2019年夏モデルスマートフォンへの機種変更を考えていたドコモユーザー(およびドコモへ乗り換えを考えている人)は、6月末頃のオンライン手続き利用には注意が必要です。

NTTドコモは2019年6月28日・29日に開催されるG20大阪サミットの影響により、ドコモの契約事務手数料が無料になるウェブ手続きからの受付分について、交通規制・渋滞の影響によって商品配送に影響が出る可能性をアナウンスしています。

G20大阪サミット開催に伴う大規模な交通規制により、ご注文いただいてから商品の発送まで通常よりお時間をいただく場合がございます。
また、交通渋滞の影響によりお約束した日時にお届けできない可能性がございます。あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。

ドコモでは通常最短2日でウェブ機種変更手続きが可能なのですが、G20サミットの影響を受けるエリア・期間においては、通常より到着が数日遅れることが予想されます。

予想される配送遅延の影響範囲は?

今回開催されるG20は、「大阪国際見本市会場(インテックス大阪)」という会場で開催されます。住所は大阪府大阪市住之江区南港北1丁目5−102です。

会場の周辺では強い交通規制がしかれることが大阪府警察によって公開されていますが、会場の周辺だけでなく、海外からやって来る招待者・その移動に関わるエリアまで、広く交通規制が実施されます。

赤いラインで示された主要道路は6月27-30日まで通行止めになります。

ドコモでは中部~東京周辺~東・北日本エリアへの出荷であればG20の影響を受ける可能性は小さい見込みですが、ドコモの倉庫~配送先までのエリアでこの大阪交通規制に引っかかる、あるいはこの規制により混雑が予想される別ルートを配送会社(主に日本郵便)が使った場合、大阪の中心部以外への配達も遅れる可能性が考えられます。

つまり、利用者の住所が大阪およびその近辺である場合だけでなく、大阪付近の倉庫から出発する、すべてのエリアへの影響があります。

ドコモ配送遅延が見込まれる日程は?

サミットの開催日は28-29日の2日間ですが、その影響は前項の交通規制にあるように前後の日程も含みます。ドコモのサイトには、27-30日までの期間が予想されています。

2019年6月27日(木曜)~2019年6月30日(日曜)

この予想日は、「予想される配送ルートが該当日に引っかかる場合」の影響の範囲です。

ドコモのオンラインショップでは注文するタイミングによって注文完了から1~2日後の出荷開始、新規・MNPで審査がある場合は3~4日程度掛かるのが一般的です。

例えば6月26日に注文を完了した場合には実際の在庫手配・出荷が行われるのは27日~30日に掛かってしまう可能性が高く、到着が遅れる恐れがあります。

☆「NTTドコモ-G20大阪サミット開催に伴う交通規制による配送影響について

機種変更注文は6月24日くらいまでに

大阪周辺および西日本エリアで機種変更注文をしたい場合、規制の影響が考えられる6月27日以前、端末が到着するタイミングで早めの手続きをしておくことをオススメします。

この日程を逆算すると、

・機種変更の場合 → 6月24日程度まで
・新規/MNPの場合 → 6月21日程度まで

このような日程で注文を終えておけば、G20大阪サミットの規制に巻き込まれず到着することが予想されます。

特にMNP注文の場合、受け取りのタイミングが遅れるとMNP予約番号の有効期限が切れてしまう場合も考えられます。G20サミット自体が2日間の日程であり、「混雑・規制の影響を受ける」といっても配送だけに何日も余分に掛かるというものではありませんのでそれほど心配は要らないものの、可能性はあります。

予約番号の有効期限が切れた場合は、再発行が必要となり、開通までの日程がさらにズレてしまうことなるので要注意です(例えば翌月にズレた場合、転出元の基本使用料が1ヶ月分請求されてしまったりするかもしれません)。

商品到着後のご利用開始のお手続き(開通)の時点でMNP予約番号の有効期限を過ぎている場合は、恐れ入りますが再発行をお願いいたします。

*ただし、注文/審査状況・配送エリアによって上記日程で申し込んだ場合にも遅延する可能性はもちろんあります。

現在使っているスマホ・携帯電話が故障しかけている、7月以降の受け取りでは都合が悪い場合には急ぎましょう。日程には余裕を持って注文しておくほうが無難です。

参照:大阪府警察-交通規制等について

[注意]6月27-30日、G20大阪サミット影響でドコモスマホ配送遅延の可能性をアナウンス