新しいスマートフォンをお得に購入するために、古くなった携帯・スマホを下取りに出すのは最近ではもはや常識になりつつあります。例え古い携帯をそのまま使いたくて手放したくない場合でさえ、「キャリアの下取りプログラム活用法 お得に使うコツ」で紹介したように白ロムを入手してでも割引を適用させることが可能です。

しかし、この下取りプログラムに利用できる端末には一定の条件があり、何でもかんでも割引に使えるというわけではありません。買取に使える条件は上記のリンク先ページで解説をしましたが、この使える・使えないの審査にはばらつきがあるようです。

水没反応があってもOKな買取ショップも

下取りに出す端末の状態が良ければ問題ありませんが、長く利用した携帯電話・スマートフォンでは水没させた記憶がなくても、水没反応が出てしまっていることがあります。

水没反応はバッテリーパックのカバーの中、イヤホンジャックの中(iPhoneの場合)、SDカードやSIMカードの挿入スロットなどに反応を見るためのシールが貼ってあり、これが変色(一般的には白→ピンクから赤っぽい色)していると、「水没反応がある」と判断されます。

DSC_0324-1写真はSoftbank AQUOS Xx 304SHの水没シールです。上部のフタを空けると、白地にピンクの○があるのがわかりますね。この状態は水没反応は出ていません。水の中に沈めたことがなくても、持ち歩いていた時の汗や高い湿度・湿気によって少しずつマークが変色してしまうこともあります。

本来の規定を見る限り、ドコモ・au・Softbankともに「水没反応があるものはNG」なのですが、必ずしもそうでは無いようです。

水濡れの反応あってもOK!  電池パックのフタもなくてもOK!
ケータイショップNo.1京成大久保店

だそうです(笑) つまり、下取り可能かどうか決めるのはショップ次第ということのようです。

私の聞いたことのある体験談でも、とある店舗で下取りが断られた端末を別の日に同じショップで別の店員が対応した時には下取りに利用できたというケースすらありました。ですので、もし下取り用に用意した端末が1店舗だけで引き取ることが出来ない、と言われてしまっても捨ててしまうのではなく、別の店舗・別の機会にもチャレンジして見る価値がありそうです。

スマホの下取りプログラム 水没反応があっても買取可能なのか?