auからも2020年10月15日より発売開始となった5G対応のペン内蔵スマホ Galaxy Note20 Ultra をタブレットPCのように動画やネットを楽しむために、スマホだけで自立できる「キックスタンド」が内蔵された薄型ケースを買ってみました。
Galaxy Note20 Ultraを含むNoteシリーズの最大の特長はなんといっても「Sペン」。このSペンは前モデルからBluetoothによるワイヤレス接続・ワイヤレス操作に対応しており、スマホ本体から離れていても動画や音楽プレイヤーの操作が出来ます。
このとき、「ふいに使いたくなった場合にも、いつでもスマホが自立してくれれば画面が見やすいのに」と思っていました。
「ケース+スタンド機能」というと手帳型ケースなら多くのアクセサリーで同じことが出来ますが、今回買ってみたケースはGalaxy Note20 Ultraに同梱される薄型・軽量ケースのように、スリムなGalaxy Note20 Ultraのデザインを活かしたまま装着できるというメリットがあります。
ESRのGalaxy Note20 Ultra用メタルキックスタンドケース
今回購入してみたのは「ESR」というスマホアクセサリーメーカー(香港の会社)が作っている、TPU(透明で柔らかい素材)のカバーと、メタルパーツによるキックスタンドが収納されたケースです。
このケースはアマゾンで1000円台で売っていました(購入時価格1,274円)。
上記写真の左が初期に同梱されているGalaxy Note20 Ultra用TPUケース、右が今回購入したキックスタンド付きケースです。
スマホケースの下部にスタンド機構が埋め込まれており、TPU素材が滑らかに盛り上がっています。
ケースの厚みは初期同梱品よりやや厚めで、保護力はESRのケースのほうが上に感じられます。
Galaxy Note20 Ultra専用のケースであるため、ケースを付けたままでもSペンの取り出しも当然OK。
Galaxy Note20 Ultraのディスプレイガラスは両端が滑らかにカーブしているデザインですが、それを前提にケースの縁も低く作られています。ケースを付けない場合に比べると多少はエッジの操作がしにくくなることは否めませんが、これは初期ケースでも同じです。
ケースはキックスタンド部分以外は透明な素材で、装着時に干渉縞が出ないように細かい凹凸加工が施されているため、見た目もキレイです(遠目には見えませんが、初期ケースより凹凸のドットが目立つ)。
Galaxy Note20 Ultraの出っ張ったカメラパーツも保護できるように、カメラ回りだけ少し高めに作られています。
ではいよいよ、このケースの特長であるスタンド機能を使ってみると・・・
ばっちり立ちました。上記の状態が最大に開いた状態であり、これ以上の広角度・反対方向には開きません。
キックスタンドのパーツはマット加工されたメタル素材で出来ており、スマホを立てかけるのに十分な抵抗(硬さ)があります。
横方向だけでなく、縦でも立ちます。
ただし、あくまで「キックスタンド」であり、縦で使う場合はスマホの下+スタンドの1点でのみ接地していることになるため、縦で立てると横方向への揺れ・傾きには弱いです。面が水平で揺れない場所ならOKですが、膝の上・車中など揺れやすい場所で立てると倒れてスマホが破損するリスクがありますので気をつけてください。
スタンド部分を使わないときは、パチリとケースに収まるため、普段は少し盛り上がっていることを除けばシンプルな透明ケースそのもの。Galaxy Note20 Ultraはもともとカメラパーツがかなり出っ張っているため、机に置くとガタガタと揺れますので、スタンドの盛り上がりも今更だ、と割り切ってしまえば気になりません。
スマホのスタンド機能だけなら冒頭でも書いたように手帳型やスマホリング型のスタンドでも良いのですがGalaxy Note20 Ultraのデザインを活かす透明な素材+実測48グラムという軽量なケースとなっていますので、Galaxy Note20 Ultraが自立すればいいのに・・・と思った人にはオススメです。
☆「ESR Galaxy Note20 Ultra ケース スタンド付き 」
iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max用も発売されています。
☆「ESR iPhone 14 Pro(6.1インチ) メタルキックスタンドケース」/ 「ESR iPhone 14 Pro Max (6.7インチ)メタルキックスタンドケース」
Galaxy Note20 Ultra機種自体のレビューは下記を御覧ください。
続きを読む:[実機レビュー]SDM865+搭載Galaxy Note20 Ultraを買って感じた優れた点・イマイチな点を評価
後継機 Galaxy S22 Ultra用のキックスタンドケース
2021年春夏モデルとして発売される新型 Galaxy S22 Ultraにもキックスタンドケースを使いたいというユーザー向けに使えそうなアイテムもチェックしてみましょう。
2022年3月1日、日本のアマゾンにはESRのスタンド付きクリアケースは販売されていないものの、アメリカのアマゾンには同シリーズ(クリアとブラック)があります(2022年5月1日時点、日本アマゾンでは取扱なし)。
☆「ESR Metal Kickstand Case Compatible with Samsung Galaxy S22 Ultra」
また、類似のアイテムがSpigenでも作られているようです。
☆「Spigen Ultra Hybrid S [Anti-Yellowing Technology] Designed for Galaxy S22 Ultra Case」