Android/iOS向けの処理性能テスト(ベンチマーク)アプリとして有名な Antutu BenchmarkのAndroid版が2018年2月にver7.0.xへメジャーアップデートされました。
バージョン7以降では、それ以前のver6.2とはスコア評価の基準が変わり、個別項目・総合スコアが大きく変更されています。新バージョンと旧バージョンでは数値の比較が出来なくなっていますので、情報サイトでベンチマーク結果を調べる場合には注意が必要です(2月6日時点、最新は7.0.4)。
以下、管理人の所有端末で旧バージョン(ver6.2系)時に測定したデータと、新バージョンで測定したデータを掲載しておきますので、Antutu Benchmarkテストの新旧バージョン比較換算の参考にしてみてください。
測定機種 (リンク先にレビュー有) |
CPU(SoC) | スコア | |
ver6.2 | ver7.0 | ||
V30+ L-01K | Snapdragon 835 | 157355 | 184752 |
Galaxy Note8 SC-01K | Snapdragon 835 | 177323 | 202234 |
Galaxy S7 edge | Snapdragon 820 | 148678 | 168215 |
Xperia X Compact SO-02J | Snapdragon 650 | 80758 | 94358 |
Galaxy Feel SC-04J | Exynos 7870 | 45467 | 61710 |
honor 8 | Kirin 950 | 131824 | |
nova lite | Kirin 655 | 53885 | 77967 |
Neuxs 6 | Snapdragon 805 | 75212 | 89502 |
HTC U11 | Snapdragon 835 | — | 211661 |
*各スコアデータは管理人が実際に測定したものです。測定結果にはバラツキがありますので、個別スコアは動作処理性能の大雑把な参考にのみご利用下さい。
各機種の平均として、15~20%ほど数値がアップする傾向にあります。
大雑把に旧バージョン×1.2≒新バージョンのスコア程度と考えればよいでしょう。ただし、スコアが低い機種低性能モデルほど旧バージョンより新バージョンで高めのスコアが出ているという結果もありますので、1~3万点程度の差は測定状況・機種ごとで結果が入れ替わることもあると認識しておきましょう。
同端末・同バージョンで測定しても1~2割ほどのバラツキが出ることも多くありますので、さまざまなアプリがインストールされている状態での実際の動きが気になる方は、自分の端末を各自で測定してみてください。
☆「Google Play- Antutu Benchmark」
☆「App Store – Antutu Benchmark」
(当サイト上のベンチマーク測定結果の無断引用・転載はご遠慮ください)
ほとんどの各機種では当ブログ内に実機レビュー記載していますので、合わせて参照下さい。