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NTTドコモは2020年代を目処に3Gサービス(FOMA)接続を終了させ、古いタイプのガラケーは完全に使えなくなる将来が、現実的なものとなってきました(関連記事:ドコモFOMAガラケーの完全終了は2020年代半ばに 3G停波に伴い旧型ガラケー利用不可に)。

すぐにドコモFOMAガラケーが使えなくなるというものでは無いものの、時を同じくしてドコモは従来のガラケーユーザーがスマートフォンに買い換える際に、料金的な負担を軽減する新しい割引「ウェルカムスマホ割」を追加し、スマホデビューを促進させたい方針を強めています。

ドコモの新割引施策「ウェルカムスマホ割」を使うと、すでにスマホを使っているユーザーがドコモで機種変更をするよりも総額で2万円以上料金を安くすることが出来ます。うまくプランを選べば1人だけのスマホ利用でも月額1,180円(長期ドコモユーザーの場合は最安980円)からスマホ利用ができる特別価格が実現出来ます。もしすでに家族がドコモのスマホを使っている(データシェアが出来るプランを契約している)のなら、子回線の維持費を0円以下にして、家族のスマホ負担額を減らすことも可能になりますので、携帯料金を安くしたいユーザー(他社ガラケーユーザーもOK)・スマホデビューに挑戦したいユーザーは、ウェルカムスマホ割を使う方法と適用時のスマホ維持費を事前に勉強しておきましょう。

スマホデビューではなく今後もガラケータイプの機種をドコモで使い続けたい人はこちら→「2018年11月1日~ドコモのガラケーが更に安く月額1200円~ 月サポ値引き条件緩和 パケットプラン不要へ

ウェルカムスマホ割の概要

2018年11月1日以降、ケータイ機種からスマートフォン機種へ初めて移行するユーザーを対象として、対象条件を満たした場合に毎月1,500円を最大で13ヶ月(初月+12ヶ月)分値引きするというものです。

ウェルカムスマホ割を利用できるユーザーは2種類に分ける事ができます。

  1. ドコモのFOMAプランケータイ機種からXiプラン対象のスマートフォンへ機種変更する場合
  2. 他社ケータイを利用中で、ドコモのスマートフォンへ乗り換え契約(MNP)する場合

割引対象回線にはいくつか細々とした条件もあります(詳しく次項で解説します)。FOMAからのXiプラン変更をともなく機種変更の場合は、スマホ購入に対しても割引が強化されている機種があるため、スマホデビュー優遇の機種を選ぶと、さらに節約効果が高くなります(こちらも下記で紹介します)。

ウェルカムスマホ割は他にも複数の料金値引きと併用できるため、割引を使わない・使えない人に比べてスマホ料金を大きく減らす事ができます。上記のイラストの場合は1人で利用(データプランを家族とシェアしない)最も安い料金プラン構成例で、月額維持費は980円~となります。

2018年11月時点ではウェルカムスマホ割の終了日は未定となっています。条件が改定・改悪されることもありますので、利用前には必ず公式サイトで情報を確認してください。

☆「NTTドコモ:ウェルカムスマホ割の適用条件について

ウェルカムスマホ割の適用条件

2018年11月時点、キャンペーン開始時点の割引適用条件を詳しく解説していきます。ドコモユーザーの場合と他社ユーザーの場合で利用条件が異なります。

まず、ウェルカムスマホ割の条件として「FOMAからXiへの契約変更」がされる必要があります。すでにXiプラン向けケータイを使っている・Xiプランを契約しながらガラケータイプのSIMフリー機種で利用している場合などは対象外です。

FOMAプランを契約中の場合で、以下の機種をドコモから購入している回線に限ります。

ドコモケータイ(iモード/spモード) ■らくらくホン(らくらくスマートフォンを除く) ■キッズケータイ

それぞれの機種を「18ヶ月以上利用している」ことも条件となっていますので、以下のような場合は対象外です。

・対象の機種をドコモから購入せず、持ち込み契約・SIMカードのみ契約をした場合
・対象機種を購入してから利用実績が17ヶ月未満の場合

最新の購入機種・利用年数を調べる場合は「My docomo」→ログインして[契約内容・手続き]→[ご利用機種]情報を参照して下さい。

上記の画像でいうと「7ヶ月」と表示されている数字が、最後に機種変更してから経過した月日です。この期間が「18ヶ月以上」かつドコモケータイ・キッズケータイなどの対象機種が表示されている必要があります。

