Appleは2020年9月18日より新しいアップルウォッチシリーズ「Apple Watch Series6」と「Apple Watch SE」を発売します。

歴代モデルの進化モデル Apple Watch Series6ではセンサー類が新しくなり、血中酸素濃度が測定できるなどの新機能追加、一方のWatch SEは廉価モデルとして値段が安く設定された新ラインナップとなります。

Apple Watchも2020年モデルで第6世代となり、旧モデルからの買い替え・安定した性能を見込んでスマートウォッチデビューをしてみようと思う方も多いと思いますが、Apple Watchを購入したいときに気をつけたいのはバンドの互換性です。

Apple Watchでは初期購入時に時計本体のケース(ボディ素材)種類と豊富なバンドリストの種類を選択することが可能となっていますが、このバンド部分についてはユーザーが簡単に交換することもできるため、気分やTPOに合わせてスタイルを変更できます。

バンド部分だけをアップルストアで買うことも出来ますし、サードパーティ(アップル社以外)が作った格安のバンドも多く出回っていますので、いろんなデザインを楽しめるというのもアップルウォッチのメリットではあるのですが、交換バンド単品購入時には所有したApple Watchモデルに装着できるサイズ・互換性が重要になります。

Apple Watch Series6のバンドは2サイズ

Apple Watchのバンドが使えるかどうかを確かめる場合、「Apple Watch Series 6で使える」「Apple Watch Series 4/5で使える」と明確に記載がある/互換性確認がされているものもありますが、Apple Watch Seriesのバンド互換性は「ケースのサイズ」に依存したバンド脱着機構のサイズ(アップルウォッチと接着する部分のパーツの大きさ)によって決まります

2020年モデルのApple Watch Series 6・SE、2019年モデルのApple Watch Series 5、2018年モデルのSeries4までの場合、すべて「40mm」と「44mm」という2つのケースサイズに分かれています。

ケースのサイズが同じであれば同じバンドが装着可能であるため、Apple Watch Series4/5/6/SEのモデルでケースが同じ「40mm用」・「44mm用」が同じであればバンドを使い回すことが可能です。

・例:Apple Watch Series4 40mm→ Series 6の40mmで利用可能
・例:Apple Watch Series4 40mm→ Watch SEの40mmで利用可能
・例:Apple Watch Series4 40mm→ Watch SEの44mmでは利用不可

ケースのサイズが違う(40と44mm)場合には、バンドの固定パーツが異なるため、異なるケースサイズを買う場合には買い替えが必要となります(ケースの素材はアルミニウム・ステンレスなど、どれでも同じバンドが使えます)。

一方で、Apple Watch Series 3以前のモデル向けバンドを買う場合には、ケースのサイズ表記が異なります。

Apple Watch Series3とそれ以降のモデルではケース/ディスプレイのサイズが38mm→40mm・42mm→44mmへそれぞれ大きくなっていますが、バンドは38mm用=40mm用・42mm用=44mm用として互換性があります

例えば、

Apple Watch Series3の38mm用バンド→ Series 6の40mmケースで利用可能
Apple Watch Series3の42mm用バンド→ Series 6の44mmケースで利用可能

このような互換性があります。

アップルの公式サイトの場合でも、「Apple Watch Series6用のバンド」といった表記ではなく、「40mm用」「44mm用」という”ケースのサイズ”を基準にアクセサリーが分けられています。

これらの互換性はアップルが直接販売するものだけでなく、多くの他社メーカーが販売するものでも同様となっていますので、通販等で格安ベルトを買う場合には「40mm=38mmケース用」か「44mm=42mmケース用」かをよくチェックして注文するようにしてください。

上記のバンドは左(黒色)はアップル純正、右(白色)はアマゾンで買った激安のスポーツループデザインの互換バンドです。価格は1/5ほどであるため品質はやはり純正のほうが上ながら、機能面では大差無く使うことが出来ます。

アップルストアでは高額なマジックテープ型バンドも、他社のそっくり製品なら1,000円前後で買えてしまうこともありますので、Apple Watchをどんなファッション・シーンでも使えるようにいろんなタイプのバンドを手に入れて活用しましょう。

[バンド互換性]Apple Watch Sereis6(2020年モデル)やWatch SEにSeries3/4/5旧型のアクセサリーは使える?