4Gサービスの普及・5Gサービスの開始に伴い、ドコモの古いガラケー・スマホに利用されていた通信方式「FOMA」(3G)サービスの終了が公式に案内されて早9ヶ月が経過しました。

ドコモのFOMA通信専用(4G/5G非対応の機種)のケータイ電話・スマートフォン機種は、3G/FOMAサービス終了までに新しいサービス・プランに対応した機種に取り替えないと、利用ができなくなる見込みです。

2020年夏時点でドコモが案内しているFOMA終了日は2026年3月31日です。

FOMA終了までまだまだ時間はありますが、すでの携帯ショップ・ドコモ公式ショップでもFOMAガラケーの販売はほぼされておらず、古い機種の大半はサポート・修理すら不可能になってきています。

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FOMAガラケー・プランをすでに契約している場合は、携帯電話本体が壊れなければ2026年3月末まで使うことは出来ますが、肝心のFOMA携帯自体が手に入らなくなったら、4Gガラケー/スマホへの買い替えが避けられなくなります。

4G対応の新しいドコモガラケーでも、FOMA時代の使い勝手とほとんど変わらず通話やメールは出来ます。しかし、新しい4Gケータイに買い換える場合はFOMAプランの継続は不可能です。

最新のドコモケータイプランはパケット料金100MBコミで月額料金1,200円、というシンプルなプランです。ただし、ここにはFOMAプラン時代似合った”無料通話を○○分含む”といったような料金体系はなく、スマホと同じかけ放題/準かけ放題の通話オプションを追加するか、電話を掛けた分だけ料金が生じる従量制になります。

関連記事:ドコモ2019年10月ガラケー用新料金プラン「ケータイプラン2」とは?FOMAプランからの買い替え料金イメージ

古いFOMA用バリュープランに比べて必ずしも4G/Xiケータイプランが高いというわけではないのですが、基本料金に含むサービス自体が大きく変わっているため、機種の性能・機能の問題ではなく3Gガラケーでなければ料金が高くなってしまうと危惧するガラケー愛好者も多いことでしょう。

新しいケータイプランではなくFOMAプランのまま使い続けたい場合は、2026年のサービス終了時まで使える携帯本体を自分で予め確保しておく(すでに一般のドコモショップ等では入手が非常に困難)ことをオススメします。

安いFOMA用シャープ防水携帯 SH-07F在庫情報

2020年8月1日時点、FOMAプランで利用できる旧モデルのシャープ携帯 SH-07Fの新品・未使用在庫があるショップがあります。

SH-07Fは2014年6月に発売された機種であり、ドコモ公式には販売が終わっています。そして修理サポートもすでに打ち切られているのですが、新品・未使用品の本体在庫が60台ほど、中古携帯・パソコン等の取扱いショップ「イオシス」で販売中です。

☆「イオシス ドコモFOMA SH-07F(新品)」/ 13,800円(税込み, 2020年8月1日時点)

SH-07Fは確かに古いガラケーですが、防水機能・おサイフケータイ・ワンセグ機能付きであり、「基本的な機能が使えるならFOMAガラケーで十分・スマホなんて使えないから要らない」というユーザーにはオススメです。

SH-07Fと、ドコモの最新4Gケータイの代金を比較してみると、FOMAガラケーの安さがよく解ります。

携帯機種 本体代金(税込み)*
FOMA SH-07F(イオシス新品) 13,800円
シャープ折りたたみ携帯 SH-02L 31,680円
富士通折りたたみ携帯 F-03L 31,680円
パナソニック折りたたみ携帯 P-01J 31,680円
京セラ カード携帯 KY-01L 31,680円

*ドコモでFOMA→Xiプランへ契約変更を伴う場合は割引が適用出来るケースもあります。

SH-07Fの新品在庫がいつまで買えるかはわかりませんので、あと5年間FOMAプランで乗り切れるよう、予備も含めて複数台買っておくのもありかもしれません。

また、新品にこだわらないのならイオシスでもっと安いFOMAで対応ガラケーの白ロムを入手することも可能です。

同じFOMA用のSIMカードでサイズが一致していれば、対応機種同士ならSIMカードを入れ替えるだけで機種変更が出来ますので、現在使っている機種と同じサイズ対応の安いFOMAガラケーを探してみてください。

☆「イオシス ドコモガラケーの在庫一覧

*FOMA用/Xi用ケータイではSIMカードの差し替えだけでは利用できない機種があります。対応の可否をよくドコモサイト等でご確認ください。

スマホデビューするなら安い国産機種あり

FOMAガラケーを長く使い続けてきたユーザーが、3Gサービス終了に伴いスマホ機種(4G機種)へ買い換える場合、専用の割引を使うことが出来ます。

 

前項で解説したとおり、ドコモの新しいケータイ(4G機種)の多くは本体定価が3万円を超えており、あまり安いとは言い難い状態ですが、ドコモの初心者向け格安スマホのほうが安くなる事がありえます。

例えば、2020年夏モデルの最新格安スマホ arrows BE4 F-41Aの場合、スマホ本体定価は23,760円のところ、FOMAからの買い替えならはじめてスマホ購入サポートが適用され、10,000円分のポイントが貰えます。

つまり、新しいスマホなのに実質13,760円で買い換える事ができるということです。しかもウェブ手続きで交換すれば事務手数料・頭金・送料などもすべてタダです。

もちろん4GスマートフォンはFOMAプランのまま使うことは出来ませんので、プラン料金自体は変わってしまいますが、FOMA終了を機にガラケーからスマホへ取り替えようという人は、購入サポート対象機種への交換をオススメします。

☆「ドコモ FOMAから買い替え(はじめてスマホ購入サポート)対象機種・割引一覧

FOMAプランからスマホプランへの買い替え、あるいはドコモの4Gケータイに買い替えた場合の料金が知りたい場合は公式サイトの料金シミュレーターをご利用ください。

[2020年8月]FOMAガラケー在庫あり! 新品SH-07F 3G終了年までガラケーを使い続けたい人も白ロム機種変更可能