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ドコモから発売中の世界最薄・世界最軽量4Gストレートケータイ 最新モデル「京セラ カードケータイ KY-01L」を格安SIMサービス(MVNO)の回線で使う方法を解説します。

京セラ製のカードケータイ KY-01Lは2018年12月時点において国内ではドコモの専売モデルとなっており、他社から正規購入することは不可能です。カードケータイの購入は全国のドコモショップおよび「ドコモ公式HP カードケータイKY-01L販売ページ」から送料無料・事務手数料/頭金完全無料で入手が出来ます。

一方で、このカードケータイは利用できる機能・性能が非常に限定的であり、携帯電話に「通話だけ出来ればあとは何もいらない・コンパクトさ優先で他の何を犠牲にしてかまわない」というユーザー以外には、カード携帯1台だけで利用することは不便に感じるでしょう。

参考記事:ドコモ最新カードケータイKY-01Lは本当に買いか?FOMAガラケーから機種変更はおすすめ出来ない理由

しかし、考え方を変えて、カードケータイを「スマートフォン+通話メイン利用のサブ機」や「通話はカードケータイ+他はすべてタブレットを使う」といった併用利用であれば、カードケータイで切り捨てられてしまった不便利さをカバー出来るので、「2台持ち」の端末としてカードケータイを求めている人も少なくないかもしれません。

ドコモで2回線目を契約すればもちろんカードケータイを利用することも可能ですが、KY-01Lは格安SIMサービスの回線でも利用することが出来ることも確認しました。

ドコモのカードケータイはもちろん「ドコモ向け」に設定されたサービス・機能がカスタマイズされて搭載されていますけれど、「ドコモで契約しないと使えない」というわけではありません。

以下では実際にカードケータイ KY-01Lを格安SIMで動作させる設定や料金例を紹介していきます。

KY-01LをMVNOで使う方法

カードケータイ KY-01Lは「ドコモケータイ」にカテゴライズされていますが、スマートフォンと同じ接続方式(spモード+Xi接続)が出来る端末であり、システムのベースもAndroid OSとなっています。そのため、いわゆるSIMフリースマートフォンを格安SIM(MVNO)サービスで使う場合とほぼ同じ操作で接続が出来るようになっています。

まず、ドコモ以外の回線(ソフトバンクなど)で使う場合はSIMロック解除手続きが必要です。ドコモで機種購入後、オンラインの「My docomo」から手続きを行えば手数料無料でSIMフリー化が可能です(特定のロック解除条件を満たしている必要があります)。

詳しいSIMロック解除手続きの方法・ロック解除条件は「[レポート]ドコモスマートフォンの簡単オンラインSIMロック解除方法」を参照ください。なお、ドコモ系のMVNO回線で使う場合はSIMロック解除手続きは不要です。

カードケータイ KY-01LのSIMカードは本体の左上側に入れるトレイがありますので、穴の部分にピンを差し込むとトレイが飛び出してきます。

トレイにSIMカードをはめ込み再び本体に差し込むと端末が再起動するはずです。

続いて、利用したい格安SIMサービスの接続設定を行います。

設定する項目(アクセスポイント名:APN)は利用するサービスごとに異なりますが、利用方法は基本的に同じです。

手順1:電源ボタンを押して、カードケータイのホーム画面を点灯させる

手順2:表示されたホーム画面の右下、歯車マークの「設定」をタップする

手順3:設定のメニューにある[無線とネットワーク]をタップする

手順4:無線とネットワークのメニューから、2ページ目にある「アクセスポイント名」をタップする

手順5:APNのリストが表示されます。新規追加するために「+」アイコンをタップする

手順6:APNの各項目設定画面が表示されますので、MVNO/回線が指定する項目を入力していきます。

今回は例として100万回線以上の契約を持つ大手格安SIMサービス「mineo(マイネオ)」のドコモプランの場合で解説します。

手順7-1:表示された項目の中から、「名前:任意の名前(ここではミネオ)」、APNに「mineo-d.jp」、ユーザー名に「mineo@k-opti.com」を入力します。

