先週1月21日から受付が始まった2016年版ドコモの学割ですが、au/SBの学割に比べて「家族に対する割引・特典」はちょっと弱めだったのですが、学生(U25)ならば機種変更でも大きな料金値引き&パケットプレゼントがあるため、狙い目です。
ドコモの学割適用条件
現在ドコモを利用中の場合、学割を適用するためには一定の条件があります。
まず必須条件として、学割対象機種は「スマートフォン(iPhone含む)」の購入をすることです。ガラケー(フィーチャーフォン)やタブレット(スマートフォンを「タブレットプラン」で契約購入はOK)は対象外です。
対象は上記のiPhone 4機種および2015モデルの比較的新しいスマートフォン11機種のみです。このリスト以外の機種を購入しても学割適用は出来ません。
もう一つ機種変更で重要な条件として、「現在利用中の機種を18ヶ月以上利用していること」というものがあります。ドコモで契約してから1年半未満の方は残念ながら対象外です。18ヶ月のカウントは「ドコモで購入した履歴のある機種」なので、白ロムで入れかえて使っている場合などは元の回線契約時から数えて下さい(契約変更をしている場合はドコモに問い合わせてみてください)。
学割適用時の機種価格
ドコモの学割では6GB×36ヶ月のデータプレゼントと、12ヶ月間の料金値引きが受けられます。カケホーダイ・カケホーダイライトの2種類で割引額に差があります。
カケホーダイ+パケットプランなら1300円×12ヶ月=15600円(税込み16,848円)、カケホライト+パケットプランなら800円×12ヶ月=9600円(税込み10,368円)です。
学割適用をすると、各機種の機種変更実質価格*は以下のようになります。
機種名 | カケホ 学割適用 |
カケホライト 学割適用 |
iPhone6s 16GB | 9,072円 | 15,552円 |
iPhone6s Plus 16GB | 22,032円 | 28,512円 |
iPhone6 16GB | -7,776円 | -1,296円 |
iPhone6 Plus 16GB | 2,592円 | 9,072円 |
DM-01H | 14,256円 | 20,736円 |
F-02H | 27,864円 | 34,344円 |
SC-01H | 12,960円 | 19,440円 |
SC-04G | 62,856円 | 69,336円 |
SC-05G | 42,120円 | 48,600円 |
SH-01H | 34,344円 | 40,824円 |
SH-02H | 17,496円 | 23,976円 |
SO-01H | 34,344円 | 40,824円 |
SO-02H | 22,680円 | 29,160円 |
SO-03H | 54,432円 | 60,912円 |
Nexus 5X | 27,864円 | 34,344円 |
*[本体価格]-[月々サポート(機種変更)]-[学割の12ヶ月分値引き]。2016年1月21日時点のオンラインショップ価格を参照。
月サポと学割だけで実質0円を下回るのは2014年モデルのiphone6 16GBです。iPhone6sも結構安いですね。その他の機種は機種変更の割引が優遇されていないため、学割を使っても割高です。
ただし、これはまだ「月サポと学割」しか考慮していません。ここからさらに「シェア15特割(12960円引き)」+「ありがとう10年スマホ割(10368円引き)」+「下取りプログラム(最大37800円引き)」などを組み合わせると最大値引きは殆どの機種で0円以下となります。
特に現在iPhone5sまたはiPhone5cを使っている学生が「docomo ゼロから機種変キャンペーン」を適用させるとスゴイことになります。iPhone5sからの買い替えで「-17,496円割引増額」、iPhone5cでも「-21,384円割引増額」があります(下取り価格を含まず)。
iPhone6 16GBで各種割引を適用させると・・・
機種 | iPhone6 16GBモデル |
本体代金 | 93,312円 |
ゼロから機種変(iPhone5c下取り) | -21,384円 |
月々サポート(24ヶ月合計) | -64,152円 |
シェア15特割 | -17,496円 |
学割(カケホ1年分) | -16,848円 |
本体実質支払合計(税込) | -26,568円 |
こんな感じですね。すべての割引を使えるかどうかは人それぞれですが、この圧倒的な安さは学割を使わなければMNPでしか得られません。
学割が使えるドコモユーザーなら、iPhone6s/6への機種変更がイチオシです。Androidスマホと定価は余り変わらないのですが、機種変更向けの値引きがiPhoneのみ増強されているので、実質負担は最大7~8万円くらい高い機種もあるほどです。どのキャンペーンが適用出来るかよく考えて、欲しい機種へ機種変更してみましょう。