2018年9月より、まだまだスマホデビューではなくガラケー(フィーチャーフォン)タイプの端末を使い続けたい長期ドコモユーザー向けに、ドコモは新型ケータイプランへの変更を行いやすくする事務手数料の変更を行いました。

ドコモは2016年時点においてFOMAプラン向け携帯端末の生産・開発・販売の終了を公式に発表しており、今後新しいFOMAガラケーが発売される可能性は皆無となっています(キッズケータイなどを除く)。

すでにFOMA用の携帯電話端末がドコモショップにおいてある店舗はほぼ無く、ドコモの公式ウェブサイトからでもFOMA用の旧型携帯端末は購入が不可能となっています。

ドコモの正規取扱・契約販売店ではなく、「白ロム・中古品」としてならば現在でもFOMA携帯のみを入手することは不可能ではありませんが、新品・未使用状態のFOMAガラケーは2018年9月時点で希少になってきています。

☆「2018年9月ドコモのFOMAガラケー 在庫複数 貴重な新品未使用品あり

どうしてもFOMAプラン・FOMA向けサービスにこだわりがあるという場合には上記ページで紹介したような在庫を取り寄せ、SIMカードの入れ替えによる機種交換を続けていけばまだしばらくは使い続けることが可能です。しかし、その在庫も今後何年も持つかは判りません。

また、これらの旧モデルのFOMAケータイの多くは発売から長い時間が経っており、すでに生産されていないのはもちろんのこと、修理保証・サービス保証が切れていることがあります。

関連記事: いつまで使える?ドコモFOMAガラケーのサポート・修理受付終了時期一覧

まだ2011~2014年頃、最後のFOMAガラケーが生産・発売されていた時期に販売されていた機種であれば2018年時点でも修理サポートを受けられる機種もありますが、それよりも古い機種・メーカーによってはすでに修理を打ち切っており、壊れた場合の修理は不可能になってきています。

そんな現状において、2016年に発売されたドコモの新型ガラケー「SH-01J」および「P-01J」へFOMAのガラケーからの買い替えのハードルを低くするシステム変更がドコモの公式オンラインショップで実施されました。

機種代金・事務手数料・頭金・送料が全部0円

従来、ドコモショップでFOMAプランのケータイから新しいドコモケータイに契約種別の変更(FOMA→Xi)を伴う機種変更を行う場合には事務手数料がが請求されていました。この事務手数料はショップでも家電量販店でも、公式オンラインショップでも必ず必要なコストとなっていました。

オンラインショップに限ってはプランの変更を伴わない機種変更(FOMA→FOMA)/(Xi→Xi)の取替ならば以前より手数料の無料化優待を行なっていたものの、ドコモでは先述のとおりFOMA用のガラケー販売が完全に終了しているため、長期のガラケーユーザーが使い続けているガラケーからの買い替え時には、iPhone・スマートフォン・新型ケータイのいずれに買い替えたとしても事務手数料が発生してしまっていました。

しかし、2018年9月1日10時より、公式オンラインショップを使って注文したユーザーに限り、契約に掛かる事務手数料をすべて無条件で無料化しています。これにはもちろんFOMAガラケーのユーザーの機種変更も含まれています。

 

 

管理人も昨年から利用中のシャープ製ドコモケータイ AQUOS SH-01Jは、FOMAガラケーからの買い替え時に機種代金負担が0円になっています。

内訳 FOMA→Xi機種変更
SH-01J本体代金 月額1,404円
×24回分割
(分割手数料無料)
月々サポート 月額1,404円
×24回 値引き
機種変更手数料 0円
頭金 0円
宅配送料 0円
ガラケー買い替え負担 全部、0円

ここで、「機種代金は0円でも、割引(月々サポート)手数料無料にするために高い料金プランに契約が必要になり、スマホプランみたいに維持費は今より高くなるんじゃないの?」と思うかもしれません。

