ドコモ2017年夏モデルスマートフォンとして発表され、6月16日に発売予定となるソニーの最新モデル「Xperia XZ Premium SO-04J」のスペックや特徴、旧モデルからの買い替えにおけるポイント・安く買うためのキャンペーン情報を実機の写真を交えてチェックしていきましょう。

このXperia XZ Premiumは国内において正規に取り扱うのはドコモだけ。ソフトバンクやauから発売されることはありませんので、大画面のXperiaが使いたい人はMNP予約番号の発行をそろそろ準備しておきましょう。

先に公式サイトでXperia XZ Premiumの詳細情報を見たい人はこちら → 「ドコモ Xperia XZ Premium SO-04Jをみる」/2017年6月14日10時から購入手続き開始予定

Xperiaシリーズとの比較

ドコモでは他社に比べてたくさんのXperiaシリーズのスマホが販売されています。ここでは2年前からの買い替え&現行モデルのXperiaシリーズを含めて、ざっとその数値的スペックをXperia XZ Premiumと比べてみてみましょう。

機種名Xperia XZ P
SO-04J
Xperia XZs
SO-03J
Xperia XC
SO-02J
Xperia Z5P
SO-03H
Xperia Z4
SO-04G
発売日2017.06.162017.05.262016.11.022016.11.202015.06.10
画面サイズ5.5インチ5.2インチ4.6インチ5.5インチ5.2インチ
解像度2160×38401080×1920720×12802160×38401080×1920
実利用可能時間105時間95時間95時間77時間67.8時間
重量191g161g135g181g144g
縦幅156mm146mm129mm154mm146mm
横幅77mm72mm65mm76mm72mm
厚さ7.9mm8.1mm
(8.7mm)
9.5mm7.8mm6.9mm
電池容量3230mAh2900mAh2700mAh3430mAh2930mAh
CPUMSM8998
スナドラ835
MSM8996
スナドラ820
MSM8956
スナドラ650
MSM8994
スナドラ810
MSM8994
スナドラ810
RAM4GB4GB3GB3GB3GB
ROM64GB32GB32GB32GB32GB
メインカメラ1920万画素1920万画素2300万画素2300万画素2070万画素
サブカメラ1320万画素1320万画素510万画素510万画素510万画素
防水/防塵○/○○/○○/○○/○○/○
指紋認証×
LTE速度788Mbps500Mbps262.5Mbps262.5Mbps262.5Mbps
[2017.06.12更新] Z5P= Z5 Premium, XZP= XZ Premium, XC=X compactです。

現在のドコモXperiaシリーズは

・Xperia XZ Premium SO-04J 5.5インチ大画面スマホ
・Xperia XZs SO-03J 5.2インチの標準サイズスマホ
・Xperia X Compact SO-02J 4.6インチの小型スマホ

の3種類が並行販売されています(2016年冬モデルXperia XZ SO-01Jもまだ在庫がありますが、追加生産はすでに行われていないはずです)。Xperiaは好みのサイズを選ぶことが出来ますので、もしXperia XZ Premiumが大きすぎると感じる人は別のモデルを検討しましょう。

Xperia X Compact SO-02Jは管理にも実際に購入してレビューを書いています → SO-02Jのレビュー記事をみる、SO-02J関連の記事すべてを表示”SO-02J

Xperiaスマートフォンはau, Softbankでも販売されていますが、5.5インチのPremium, 4.6インチのCompactシリーズは国内においてドコモの専売となっており、他社では買うことが出来ません(XZ Premiumについてはauから発売されるという噂もあったそうですが、関係者曰く現時点でその予定はないとのこと)。

海外では「G8142」という型番でグローバルモデルも発売されてはいますが、日本で合法的に使えるのはドコモモデルだけ(G8142は技適未取得)。ワンセグ・フルセグ・おサイフケータイが使えるのもSO-04Jのみです。

では, Xperia XZ Premiumの特徴と、旧モデルとの進化点を詳しく見ていきましょう。

5.5インチ大画面&4K HDRディスプレイ

Xperia XZ PremiumとXperia Z5 Premiumでは、ディスプレイサイズ・解像度は同じ「5.5インチ トリルミナスディスプレイ for mobile」が採用されており、SO-04Jでは新しく「4K HDR」に対応しました。管理人も実機で4K HDRのデモ動画を見せてもらいましたが、3,840 × 2,160の超高解像度による映像は圧巻です。

