2019年10月以降、iPhoneはついに「本体代金+保証」を付けるだけで200,000円を超えるモデルが登場します。

最新iPhoneの最強仕様モデル iPhone 11 Pro Max 512GBにアップルケアプラス・盗難・紛失プランを付けると消費税率が8%の9月中に買えばギリギリ20万円を切りますが、消費税率が10%になると200,860円に値上がりする見込みです。

アップルのiPhone, iPadなどのデバイスでは、アップルが正規に提供する保証サービスとして、通常の保証よりも手厚い「Apple Care+」(あっぷるけあぷらす)という有償保証オプションがあります。このオプションは必ずはいらないといけないというわけではありませんが、毎日持ち運ぶ高級な携帯デバイスでは落下や水没による故障のリスクも低くないため、保証をつけたほうが安心して使えると考えるユーザーも多いでしょう。

しかし、高額モデルのiPhoneに、さらに有料のオプションを付けるとなると支払総額はびっくりするほど高くなり、保証をつけるべきかどうか迷ってしまうところでしょう。

ここでは2019年時点で選べるアップルケアプラスの保証内容と、それぞれの機種で保証を追加した場合の支払総額をチェックしていきます。

Apple Care+は2つのプランがある

通常、iPhoneを購入すると初期保証として1年間のハードウェア保証と90日間の電話サポートが含まれていますが、アップルケアプラスに加入することで保証期間が2年間に延長・追加の保証内容へアップグレードできます。

 

【Apple Care+】:AppleCare+ for iPhoneでは、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、1回につき下記のサービス料で2回まで受けることができます。さらに、エクスプレス交換サービスを利用したり、Appleの専任スペシャリストにチャットまたは電話で優先的に問い合わせることもできます。

上記の内容が一般的な「Apple Care+」です。Apple Care+に加入していると画面割れによる修理、過失や事故による損傷時に掛かる修理代金・交換代金が安くなります。

そして、”盗難・紛失プラン”が付いているオプションに加入すると、そのサービス名の通り「iPhoneを盗まれた場合・なくした場合」にiPhoneを再入手する場合のコストを下げることが可能になります。

保証なしのiPhone画面割れ修理はとても高額

2019年9月に発売される新型iPhoneでは、もし保証対象外の状態で画面を割ってしまったときに、アップル正規のサービスで修理すると最大4万円近い料金が発生してしまいます。

もちろん、画面を割らなければ上記のような修理代金が発生することはありません。日々大切に使っていればスマホの画面を割ってしまうことはそれほど頻繁にあることではないとはいえ、中には1年に何度も割ってしまう人がいるのも事実です。多少ヒビが入ったくらいならそのまま使うことも出来なくはないかもしれませんが、保証にはいらない場合はiPhone11シリーズの画面を割ってしまうと税込みで2.4万円~4万円程度のコストが掛かることを念頭に置いて、しっかりと保護しつつ使いたいものです。

Apple Care+を追加した場合のiPhone料金一覧

2019年9月11日、日本のアップルストアでは新型のiPhone11登場と同時に旧モデルが一部値下げされています。

新モデルの価格が高いと感じた方は、あえて今から安くなった旧モデルのiPhone本体を購入にApple Care+を追加して安心を優先する、という買い方も検討すべきです。

Apple Care+ 盗難・紛失保証オプションを追加すると、AppleのSIMフリーモデルiPhone 11シリーズは全モデルで10万円を超える価格となります。一方、9月11日に値下げされたiPhone 8 64GBモデルならば本体のみで5.7万円です。

iPhone8を買うなら白ロムも安い

2019年9月のアップルによるiPhone8の定価値下げ以降、iPhoneの新古品(新品・未使用のままの、本体のみの販売)の価格相場が急落しています。

秋葉原にもお店がある有名な中古パソコン・白ロムショップのイオシス(http://iosys.co.jp/)では、SIMロック解除済みのiPhone 8 64GBモデルの新品が、アップルストアより7千円も安く売られています。

☆「イオシス iPhone 8の白ロム在庫」/通信販売OK

SIMロック解除がされた国内の正規iPhoneモデルは、ドコモ・au・ソフトバンクのいずれのモデルでも同一の機能となりますので、基本的にどこの回線でも使えます(MVNOサービスで使う場合にはAPNプロファイルを各サービスが提供しているものをダウンロード/インストールすることで利用可能)。

中古として販売(状態が未使用の場合でも)された白ロムのiPhoneではApple Care+には基本的に加入できない(「https://mysupport.apple.com/add-coverage?productTypeId=SG003」でシリアル番号からApple Care+に加入できるかどうか調べる事が出来ます)ため、「モバイル保険」になら加入できます。

モバイル保険はアップルのサービスではありませんが、「アップルで直接購入してApple Care+の手厚い保証を受ける」だけでなく、「白ロムを安く購入して他の保険サービスを使う」、あるいは「安い中古品を買ってそのまま使い潰す(故障・画面割れ時は、諦めて買い換える)」、または正規以外のiPhone修理サービスを使って安く直すといった、さまざまなiPhone運用テクニックがあることをiPhoneの本体・修理代の高額化対策として知っておくべきです。

続きを読む:値下げされたドコモ・ソフトバンク・auのiPhone8/XRの情報

iPhone11ProMaxのApple Care+は入るべき?512GBモデル総額20万円 安心を取るか画面割れ修理4万円のリスクを取るか

Tagged on: