帯以外の子供用端末の販売を行っていません。

現在は「あんしんフィルター for docomo」として、フィルタリング機能を使うことによって有害なサイト・アプリの制限を行うのが一般的であるため、SH-03Fからの買い替えは通常のスマホ・iPhoneの購入となります(ドコモのフィルタリング機能の利用料金無料です)。

ごく一部の機種を除き、ドコモが販売するiPhone、スマートフォン、ケータイにフィルタリング機能を適用出来ます。

参照:NTTドコモ-あんしんフィルター

現在一番安いシャープ製のスマートフォンだと、AQUOS sense2 SH-01Lがあります。

SH-01Lの本体価格は約3万円です。らくらくスマホ F-01Lより安いため、らくらくスマホF-12Dからの買い替えも、らくスマだけが使える安心機能を必要としないのならばSH-01Lへ買い替えたほうがスマホ料金を安く済ませることが可能です(らくらくスマホ F-01LとSH-01Lで契約できる料金プランは同じものです)。

らくらくスマホ F-12D、ジュニアスマートフォン SH-03Fからの機種変更手続きは、ウェブサイトで注文・購入をすると事務手数料が無料・頭金も無料となりますので、2019年9月17日よりも前に本体が到着するように(最短2日で届きます)手続きを済ませてください。新しいスマホでのLINEデータ移行の設定を考えるならば、すぐにでも機種変更をしておくことを推奨します。

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(2020年9月更新)2019年9月17日ドコモの一部端末でLINEアプリが利用不可に 対象機種と後継モデルの機種変更価格

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