手順7-2:さらにAPN編集画面で2ページめに移動し、パスワード「mineo」を入力する

手順7-3:さらにAPN編集の3ページ目に移動し、認証タイプ「CHAP」を選択する

*MVNOによる指定が無い項目は編集不要です。

手順8:指定の項目を入力し終えた後、右上にある「︙(縦の3点アイコン)」をタップしてオプションを表示、「保存」をタップしてAPN情報を記録させます。

最終手順:アクセスポイント名のリストに作成したMVNO用のプロファイルが出てきますので、使いたいAPNの○をタップしてチェックを入れる

以上の手順でカードケータイ KY-01LをMVNO回線で使えるようになったはずです。設定後アンテナピクトが立つこと・ブラウザを立ち上げて通信の確認・通話のテストなどを行っておきましょう。

カードケータイ KY-01Lのドコモ通信最大速度はLTE通信時で下り最大100Mbps, 送信最大37.5Mbpsに対応しています。

カードケータイ KY-01Lの対応バンド(周波数帯)

ドコモの公式サイトによれば、KY-01Lは以下のバンドで利用ができます。

FOMAのプラスエリアにも対応しており、ドコモ系回線であれば比較的山間部・地方でも繋がりやすいはずです。ドコモ以外の回線での接続保証はされていませんので、他社回線・サービスで利用ができるかどうかは各社にお問い合わせください。

カードケータイは格安SIMで使うと安くなる?

カードケータイ KY-01Lで利用できるドコモプランを提供する格安SIMサービスはたくさんあり、それぞれの会社・サービスで利用できる内容が異なります。一般的に「格安SIMに変えればスマホ代金が半額以下になる~」という広告フレーズが使われていますが、それらはあくまで「スマホ料金・スマホ用プラン」の場合です。

カードケータイの場合はドコモでもケータイ専用プランが利用できるため、ドコモ本家で契約しても一般的なスマホよりも圧倒的に安く使うことも出来ます。

それでは今回は接続テストを実施したmineo のドコモ回線の通話プランで最も安い料金を選んだ場合と、ドコモで機種変更した場合の料金・維持費を比較してみます。

項目 ドコモの場合 mineo dプラン
基本料金 カケホーダイライト
(ケータイ)
月額1200円
デュアルタイプ
500MBプラン
月額1,400円
spモード
(契約必須ではない)
基本料金に含む
パケットプラン
(契約必須ではない)
基本料金に含む
本体代金 1,225円×24回
(総額29,400円)
1,250円×24回
(**3万円を想定)
月々サポート ▲825円×24回
(2年総額19800円引き)
総額支払い 5分かけ放題が付いて
月々1,600円~
SMS利用可、
0.5GBのデータ通信が付いて

月々2,650円~

*各税別で統一、2018年12月16日時点の情報に基づいています。上記以外にユニバーサル料金・無料対象外の通話料金などがかかります。特殊なキャンペーンによる割引・還元などは考慮していませんので、最新情報はそれぞれの公式HPにて確認してください。

**mineoのKY-01L本体価格は2018年12月時点の白ロム価格相場から算出しています。通常ドコモから端末のみを購入することは出来ません。

ドコモのカードケータイを含むspモードケータイは、2018年11月よりspモード/パケットプランを契約しなくても月々サポートが適用されるように条件が緩和されました。

ドコモのカケホーダイライトプランを月額1200円で使う場合には2年間の定期契約が必要となります。一方のmineoでは音声回線でも純解約の場合は短期解約違約金はありません(MNP転出の場合は1万円以上の事務手数料割増料金あり)。

