2018年9月に発売されたApple Watch Series4では「WatchOS 5」が搭載され、事前の噂では「アップルウォッチ単体でウェブサイトが見られるようになる」というような情報が流れていました。

最新モデルのApple Watch Series4ではディスプレイのサイズが大きくなった(Series 3の44mmよりSeries 4の40mmの方が大きい)とは言え、腕時計サイズの画面でウェブサイトを見たいという需要は極限られたものかと思いますが・・・もし出来るのならばやってみたいものです。

そこで実際に購入したApple Watch Series 4でウェブサイト(ブラウザ利用)が出来るのかどうか、試してみました。

方法1:iMessage経由でリンクを送る?

「Apple Watch+ブラウザ閲覧」のキーワードでググってみると、いくつか「iMessage(メッセージ)」を使ってリンクを送ると、ウェブサイトが開けるというようなことを書いている情報が見つかりました。

Apple Watch Series 4にはメッセージアプリがデフォルトで入っていますので、さっそく別のiPhoneからYahoo・Googleのトップページリンクを送ってみました。

それっぽいメッセージがアップルウォッチに表示されましたよ!

さっそくYahooの画像をタップしてみると・・・

ダメでした。

事前情報で出ていたのは開発段階での仕様だったのか、もっと別のやり方があるのか(Series3以前のモデルでは試していません)は不明ですが、2018年9月24日時点のWatch OS5/Apple Watch Series4では、iMessageを使ってもウェブサイトのリンクを開くことは出来ません。

方法2:Siriにお願いしてみる

iPhoneであればSiriに話しかけることで情報を検索、ウェブサイト提案してくることがあります。

これと同じことがアップルウォッチでも出来るなら、そこからリンクを開けるのでは?と考えられたため、試してみました。

ダメでした。

Apple Watch Series4(OS 5)の現行バージョンでは、やはりウェブサイトをiPhoneのSafariブラウザで閲覧するように開くことは出来ないようです。

WatchOS5の新機能として搭載されたのはHTML形式によるメールの表示です。画像や文字装飾があるメールをApple Watchで開くと、下のスクショのようなiPhoneで開いた場合と同じような形式で見ることが出来ます。

おそらく「Apple Watchでブラウサが使える」という情報が流れているのは、このHTML表示の話だったのでは推測されます。ウェブサイトをHTML形式としてメールで送ってやれば、サイトを見ることが出来なくもありません。

上記が、メールにHTMLをそのままコピーして貼り付け、当サイト(モバイルびより)を表示させたものです。個々のリンクで移動することは出来ず、特に使いみちは無さそうです。

将来的に何らかの方法でApple Watchの画面でウェブサイト閲覧・ブラウザ利用が出来るのかもしれませんが、ウォッチ専用にカスタマイズしたサイトデザインにしない限りは使い勝手が良いとは言い難いため、実用的では無いでしょう。でも、緊急用として強引にでもブラウザ利用が出来ると便利だとは思うので、今後解決策を探してみたいと思います。

[購入レビュー]Apple Watch Series4でブラウザ閲覧(ウェブサイト表示)する方法はある?

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