ドコモのスマホ回線を子供用やサブスマホ用に増やしたい時に使える、超格安の回線追加契約方法を紹介します。家族でスマートフォンを複数台利用しているのなら、格安SIMを使うよりも快適に・安く契約できるパターンすらありえますので、賢い料金プラン選択を行いましょう。

*本プラン・キャンペーンはすでに終了しています。料金を安くしたいならイルモ(irumo)への乗り換えがオススメです。最新情報はドコモサイトを参照ください。

 

今回利用するのは、2017年12月1日からキャンペーンの対象が拡大された、ドコモのご家族紹介キャンペーンです。従来は他社からの乗りかえ(MNP)だけに対応していましたが、2018年3月31日までは新規契約でも対象(2017年12月時点)になりますので、新しく音声回線を増やす場合に活用できます。

ドコモの回線ごとに使えるキャンペーンでたくさんのポイントを稼ぎたい・特典を利用したい場合にも低価格で維持できる格安回線となります。

維持費激安運用作戦

今回の激安回線追加術に必要な前提を確認しておきます。前述のとおり、「ご家族紹介キャンペーン」を使いますが、他にも割引を最大限に活用する・維持費を下げるために必要な準備が幾つかあります。

タイトルに書いた「総額2.4万円で2年維持」は家族のシェアグループへの追加回線分となりますので、家族がドコモ以外の携帯会社を使っている場合には、全員をドコモに乗りかえ(MNP)契約で、パケットをシェアするプランに組み直すことで大幅な料金節約を狙うことが可能になります。

ご家族紹介キャンペーンで1万円相当のポイントを貰うためには、既存のドコモ回線に紐付いたdアカウントにてエントリー/アンケートへの回答が必要です。アンケートは以下のエントリーページにて回答できます(家族の使っている携帯会社はどこか?という1問だけ)。

CPページ:https://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/mnp_introduction/

エントリーが完了した後、家族が新規・のりかえ(MNP)で機種購入を行い、購入の翌月1日時点で紹介者とその家族が同一のシェアグループになっていれば、購入月の翌々月上旬に1万dポイントが付与されます(紹介者のアカウントに付与されます。詳しい適用/付与条件は上記のエントリーページで確認してください)。

 

ドコモで契約できる最安のスマートフォンとして2017年夏から登場した格安モデル購入時に適用できる新しい割引「docomo with」の対象機種を買うことが今回の節約術最大のポイントです。

docomo withの対象機種はハイスペックモデルではありませんが、かと言って初心者向けに作られた機能が少ないスマホというわけではありません。防水防塵、おサイフケータイに対応していたり、普通にゲームアプリも楽しめるレベルのスペックを持つ機種も選べます。

電池の持ちを重視するならGalaxy Feel SC-04Jがオススメです。

レビュー:ガラケーからのスマホデビューでも安心なGalaxy Feel SC-04Jの特長(簡単操作・大きな文字・電池長持ち)を検証

スマートフォンではなくガラケータイプの機種が良いという場合には、280円維持は出来なくなりますが、本体価格実質0円にてドコモの新型ケータイ「ドコモケータイ AQUOS SH-01J」を購入してもご家族紹介キャンペーンの対象となります。従来通りの折りたたみ式携帯で、プッシュボタンでダイヤル・メール作成が出来る、電池の持ちもかなり良いです。

関連記事:ドコモガラケー SH-01Jをスマホユーザーが使ってみた感想と評価

以下では最も価格が安いMONO MO-01Kの料金を紹介しますが、docomo withの対象機種であればどの機種でも月額280円維持が可能なので、好みに合わせて選んで下さい。

☆「NTTドコモ docomo with 対象機種とキャンペーン適用条件詳細

ドコモの公式ウェブショップでは、同じくドコモが提供するクレジットカードので決済を行うと、通常100円につき1dポイント(1円相当)のところ、2%還元が受けられます。すでにdポイントを貯めている場合は、機種購入にもdポイントを使うことが可能です。

dカードの加入はドコモ回線を契約する前に作ることも出来ますので、これから新しくドコモへ乗り換えようと考えている方は先に作ったほうがお得です。

最近のスマートフォン向け料金プランでは、通話のかけ放題プランが必須になっている(5分かけ放題・時間無制限かけ放題など)ことがありますが、ドコモでは家族内の通話しかほとんどしないファミリー向けに、「シンプルプラン(スマホ/ケータイ)」というかけ放題無しの最安プランがあります。

子回線1本あたりの月額支払いイメージ:シンプルプラン(スマホ)980円+spモード 300円 + シェアオプション 500円 – docomo with割引 1500円月額280円~

docomo withの機種購入時にシンプルプラン(スマホ)を選ぶと、子回線の維持費は月額280円~という超低価格を実現することが出来ます。家族以外にも通話をたくさんかけたい場合にはカケホーダイ(月額2700円)やカケホーダイ・ライト(月額1,700円)をシンプルプランの代わりに選ぶことも出来ます。

より詳しいシンプルプラン+docomo with割引併用の280円維持テクニックについては以下の記事も参照下さい。

☆「最安月額280円でスマホ追加契約が可能”docomo with”(ドコモ・ウィズ)割引のお得な運用方法を解説

この割引は必須ではありませんが、ドコモでは新規契約時にも他社ケータイ・スマホの下取りを使うことが出来ます。使わなくなった古いiPhoneやスマホがあれば、下取りに出して割引に使うことが出来ます。

もし下取り用の端末を持っていない場合でも、中古ショップ等から安い白ロムを購入して、それを下取りに出して差額で儲けるというテクニックもありますので、必要に応じて準備をしてください。

関連記事:ドコモの下取り攻略 中古iPhoneを買って下取りに出す

では、以上の条件を満たしてドコモの新規回線を増やすと、どのようなコストで契約が出来るのか計算してみましょう。

2年間の維持費シミュレーション

内訳 支払額・割引
機種購入時 MO-01K本体価格:25,272円
新規契約手数料:3,240円
月額料金 シンプルプラン:1008円
spモード:324円
シェアオプション:540円
-docomo with:1620円
合計302円×24ヶ月=
2年総額 7,248円
割引/特典 ご家族紹介:10,000円相当還元
dカード利用:504円相当還元
合計 2年総額 25,256円(税込)
(ポイント還元を含む)

*2017年12月12日時点の公式販売価格。各項目を税込みで計算したシミュレーションのため、実際の支払料金とは異なる可能性があります。上記以外に、ユニバーサル料金(毎月2~3円)、無料対象外の通話や有料オプションを使った場合は料金が掛かります。料金プラン・販売価格は変更される可能性がありますので、必ず契約前に各自で料金プラン構成を確認してください。

ドコモのシェアグループには最大で20回線まで追加することが可能です(同一名義で契約出来る音声回線は1名義あたり5回線まで)。ドコモ回線を増やすことで回線ごとに利用できるキャンペーンを最大活用することが出来るので、機種代金込みで2.4万円で追加できるdocomo with機種+シンプルプラン運用のコスト以上の節約をしたい場合にも活用できるはずです。

irumo
[キャンペーン攻略用]ドコモの本家回線を2年実質総額2.5万円(基本料金+機種代コミ)で追加する節約テクニック

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