新しいiPhoneを買うたびに悩まされるのは、本体の使い勝手・操作の不慣れよりも、iPhoneに使うアクセサリー選びだと個人的に思っています。

2017年モデルのiPhone Xは従来の4.7インチ・5.5インチモデルから大きくデザインが変更されたため、従来機種とのアクセサリー利用互換性が全く無いため、すべてを新調する必要があります。管理人もいろいろと悩みましたが、ようやくiPhone Xを心地よく保護出来るアイテムにたどり着きました。


iPhoneは1台しかないのになんだかいっぱい買ってしまいましたけれど、私は以下のアイテムの組み合わせで運用していこうと思っています。購入時の価格はケース490円+ガラスフィルム1,050円でした。

フィルムの貼り付けレビューは以下の記事を参照ください。

☆「口コミ評価がイマイチなiPhone Xガラスフィルム(全画面タイプ)を丁寧に貼ってみる

正直、管理人の購入したフィルムはあまりオススメ出来るアイテムではありません。上記で紹介したとおり、気泡がすごく抜け難かったです。貼り付けに成功させすれば全画面に密着・縁まで覆うことが出来て操作感も完璧なのですが・・・製品の品質に個体差があるのか、四隅に浮きが生じやすいので、他に良い品がありそうなら、他製品を買うことをオススメします(苦笑)

でも、上手く貼ることが出来れば以下のケースと組み合わせて、iPhone X全体を安く保護出来ることを確認しました。

私はもともとスマホケースで有名なSpigenのラギッドケースを購入していた(上記写真左のケース)のですが、このSpigenケースは防御力優先でiPhoneのディスプレイ面のフレームが分厚く作られており、全面タイプのフィルムと干渉してしまいました

時間をかけて貼ったガラスフィルムが完全に浮いてしまい・・・台無しです。ケース自体の品質・頑丈さには満足していたのですが、せっかく頑張って空気を抜いた全画面ガラスフィルムを剥がすのは悔しかったので、もう一つクリアケース(JOBSON™ iPhoneX 0.3mmクリアケース )を用意したという経緯です。

上がSpigen、下がJOBSONというメーカーのクリアケースです。どちらも耐衝撃性のために四隅に工夫があるケースですが、Spigenの方がゴツく、頑丈な作りになっています。フィルムと干渉しなければ是非使いたかったのですが・・・

ボタン部分の作りも、Spigenの方がしっかりしています。でも、JOBSONのケースでも押しづらいというわけではなく、フツーです。

Spigenケースでは干渉して浮いてしまったガラスフィルムも、JOBSONのケースでは問題なく、ぴったりサイズでした。フィルムの縁とケースの隙間はほとんどゼロながら、手で持った場合にもフィルムが歪むようなことはなく、本当に完璧なサイズ感です。

ケースの重さは、Spigen ラギッドケースが34グラムであるのに対し、JOBSONクリアケースは25グラム(実測)でした。耐衝撃性や丈夫さはおそらくSpigenの方が上なのでしょうけれど、JOBSONのケースもペラペラというほど柔い作りではなく、しっかりと保護出来るレベルです。

また、ワイヤレス充電器(EP-PG950)での充電もケースを付けたまま行うことが出来ることも確認済みです。

iPhone Xはディスプレイ面のガラスの縁がゆるくカーブしているため、全画面タイプのフィルムでないと隅が浮いたり・予め浮かないようにフィルム自体が小さく作られていて隙間が出来てしまうことが多いはずです。一方で、全画面タイプのフィルムの場合は私がSpigenケースとの組み合わせで遭遇したように、サイズが合わず干渉して使えないこともあります。それぞれの製品の評判は良くても、セットでの組わせをよく考えて選ぶことが重要です。

*製品には個体差があり、微妙なサイズの誤差・貼り付け位置の違いでケースとフィルムが干渉する可能性もあります。私は上記のフィルム・ケースの組み合わせで問題なく使えていますが、必ずしも干渉しないことを保証するものではありませんのでご了承下さい。各製品についてはそれぞれのメーカーにお問い合わせください。

[追記]ガラスフィルム、割れました

iPhone Xと共に過ごした8ヶ月、よく頑張ってくれました。

上記で紹介した貼り付け難易度が非常に高かった全画面密着タイプのガラスフィルムを8ヶ月間使い続けてきましたが、愚かにもジャケットのポケットからポロっと落としてしまい、割ってしまいしました。

腰の高さからコンクリート面へ落としたため、バラバラに割れても不思議ではない衝撃があったはずです。しかし、全画面フィルムと厚めのクリアケースによる保護+運が良かったのか、割れたのはフィルム部分だけでした。

本体の周囲はきっちりと肉厚なクリアケースで保護されていたので、傷はまったくつきませんでした。

ディスプレイ面近くからぶつかったようで、画面の左下欠落~画面全体に向けて幾筋ものひびが入りましたが・・・

フィルムを取り外すと、購入当時と全く変わらない、完全に綺麗な状態のiPhone Xが出てきました。

落とし方によってはフィルムやケースを装着していてもiPhone本来のガラスが割れてしまうこともありますが、今回は幸運にも中身は無事でした。

とても苦労して貼り付けたフィルムが割れてしまったのは残念でしたが、iPhone Xのガラス割れ修理にはApple Care+対象の修理で3400円、保証外だと31,800円も掛かりますので、高い修理費用を払いたく無い人は保証加入またはガラスフィルムでの保護は必須だと言えるでしょう。

iPhone Xの専用アクセサリーはアップルストアの他、国内ではドコモ・au・ソフトバンク各社のホームページから対応品を買うことが出来ます。iPhone Xの購入時に一緒に注文しておくのも良いでしょう。

総額1500円 iPhone Xを程よく保護!全画面ガラスフィルムと干渉しない保護ケースの組み合わせ

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