NTTドコモは2026年にFOMA/iモードサービスの提供を終了させることを踏まえ、2019年11月1日より既存のFOMAガラケー利用者向けに3Gサービス終了後も使える新しい携帯電話の割引・還元を始めました。

割引の対象者であれば10月以前に比べておよそ3割引で新しい携帯電話に取り替えることが出来ますので、今使っている古いガラケーの電池が持たない・傷が増えてきた・修理サポート(古すぎて)が打ち切られているドコモ携帯をお持ちの方は、早めに交換することをオススメします。

2019年11月時点で割引購入可能なドコモの折りたたみ携帯は、富士通・シャープ・パナソニック3社のガラケーがあります。

管理人はガラケーが好きすぎて(もちろんスマホもiPhoneも別途持っていますが)、割引対象のドコモガラケーを全部買って持っています。2019年11月1日時点でこの3機種は全く同じ価格で販売されていますので、割引の適用条件とそれぞれの機種の特徴・使い勝手の良さ・性能をチェックし、買い替え検討の参考レポートをお届けします。

ドコモガラケーの割引条件(はじめてスマホ購入サポート)

ドコモのガラケーを安く機種変更するためには、2019年11月1日から始まった新しいキャンペーン「はじめてスマホ購入サポート」を適用する必要があります。キャンペーンの名称に「はじめてスマホ」というフレーズが入っていますが、ドコモケータイへの交換も対象ですので安心してください。

 

この「はじめてスマホ購入サポート」では、最新のiPhoneやスマートフォン、らくらくスマートフォンなどの機種を最大22,000円引き(オンライン購入の場合は同額のポイント還元)で購入できるサービスです。条件さえ満たしていればキャンペーンのエントリーや申請は必要なく、ドコモが機種代金の一部を負担してくれます。

続きを読む ▶  詳しいはじめてスマホ購入サポートの解説はこちら

はじめてスマホ購入サポートを適用するための条件は非常に緩く、定期契約(2年縛り)・大容量プランへの加入強制・通話かけ放題加入への強制・購入後の縛り(解約違約金・割引解除料)などは一切ありません。長くFOMAガラケーを使い続けてきたユーザーは、機種変更で対象になります(FOMAプランを契約したばかり・6ヶ月以内に機種変更をしている場合・すでに4Gスマホを使っている場合などは割引対象外です)。

ただし、FOMAプランを使っているユーザーは、必ずプランが変更になります(2019年時点でFOMAプランで利用できる携帯・スマホ端末は販売されていないため)。

ドコモのガラケー向け新料金プラン「ケータイプラン」(月額1200円)またはスマホと同じ「ギガホ/ギガライト」プランから選ぶことになりますので、機種変更後の料金についても理解を深めておきましょう。

続きを読む ▶ ドコモ2019年10月ガラケー用新料金プラン「ケータイプラン2」とは?FOMAプランからの買い替え料金イメージ

ドコモ携帯割引対象機種と、割引後価格

冒頭でも書きましたが、「はじめてスマホ購入サポート」によって割引対象になるドコモガラケー機種は、以下の3台のみです(2019年11月1日時点)。

・富士通製携帯 F-03L(個別レビュー・評価へ
・シャープ製携帯 SH-02L (個別レビュー・評価へ)
・パナソニック製携帯 P-01J (個別レビュー・評価へ)

*2019年11月22日発売のらくらくホン F-01Mも対象に追加されました。

(各レビューページの料金解説部分は、順次修正予定ですが管理人の購入当時情報が一部残っていますのでご注意ください)

この3機種のドコモガラケーは下記で解説するとおり、本体価格はすべて同額であり、基本的な機能はそれほど大きく変わりません。どの機種でも、これまでFOMAガラケーを使っていたままの操作方法で電話・メールが使えます。

メーカーによって操作方法は若干異なりますので、今まで使っていたドコモガラケーと同じメーカーの携帯を買えば、同じ感覚で使えるのではないかと思います。すでにドコモ・携帯販売から撤退してしまったメーカーの携帯電話を今使っているのであれば、個人的なオススメは富士通製のF-03Lです(上記写真のシルバーの携帯電話がF-03L)。

F-03Lは2019年の最新携帯であり、ワンセグ・おサイフケータイ・防水防塵の頑丈性能を備えた、全部入りケータイです。

サブディスプレイで時間を確認したり、万歩計機能を使って健康管理することも昔のガラケーと全く同じように出来ます。

ドコモには他にもケータイ機種が2種(カード携帯 KY-01L, 法人向け携帯 SH-03L)存在しますが、FOMAガラケーからの買い替え優遇対象外となっていますので気をつけてください。また、らくらくホン F-02Jも割引対象外です(2019年11月1日時点)。

F-03L, SH-02L, P-01J (およびカード携帯 KY-01L)の通常価格は一律3.2万円です。


10%税込みだと、31,680円です。

ここから、FOMAガラケーからの買い替え/他社3G携帯電話利用者の乗り換え(MNP)であれば、11,000円割引が適用されます。つまり、割引後価格は20,680円です。

本体代金の支払いは一括払いの他、12回・24回・36回分割払いも自由に選べます。どの方法でも、支払総額は変わりません。

最新の価格はドコモ公式HPを参照ください。

基本料金+携帯機種代の最安料金イメージ

FOMAガラケーからはじめてスマホ購入サポート対象となるF-03L/SH-02L/P-01Jへ機種変更した場合の、機種代金と基本料金プランを含む最安の支払いイメージは以下の通りです(*2019年11月29日、割引増額につき更新しました)。

条件:定期契約あり(または2年契約なしで「dカードお支払割適用」)+通話オプションなし+はじめてスマホ購入サポート適用(機種代金値引きとして計算)+端末代一括払い

料金内訳 月額負担
基本料金 ケータイプラン
100MBまで:1200円/月
通話オプション 無し
(従量制)
家族割引 みんなドコモ割
対象外
ネット割引 ドコモ光セット割
対象外
ギガホ割 対象外
機種代金負担 携帯機種代金
28,800円-15,000円
=13,800円
月々の支払い総額
ずっと月額1,200円
税込み1,320円

(ウェブ注文の場合、16,500円分のdポイントが後日付与されます。詳しい適用条件・ポイント付与ルールは「ドコモ公式サイト:はじめてスマホ購入サポート」のページを参照)

上記以外の料金シミュレーションは下記公式HPにて家族の人数やネット割引などを変更して計算することが出来ます。

通話オプションを付けたい場合は、24時間かけ放題・5分以内かけ放題を付ける事が可能です。オプション無しでもドコモの家族間通話は無料です。

ドコモガラケーはウェブで機種変更事務手数料無料

NTTドコモでは、公式のウェブサイトから機種変更注文をした場合には事務手数料・頭金(店頭だと3千円~1万円程度)・送料が一切掛かりません。ウェブ手続きですのでもちろん待ち時間もゼロ・朝でも夜でも受付可能です(メンテナンス時を除く)。

店頭でガラケー購入をすると事務手数料だけで2000円・3000円と掛かり、携帯電話本体価格2~3万円に対して1割以上の手数料が掛かるという、せっかくのガラケー割引優遇が台無しになりますので、ネットを使えるユーザーはウェブ購入手続きをオススメします(パソコン・スマホから注文可能です)。

irumo
[2019年11月~]FOMAガラケーから機種変更がお得なドコモ折りたたみ携帯「F-03L/P-01J/SH-02L」1.65万円引き