ドコモ以外の携帯会社からドコモへ移動する場合は、利用中の携帯電話機種に移動させる電話番号を表示させていることを証明する必要があります。

オンラインで手続きする場合は、以下のような写真を撮影してアップロードすることになります。

移動させる電話番号ではない場合・利用している機種が携帯電話には見えない機種(iPhone・スマートフォン)の場合は適用不可になる可能性があります。具体的に対象の機種が限定されているわけではありませんので、「スマホのようなガラケー」あるいは「ガラケーのようなスマホ」の写真を使うのはオススメしません。判定はドコモ次第です。

以下の場合は、キャンペーン対象となりません。
・電話帳に自分の番号を登録し、電話帳を表示させた画面を撮影した場合
・他社からのりかえ(MNP)手続きを行う電話番号と、電話機に表示されている電話番号が異なる場合
・写真が不鮮明等で、画面表示されている電話番号が確認できない場合
・電話機全体が確認できない場合(画面のスクリーンショット
・画面メモ等、画面表示のみの画像の場合、電話機全体が確認できないため対象外)
・他社スマートフォン、iPhoneのご利用中の場合

画像のアップロードは、オンライン手続き時に本人確認書類(運転免許証や保険証など各種書類の提出)の提出画面にて、「その他確認書類のアップロード」にてデータを送信してください。

申込み完了後にガラケー利用の証明写真の再提出(後から適用)をすることは出来ませんので、必ずこの画面で条件を満たした写真になっていることを確認しましょう。

以上がドコモユーザー・または他社ケータイで利用中のユーザーがウェルカムスマホ割を適用するための必須条件の一つとなります。続いて、割引対象の指定プランもあります(こちらはドコモユーザー・MNP対象ともに同じ)。

ドコモのスマホ用プランは「基本プラン(料金プラン)」+「データ通信用オプション(パケットパック)」+「インターネット接続サービス利用料(spモードなど)」の3つから構成されており、ウェルカムスマホ割を適用する場合は3種類の対象サービスにそれぞれに加入する必要があります。

カケホーダイ(スマホ/タブ):月額2,700円~、時間制限のない通話し放題プラン
カケホーダイライト(スマホ/タブ):月額1,700円~、1回5分以内まで通話し放題プラン
シンプルプラン(スマホ):月額980円~、家族グループ以外へは無料通話無しの従量プラン

このような、スマホ向けのプランであれば、ほとんどの一般的な料金プランの組み合わせで適用が出来ます。

最も料金の安い一般プランならば、「シンプルプラン(スマホ)+ spモード+ ベーシックパック=月額4,180円~(各種割引適用前)」という構成になります。

パケットプランは個人向けプランだけでなく、家族とデータシェアをする「シェアパック」の代表回線・子回線(シェアオプション)の加入でも対象となります。

内訳 月額料金(税別)
シンプルプラン(スマホ) 980円
spモード 300円
シェアオプション 500円
docomo with割引 ▲1,500円
(永年)
ウェルカムスマホ割 ▲1,500円
(最大13ヶ月)
月額料金 マイナス1,220円~*

*子回線の月額支払がマイナスになった場合、代表回線の割引対象料金から余った割引分を合算することが出来ます。

上記のイラストでは家族3人の利用料金が合計4440円になり、1人あたりの料金を1,480円にまで節約しています。

もっと極端な例を出せば、家族5人分の回線でdocomo with+ウェルカムスマホ割を使うことが出来れば、以下のように全員のスマホ維持費を最大1年間0円にすることが可能です。

家族料金内訳 月額料金
シンプルプラン(5人分) 980円✕5
spモード 300円✕5
ベーシックシェアパック(~5GB) 6,500円
シェアオプション(4人分) 500円✕4
docomo with(5人分) ▲1,500円✕5
ウェルカムスマホ割(5人分) ▲1,500円✕5
(最大13ヶ月)
月額合計* 基本料金14900円-割引15,000円
=維持費総額0円

*機種本体代金は含まれていません。docomo withスマホのリスト・料金は「学割無しでも月額280円~ ドコモの格安スマホ docomo withスペック・機能比較」を参照下さい。Androidスマホだけでなく、iPhoneも選べます。

ウェルカムスマホ割の適用には2年契約の自動更新あり・無しのどちらでも適用可能です(定期契約自体が無しの場合はハーティ割引への加入が必要)。

ウェルカムスマホ割を使うオススメ機種

続いて、はじめてのスマホデビュー・他社からの乗り換えでお得に買える値引き優遇機種を紹介します。

ドコモではFOMAプランから変更する場合の「契約変更」に対して、すでにスマホを使っている(Xiプランのまま買い替え)場合よりも値引きを優遇している特定機種があります。通常の機種変更より高くなる機種はありませんが、どうせならば割引優遇がされた使いやすい機種・価格が安い docomo with機種を選ぶと良いでしょう。

ガラケーに比べてスマホはカンタンに壊れそう・ガラスパネルが割れやすそうだと心配なユーザーは、11月1日に大幅値引きが実施されてたったの648円で買えるようになった国産スマホarrows NX F-01Kが良いでしょう。

上記の動画は実際に富士通のスマホ開発時に利用している、落下衝撃テスト用の装置で、スマートフォンの画面が割れないことを確認しているムービーをスーパースロー再生したものです。動画は960fpsのコマ送りになっていますが、実際にはものすごい勢いで叩きつけています(スマホが地面に落ちたあと、激しく跳ねて様子から察して下さい)

もちろんガラスパネルが絶対に割れないわけではありませんが、他社のスマホならガラスがバラバラになってもおかしくない1.5メートルの高さからコンクリート面に落とすテストをクリアする頑丈スマホは、安心して使いたいユーザーに人気です。

FOMAからの機種変更時・MNP時には端末購入サポートが適用できるため、購入時の一括価格が安いところもポイントです。

☆「ドコモ公式:arrows NX F-01Kをみる」/「F-01Kの実機レビューはこちら

ドコモで購入できるスマートフォンのうち、ハイエンドなチップを搭載したモデルで最もサイズが小さいXperia XZ1 Compact SO-02Kも、2018年10月19日の値下げにより一括648円から買うことが出来ます。

5.2インチのスマホと比べても、こんなにコンパクト。

(手前がXZ1 Compact, 奥はXpeira XZ1 SO-01K)

本体重量は143グラムとなり、iPhoneより30グラム以上軽量(現行モデル iPhone XSは177グラム)です。

Snapdragon 835を搭載しているため、スマホゲームもすいすい動きます。画面が小さいため迫力という意味ではやや他機種に劣りますが、片手で使いやすい数少ないコンパクトモデルです。

☆「ドコモ版Xperia XZ1 Compact SO-02K実機レビュー」/「ドコモ公式HP:Xperia XZ1 Compact SO-02Kをみる

FOMAからの機種変更時の価格優遇はありませんが、他社からの乗り換えであればiPhone X 64GBを通常価格の11万円引きで買えます。

現在最新モデルとしてiPhone XS(2018年)も発売中ですが、デザインはほとんど同じ、機能もそこまで大きな進化はしていませんので、圧倒的にXのほうがお得です。

☆「ドコモ iPhone X 64GBをみる」/在庫が少なくなっており、購入には予約が必要(2018/11時点)

先に紹介したarrows NX F-01Kの廉価モデルとも言える、arrows Be F-04Kも大人気です。F-04Kの場合は購入サポートではなく「docomo with割引(月額1500円✕永年)」が適用されるため、ずっと機種変更をせずに使い続ける場合にはお得度があがります。

arrows Beもガラスが割れにくい仕様になっています。さらに、ハンドソープで本体を丸洗いすることが出来ます。
docomo withスマートフォンを買った回線のSIMカードを入れ替えても割引は継続するため(ドコモで対象外機種へ機種変更しないかぎり)、docomo with機種購入後はSIMフリースマートフォンや中古スマホを他社で入手して利用するという節約テクニックもあります。

☆「月額280円プランもOK ドコモウィズ 第2世代arrows Be F-04Kの進化点・比較まとめ」

以上、ドコモのウェルカムスマホ割には多数のメリットがあります。少なくとも2018年10月以前にスマホデビューをする場合に比べて強力な値引きとなっているため、このチャンスを活かしてガラケーを卒業するのもありでしょう。

ガラケーからスマホへの買い替え・ウェルカムスマホ割の適用は公式サイトで注文できます。詳しい手続きの流れ・契約に必要な書類・審査は以下のページを参考にしてみてください。

ドコモガラケーからスマホ機種変優遇「ウェルカムスマホ割」適用方法やスマホデビュー時の維持費イメージ
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