日本のキャリアではドコモとワイモバイルから発売が発表されていたGoogle Nexus5Xですが、ワイモバイルから発売日と価格が発表されました。ちょっと微妙な価格設定になっていますので、賢く最新機種を安く手に入れたい方は、購入方法と購入先をよく考えてみたほうが良さそうです。
ワイモバイルとGoogleの販売価格
ワイモバイルでの販売価格は、Google Storeでの価格と大きく異なるので注意が必要です。ワイモバイル版は契約時の実質価格で表示しています。
(Store価格) | Nexus 5X 16GB (59,300円) |
Nexus 5X 32GB (63,400円) |
新規契約 | 75,168円 | 85,536円 |
機種変更 | *75,168円 **S:49248円 M:36288円 L:10368円 |
*85,536円 **S:54432円 M:41472円 L:15552円 |
MNP | S:49248円 M:36288円 L:10368円 |
S:54432円 M:41472円 L:15552円 |
*機種変更元の機種がNexus5/ARROWS Sの場合
**機種変更元の機種が その他イーモバイル時代のスマホ・PHSの場合
一括時の価格で、16GBモデルで+15,868円、32GBモデルでは+22,136円割高です。新規または機種変更でNexus5などのワイモバイルスマートフォンからの乗り換えはオススメ出来ません。新規でワイモバイルで購入するメリットは皆無です。ワイモバイルではSIMのみの契約が可能ですから、Google Storeで購入して持ち込み新規契約したほうがよっぽどお得です。
ワイモバイルの前身である「イーモバイルまたはウィルコム」時代に販売されていたスマートフォン・PHS(デュアル機種)から変更する場合は、MNPと同じ割引額があるので割安になります。対象機種は以下のモデルです。
STREAM S , STREAM X , Dell Streak™ Pro GS01 , GS02 ,GS03 , Sony Ericsson mini S51SE , smart bar S42HW , Pocket WiFi S II S41HW , Pocket WiFi S S31HW , HTC Aria S31HT , Touch Diamond S21HT , Dual Diamond S22HT , EMONSTER S11HT , EMONSTER lite S12HT , H11HW , H12HW , H11LC , H31IA , H11T(ここまでが、旧スマホ機種)
ケータイ(PHS) , AQUOS Phone ef , AQUOS Phone es , DIGNO DUAL 2 , DIGNO DUAL(ここまでがPHS,デュアル機種)
上記の古いモデルを使っている方は、いずれのプランで契約してもまずまずの安さです。
Sプラン(通話プラン+1GBのデータセット)でも実質負担額は1万円ほどStoreモデルより安くなります。プランが大きくなると月額料金は高くなりますが、その分毎月の割引額が1080円→1620円→2700円とアップしていくシステムです。
旧モデルの機種変更と、他社からのMNP(ソフトバンク・ディズニーモバイルを除く)の違いは、キャッシュバックです。毎月の支払額は一緒ですが、10,000円の現金が郵便小為替(郵便局で受け取り)で送られてきます。
さらに、MNPの場合は期間限定でデータ通信容量が2倍になりますので、Sプランで2GB,Mプランで6GB,Lプランでは14GBまで高速通信が可能となりますので、通話を含めればコストパフォーマンスは悪くありません。
すでに予約が始まっていますので、ワイモバイル回線でNexus5Xを「旧モデルスマホ・PHSからの機種変更」または「MNP転入」したい方は検討してみてください。「新規契約」をしたい方、またはNexus5から機種変更したい方はまずGoogle Storeで予約しましょう。その方がお得です。
☆「ワイモバイル」
docomoでもまもなく価格が発表されると思いますが、ドコモで使いたい方はドコモの価格もチェックして比較しましょう。
☆「ドコモ Nexus 5X」