ドコモの新型ケータイ向けには、スマホとは異なる専用プランが提供されており、携帯でネット接続を多用しなければ月額1,580円から維持できるプランがあります。

☆「ドコモ公式HP 新型ケータイ SH-01Jをみる」/ オンライン注文で限定SH-01J活用ガイドが貰えます(在庫限り)

内訳 SH-01J用月額料金
SH-01J 代金負担 0円
(機種代=月サポが同額のため)
シンプルプラン(ケータイ) 980円
spモード 300円
ケータイパック 300円~4200円
(ネット利用量に応じて変動)
機種代込み月額支払い 合計月額1,738円~

FOMAプラン料金で1000円分の無料通話が付いた「タイプSS バリュー 」でも、月額1,864円だったはずです。それに比べてドコモのSH-01J用プランでは、機種代金込みで最安千円台~で維持する事ができますので、FOMAガラケーから新型ケータイに買い換えると料金が必ず高くなるということは無いはずです。

シンプルプラン(ケータイ)は無料通話が含まれていません(同一家族割グループ内は通話無料)ので、たくさん固定電話や他社携帯に通話をする場合はカケホーダイ/カケホーダイライトを選ぶ事もできます。カケホーダイライトを選べば5分以内の通話なら何度でもかけ放題になるので、シンプルプランと+220円の差しかありませんので個人的には最安プランよりもカケホーダイライトを付けて契約することをオススメします。

SH-01J用のネット料金「ケータイパック」は、インターネットをたくさん使いすぎると料金が上がるシステムです。

新しいタイプのガラケーに変えることで、上記のケータイパック料金分が高くなってしまうのが心配というはよく判りますが、これは簡単に出来る使いすぎない対策設定があります。

自らネットを使った場合にはもちろん上記の通りの料金が発生してしまうのはどうしようもないことですが、意図せず通信をしてしまう・使いすぎてしまうことはSH-01Jに内蔵されたインターネット通信制御・使いすぎ防止設定が有効です。

インターネット接続させたくないアプリを事前に指定したり、通信量が一定の数値に達した時点で警告を出すことができますので、SH-01Jを買ったら以下のページを参考にして、ぜひ設定をしてみてください。

☆「ドコモのXiケータイ(SH-01J,P-01J)でパケット料金を抑える方法・不要な通信をさせない設定

オンラインショップは初めての人でも簡単に使える

ドコモの公式オンラインショップでの機種変更注文は、ドコモユーザーなら誰でも機種変更が可能です(過去に機種購入・解約を繰り返した場合など、要注意契約者としてブラックリストに載っていない限りは)。

ガラケーのオンライン注文に必要なもの・dアカウント(未作成場合も無料ですぐ作れます)
・契約する電話番号および各種個人情報(未登録の場合)
・2段階認証のためのSMS受信端末
・支払口座/クレジットカード情報(未登録の場合)

注文にかかる時間はスムーズに入力していけば10~15分程度、慣れていない人でも以下の注文手続きの実体験解説ページを見ながら、簡単に操作が出来るように作られています。基本的には表示される画面に支持される通りに入力して行けば、購入まで到達できるはずです。

注文はパソコンからでもスマートフォンからでも可能です。

2018年9月よりドコモFOMAガラケーユーザーの買い替えをし易く 機種変更手数料無料化

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2 thoughts on “2018年9月よりドコモFOMAガラケーユーザーの買い替えをし易く 機種変更手数料無料化

  • 2018年9月3日 at 11:12 PM
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    spモード、ネット無しの通話&SMSのみの契約は可能なのでしょうか?
    通話はガラケー、ネットはスマホの2台持ちが便利なのですが。

    • 2018年9月4日 at 12:58 AM
      Permalink

      契約自体が可能かどうかというご質問の回答なら「可能」ということになると思います(オンラインでは受け付けていません)。しかし、spモードおよびケータイパックを外してしまうと月々サポートも対象外となり、残念ながらトモさんが想定されているような使い方での料金節約は出来ないはずです。

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