NTTドコモは2017年9月22日に発売予定のiPhone 8およびiPhone 8 Plus、11月3日発売予定のiPhone Xの価格を発表しました。新型のiPhoneが発表された9月13日のアップルスペシャルイベント時にアメリカでの価格は発表済みであったため、予想は出来たことですが・・・10周年記念モデルとしてリリースされるiPhone Xは、そのお値段の方もインパクトのあるものになっています。
新しいiPhone Xは過去最大の5.8インチOLEDディスプレイを採用・ホームボタンを廃止するといった、デザイン・機能ともにリニューアルされており、従来モデルのマイナーチェンジであるiPhone8/8 Plusに比べて目新しさがあり、多くの人が「どんなものか使ってみたい!」と思う機種ではあると思います。
しかし、iPhoneXの金銭的負担も気になるところだと思いますので、新発売のiPhone 8, iPhone 8 Plus・値下げされたiPhone7, iPhone 7 Plusの価格と比べて、「高くてもiPhone Xを買いたい or 安いなら旧モデルの方が良いかも」という判断を冷静にしましょう。
機種変更時(Xiプラン同士)の価格比較
モデル | 容量 | 定価 | 割引* | 実質価格 |
iPhone X (5.8″) |
64GB | 125,064円 | -56,592円引き | 実質68,472円 |
256GB | 143,856円 | -57,024円引き | 実質86,832円 | |
iPhone 8 Plus (5.5″) |
64GB | 100,440円 | -57,024円引き | 実質43,632円 |
256GB | 118,584円 | -57,024円引き | 実質61,992円 | |
iPhone 8 (4.7″) |
64GB | 88,776円 | -57,024円引き | 実質31,752円 |
256GB | 106,920円 | -57,024円引き | 実質50,112円 | |
iPhone 7 Plus(5.5″) |
32GB | 96,552円 | -67,392円引き | 実質29,160円 |
128GB | 108,216円 | -67,392円引き | 実質40,824円 | |
256GB | 119,880円 | -67,392円引き | 実質52,488円 | |
iPhone 7 (4.7″) |
32GB | 82,296円 | -66,744円引き | 実質15,552円 |
128GB | 93,960円 | -66,744円引き | 実質27,216円 | |
256GB | 105,624円 | -66,744円引き | 実質38,880円 |
*2017年9月15日時点。ここでは月額割引(月々サポート)と一括値引き(端末購入サポート)のみを考慮しています。その他のキャンペーン・値引きは基本的に共通したもの(新型iPhoneのみ対象となるキャンペーンもあります)になりますので、詳しくは「ドコモ 実施中のキャンペーン一覧」で確認してください。
新規・機種変更の価格は公式サイトにて確認してください。
☆「ドコモ公式サイト iPhone 8/iPhone 8 Plus予約・購入ページ」
iPhone Xの販売価格は歴代最高額のスマートフォン
ドコモのiPhone Xの定価は12万5千64円と14万3千856円という、一般的なスマートフォンの価格帯から頭ひとつ飛び抜けた、超高額なモデルとなっています。
過去に販売されたAndroidスマホでは 2017年夏モデルのGalaxy S8+ SC-02Jもかなりの高値ではありましたが、それをもiPhone Xは超越してしまいました。
モデル | 容量 | 定価 | 割引* | 実質価格 |
iPhone X (5.8″) |
64GB | 125,064円 | -56,592円引き | 実質68,472円 |
256GB | 143,856円 | -57,024円引き | 実質86,832円 | |
Galaxy S8+ SC-03J |
64GB(発売時) | 118,584円 | -53,784円引き | 実質64,800円 |
(値下げ後) | -59,616円引き | 実質58,968円 |
同じ64GBモデル同士で比べても、Galaxy S8+より実質負担は1万円高くなっています。月々サポートによる割引額はiPhoneもGalaxyも似たようなものですが、本体代金定価がものすごい額なので、どうしても負担額は大きくなります。
新旧iPhoneの最小容量モデルの価格差を見てみましょう。
モデル | 容量 | 定価 | 機種変実質価格 | Xとの価格差 |
iPhone X (5.8″) |
64GB | 125,064円 | 実質68,472円 | — |
iPhone 8 Plus (5.5″) |
64GB | 100,440円 | 実質43,632円 | 24,840円安い |
iPhone 8 (4.7″) |
64GB | 88,776円 | 実質31,752円 | 36,720円安い |
iPhone 7 Plus(5.5″) |
32GB | 96,552円 | 実質29,160円 | 36,720円安い |
iPhone 7 (4.7″) |
32GB | 82,296円 | 実質15,552円 | 52,920円安い |
この価格差をどう捉えるべきかは、人それぞれだと思います。iPhone X 64GBに比べて、iPhone 7 32GBモデルは5万円以上も安く使うことが出来るのです。54864円あれば、SIMフリーのiPhone 6s 32GBモデルがもう一台アップルストアで買えます(笑)
管理人もiPhone 7 32GBを1年前の発売日に購入して使っていますが、スペック的には2017年9月時点でも他のスマートフォンに比べて最高ランクのままです。写真もきれい、防水機能・おサイフケータイ機能に対応しているため、まさに万能です。
iPhone 8, iPhone 8 Plusでは確かにアップグレードした部分もあるのですが、iPhone 7 → iPhone 8で劇的な進化をしたとは言いづらいでしょう。強いて上げるならばiPhone8シリーズとXはワイヤレス充電(Qi)に対応したことは個人的にはスバラシイと思うものの、ワイヤレス充電に魅力を感じない(今まで通りLightningケーブルの充電で充分)のならば、値下げされたiPhone7/7 Plusを安く買って、また来年以降の新シリーズが出た頃に機種変更する方法をオススメしたいです。
もちろんそれぞれのiPhoneの特長を理解して、欲しい機種だと思えるのならば数万円をケチって不満のあるまま使うのは精神上宜しくありません。お値段と機能を考えて、「今じぶんに合う機種・モデルはコレだ!」というものを選んでみてください。
iPhone8/8 Plusを予約してから購入すると10,000円相当のポイントが当たるキャンペーンもやっていますので、新機種を買うと決めたら早めの予約をオススメします。