上記で想定したドコモ本家回線のプランではspモード・パケットプランに加入しないため、Wi-Fi環境が無い場所ではメールやネットを使うことも出来ません。そのかわり、月サポは適用されるためドコモの最安ケータイ料金は格安SIMの最安料金よりもドコモ本家で契約するほうが断然安くなります。

mineoでかけ放題オプション(mineo 10分かけ放題)をつける場合は、上記からさらに850円が掛かります。ドコモ本家なら、5分間かけ放題を含み基本料金は1200円で済ますことも出来ます。

もう少し近い条件で比較するのであれば、以下のような料金プラン構成も出来ます。

項目 ドコモの場合 mineo dプラン
基本料金 カケホーダイライト
(ケータイ)
月額1200円
デュアルタイプ
500MBプラン
月額1,400円
+
mineo10分かけ放題
月額850円
spモード 300円 基本料金に含む
パケットプラン ケータイパック
300円~4200円
基本料金に含む
本体代金 1,225円×24回
(総額29400円)
1,250円×24回
(**3万円を想定)
月々サポート ▲825円×24回
(2年総額19,800円)
総額支払い SMS/ネット利用可能
5分かけ放題が付いて

月々2,200円~
SMS/ネット利用可能
10分かけ放題・
0.5GBのデータ通信が付いて

月々3,500円~

*各税別。

ドコモでカードケータイを購入・契約する場合にspモード・パケットプランも付けて契約する場合の料金シミュレーションは以下のページを参照ください。

関連記事:ドコモ2018年冬最新ガラケー カードケータイKY-01L価格・利用料金、機種変更の維持費解説

以上のように、カードケータイを本当に「通話専用」として使いたいのであれば、わざわざ白ロム購入+格安SIMサービス・MVNOで使うよりもドコモで直接購入・契約して維持したほうが割安です。

参考:事務手数料はどちらも実質無料利用可能

NTTドコモでは2018年9月1日より、店頭契約での混雑解消・経費削減のために公式のオンラインショップを利用した契約・機種変更活用を促進しており、その一環としてオンライン購入した場合は新規・機種変更契約時に店頭では必ず請求される事務手数料(2,000~3,000円)を完全無料化する利用者優遇を始めました。

カードケータイももちろん無料化の対象であり、ウェブから注文すれば無条件で事務手数料や頭金は不要というメリットがあります。

一方、格安SIMサービスのmineoでは、通常の方法でウェブ申込みをすると事務手数料として3000円(税別)の請求が発生しますが、「mineoエントリーパッケージ(エントリーコード)」+「紹介キャンペーン」を活用することで、実質的に無料で契約が可能です。

☆「契約事務手数料3000円が無料になるmineoエントリーパッケージ」/ 2018年12月17日時点、300円

このエントリーパッケージを利用し、さらに「mineo紹介キャンペーン」のページから申し込みをすることで、1,000円分のアマゾンギフト券が契約3ヶ月後に貰えます(現在のキャンペーン期間は2019年1月31日まで)。

これで「アマゾンで300円でパッケージ購入- 1000円分アマゾンギフト券還元 → +700円のお釣り 」という計算になります(別途SIM発行手数料がドコモ回線の場合は368円(8%税込み)が掛かります)。

カードケータイでたくさんのネット通信を使うことはあまり実用的ではありませんが、テザリング機能を使ってネットをたくさん使うことを想定するのであれば、ドコモのケータイパックの従量課金は割高になり得る(およそ137MBで上限4200円に到達・2GBまでつかえる)ため、mineoで契約したほうが有利な可能性もありえなくはありません。

別の目的で手に入れた格安SIMの回線が余っている場合・SIMカードだけの契約で契約特典やキャッシュバックがある場合などは上記のAPN設定を行うことでカードケータイでも使えるようになりますので、目的に合わせて使い分けてみることをオススメします。

☆「ドコモ公式サイトでカードケータイ KY-01Lの料金・割引情報をみる」/2019年2月~オンライン手続き限定Specialキャンペーン実施中

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ドコモのカードケータイ KY-01Lを格安SIM(MVNO)で使う方法 シンプルガラケー料金節約術(mineo dプラン)
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