Z5 Premiumと並べて映像を見てみると、明らかに色合いのコントラストが強くなっていることが分かります。HDR(High Dynamic Range)により明るさと色域が向上し、立体感のあるムービー再生が可能になったということです。

なお、ドコモの動画配信サイト「dTV」ではXperia XZ Premiumで再生できる4K HDRの映画が配信(個別有料配信ではなく、無料登録期間中でも見れます)される予定ですので、XZ Premiumを購入したら試してみてください。アメイジング・スパイダーマン がタダで見れます。

新色「ディープシーブラック」

XperiaのPremiumシリーズの特徴といえば、Z5 Premiumから続く「鏡面仕上げ」のカラーデザインです。これはSO-04Jでも継承されており、2カラー「ルミナスクロム」と「ディープシーブラック」が発売されることになりました。

クロムの方は、本当にそのまま鏡のようなシルバーカラーとなっています。

背面もピッカピカ。SO-04Jがあれば手鏡は不要です。

本体横側はXperia Z5 Premiumとは違い、やや丸みのある形状(Xperia XZ, X Compactなどと同種の形)に変更されました。角ばったデザインが好みという人には旧モデルのほうが良かったと感じる人もいるかもしれませんが、持ち易さという観点では手触りが滑らかになることで格段に向上していると言えます。

そして新色のディープシーブラック。このモデルは見る角度によってブラック~グレー~やや青味がかった綺麗な色合いが楽しめます。

真正面から見ると普通のグレーにも見えるのですが、少し横に傾けると、、、

このように綺麗に周囲を反射する、ピカピカなコーティングがされています。ルミナスクロム比べてやや指紋が目立ちにくいという印象。

2016年冬モデルからUSBの接続端子が「Type-C USB」に変更されました。従来のmicro USBと違って上下の区別がなく、充電する時に方向を気にしなくて良くなります。Xperia XZ Premuimはもちろん防水にも対応していますが、キャップ無しでも防水性能は保たれます。

本体上部には3.5mmプラグが使えるイヤホンの穴があります。

Xperia XZ Premiumは2017年冬モデルとしてもハイエンドモデルグループとして高い人気があるため、ソニーは新色「Rosso」を投入しました。

クロム・ディープシーブラックとは一味違った綺麗な赤で、派手すぎず・かつ目立つ大人のレッド。

ロッソのより詳しい実機レニューは以下のページで紹介しています。

☆「[実機レビュー]Xperia XZ Premium SO-04J Rosso(ロッソ) 高級感のある「赤さ」

2017年最新”Motion Eyeカメラ”を搭載

SO-04Jのカメラは2017年夏モデルのXperia XZsにも搭載された”Motion Eye”カメラと同等です。1秒間あたり960コマの「スーパースローカメラ」、被写体の動きを感知して”シャッターを押す前”の写真を保存しておいてくれる「先読み撮影」などの新機能もあります。

メモリ積層型イメージセンサーを新しく搭載することでより綺麗に、よりスムーズな画像記録が出来るようになりました。この変化が2016年モデルと2017年モデルの最大の違いと言っていいでしょう。

詳しくは「2017年夏モデル Xperia XZs(602SO) , XZや2年前のZ4とスペック・機能比較」でも解説しています(ソフトバンク向けモデルについて書いていますが、機能についてはドコモ版・au版でも全く同一です)。

Xperia Z5 Premiumに比べて画素数は小さくなっていますが、これはイメージセンサーのピクセルサイズを大きくすることで暗い環境でも綺麗な写真が撮れるようにしたためです。夜景やライトアップ、室内での写真撮影に強くなっています。

また、インカメラも1320万画素・22mmの広角レンズに変更されており、自撮り機能も大幅に強化されています。ツイッターやインスタグラムが2年前に比べてもさらに普及したことで自撮りカメラの高性能化は昨今のトレンド。

*2017年12月のシステムアップデートにて、3D Creator(3Dモデルスキャン)機能なども追加されます。

超高性能 Snapdragon 835 & RAM 4GBを搭載

これもXperia XZ PremiumとZ5 Premiumとの決定的すぎる違い、搭載されたCPUとメモリーが大幅な進化を遂げました。

夏モデルとして発売された5.2インチのXperia XZsには2016年モデルと同じ「Snapdragon 820」が搭載されたのに対し、Xperia XZ Premiumにはシリーズ最新の Snapdragon 835が採用されています。スナドラ820の性能が2017年夏時点から見て低いというわけでは決して無いのですが、CPUの処理性能は1.2倍・GPUは1.25倍(Xperia XZ比)とされているように、2016年のハイスペックモデルを凌ぐハイエンドモデルになっています。

Xperia Z5 PremiumとXZ Premiumを比べるのなら、CPUの処理性能には2倍くらいの違いが出るはずです。Snapdragon 810は処理性能としては2015年モデルの中ではトップクラスだったものの、2年間の進歩は大きなものです。

特にスナドラ810はバッテリー消費・発熱が激しいことがいろいろと問題になったモデルでもあり・・・Xperia XZ Premuimも連続で使い続けるとそれなりに熱を持つものの、従来機種よりも発熱自体が少なく・内部にはPCにも使われる放熱性の高い素材が使われているということです。

本体のストレージ容量も64GBにアップしました。国内モデルではなぜかいつも本体容量が16GBやら32GBの小さいものしか使われてこなかったことが不満だったXperiaファンも多いのではないでしょうか。

昨今のiPhoneでは本体容量が128GBやら256GBというモデルもあるため64GBではまだ物足りないという人もいるかもですが、Xperiaではmicro SDカードも使えるのでどうしても容量が足りない場合はそちらに写真データ等を移せばOKです。

4×4 MIMOに対応

ドコモの最新スマートフォンの中でも極一部しか対応していない、下り最大788MbpsのPremium 4Gに対応しています。これは2017年夏モデルのXperia XZsより速く、ドコモ最速です(同規格に対応しているのは2017年6月10日時点でGalaxy S8+ SC-03J・AQUOS R SH-03Jのみ)。

SO-04J向けキャンペーン

ドコモとソニーではSO-04Jの発売を記念し、発売日~2017年7月31日までに本機種を購入し、キャンペーンに応募した人から抽選で200名に「ソニーストア」で使える10万円分の商品券がプレゼントされます。総額200,000,000円(2億円)という超大型キャンペーンとなりますのでXperia XZ Premuimが気になっているのなら7月までに購入しましょう。キャンペーンの応募方法・プレゼントの配信方法は公式サイトに詳しく書かれていますので購入時に確認してください。

SO-04Jの販売価格

SO-04J 新規/機種変更 MNP
本体価格 93,960円
月々サポート 2,025円×24回 3,267円×24回
実質負担額 1,890円/月
(合計45,360円)
648円/月
(合計15,552円)

*月々サポートの適用には指定加入プラン・2年定期契約などの条件があります。また、この他に多数のキャンペーンを併用することも可能ですので、各施策の適用に関してはドコモ 実施中のキャンペーン一覧を参照下さい。

Xperia XZ Premiumの発売日前日までにドコモの公式ウェブサイトから事前予約をしておくと、ドコモやドコモの提携サイトで使えるdポイントが最大5万円相当あたるキャンペーンの対象になります。

ポイントプレゼントキャンペーンについては「docomo2017年夏モデルなら2倍のチャンス オンラインショップで予約受付&限定新キャンペーン開始」のページでも解説していますが、キャンペーンの応募は不要です(*ソニーの商品券プレゼントキャンペーン分は応募が必要なので忘れないようにご注意ください)

本キャンペーンは上記のソニーストア商品券のプレゼントと重複して当選の可能性がありますので、両方で当たればXperia XZ Premiumがほとんどタダで手に入るような幸運な人も出てくるかもしれませんね。

ウェブサイトから予約する場合は「一般発売日の2日前から購入手続き」が始まりますので、当選確率2倍適用の締切はそのさらに前日(おそらく6月3週目の火曜日くらいまでになるのでは・・・と予想しています)

☆ドコモ公式 Xperia XZ Premium SO-04J予約・購入ページはこちら

ドコモの公式ウェブサイトから予約するのが初めてという方は、以下のページも参考にどうぞ。ウェブサイトから注文すれば10~15分もあれば手続きが終わり、店頭で何時間も待たされる必要も、余計な有料オプションやアクセサリー購入を勧誘されることもありません。

☆ドコモの簡単オンライン注文手順まとめ

irumo
ドコモ限定の大画面エクスペリア Xperia XZ Premium SO-04JはSO-03Hから大幅進化した最高スペックモデルに

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2 thoughts on “ドコモ限定の大画面エクスペリア Xperia XZ Premium SO-04JはSO-03Hから大幅進化した最高スペックモデルに

  • 2017年6月10日 at 11:09 PM
    Permalink

    SO-02Jの防水/防塵と指紋認証が間違って×になってますよ

    • 2017年6月11日 at 5:11 AM
      Permalink

      ご指摘ありがとうございます!すぐに直しておきますm(_ _)m

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