国内3キャリアの中でプリペイド方式で利用できるスマートフォン販売を唯一実施しているソフトバンクの「シンプルスタイル(スマートフォン)」より、特に人気の高いシャープ機種 「AQUOS Xx 304SH」および「AQUOS CRYSTAL 305SH」のスペック比較&両機種の実機レビューをお届けします。

304sh305sh

ソフトバンクのプリペイドスマートフォンは一部の店舗でも販売されていますが、今回紹介する「アウトレット在庫」はウェブサイト限定で販売されています。304SH,305SHは非常にお買い得な商品であるため、品薄状態が続いています。入荷のタイミングも不定期ですので、在庫を見つけたら即買い推奨です。

☆「ソフトバンク プリスマ 305SH

304SHと305SHの価格比較

アウトレット在庫 304SH 305SH
プリペイド販売価格(税込) 18,000円 10,800円
初期チャージ額(販売価格に含む) 10,000円分
本体実質価格 8,000円 800円

304SHの2016年4月時点のポストペイド通常販売価格は69,120円、 305SHは発売当時ハーマン・カードンスピーカー付きで54,480円にて販売されていました。

分類としては304SHはハイスペックモデルの「AQUOS Xx」シリーズ、305SHはグローバル展開用に設計された「CRYSTAL(クリスタル)」シリーズの一台です。AQUOS Xxシリーズは2016年でも継続しており、非常に多くの後継機種が出ています。

プリスマスペック比較

ソフトバンクからこれまでに発売されたプリペイド用スマーオフォン機種のスペック・価格比較一覧です。

機種名304SH305SH303SHBlade Q+205SH200SH201K
販売価格18,000円
(outlet)
10,800円23,760円
(outlet)
11,340円~16,200円
(outlet)
16,200円
(outlet)
15,984円,
14,040円(outlet)
初期チャージ額10,000円10,000円10,000円10,000円10,000円10,000円10,000円
対応ネット4G/4G LTE4G/4G LTE4G/4G LTE4G/4G LTE4G4G4G
機種発売時期2014年5月2014年8月2014年2月2015年4月2013年6月2012年12月2013年1月
ディスプレイ5.2インチ
IGZO FHD
5.0インチ
HD S-CG Silicon
4.5インチ
IGZO FHD
4.5インチ
TFT FWVGA
4.0インチ
TFT FWVGA
4.5インチ
HD
3.7インチ
TFT WVGA
CPU2.3GHz 4コア1.2GHz 4コア2.2GHz 4コア1.2GHz 4コア1.5GHz 2コア1.5GHz 2コア1.5GHz 2コア
RAM/ROM2GB/32GB1.5GB/8GB2GB/16GB1GB/8GB1GB/8GB1GB/8GB1GB/4GB
バッテリー2,600mAh2,040mAh2,120mAh2,000mAh2,080mAh1,900mAh2,000mAh
3G連続通話時間約1350分約800分約1000分約760分約700分約700分約950分
カメラ1300万/
210万画素
800万/
120万画素
1300万/
120万画素
500万/
200万画素
1310万/
30万画素
1310万/
30万画素
800万/
200万画素
テレビフルセグ無しワンセグ無しワンセグワンセグワンセグ
重さ137グラム140グラム117グラム139グラム119グラム129グラム129グラム
防水無し×
おさいふ機能無し×
[機種発売時期]は、プリスマとしてではなく通常のスマホとして登場した発売日をベースにしています。

305SHのオススメポイント

ソフトバンク向けの初代AQUOS CRYSTALシリーズである305SHは、日本だけでなく海外でも同型モデルが発売されています。そのため、日本のスマホならではの機能の一部が省略されています。305SHには防水機能・おサイフケータイ機能・ワンセグのTV視聴機能がありません。しかしながらそのおかげで本体価格が激安になっています。

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今回のアウトレットセールでは、プリペイドチャージ分を考慮すれば本体はたったの800円です。ボロボロの中古携帯でも1000円くらいで売っていることもありますが、ソフトバンクのアウトレット在庫はごく短期間のみ使用、あるいはほぼ未使用のまま返品された製品を整備して販売されます。状態としては極美品~新品クラスの商品が提供されることが多く、3ヶ月の保障も付いています(バッテリー・修理交換などは店舗への持ち込み)。

性能は先程の一覧で比較したように型番が一つ前の304SHに比べても大きく劣り、決して高性能・多機能なモデルとは言えませんが、AQUOS CRSYTALの特長である「エッジレス」なディスプレイにより画面サイズに比べてボディが小さく、持ちやすい形状です。

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本体の上部ギリギリまで液晶部分が設置されており、エッジ部分が飛び出して見えるように加工がされたガラスコーナーも特徴的です。

本体背面はサラっとした肌触りのプラスチック製カバーが取り付けられています(カバーは個人で外せますが、ユーザーによるバッテリー交換は出来ません)。高級感はありませんが、その分軽量です。防水仕様ではないのでmicroUSB, イヤホン部分はキャップレスで便利です。

305SHはなんでも出来る万能スマホ・他機種に比べて秀でた性能はあまりありませんが、軽量なアプリなら普通に動きますし、通常のメール・電話操作、メニュー画面でもたつくようなこともありません。

ソフトバンクの低価格なプリペイドスマートフォン機種では、古いモデルだとSoftbank 「4G」のみの接続しか出来ない機種もあります。305SHでは「4G LTE」での接続にも対応します。

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305SHの最大通信速度は下り112.5Mbpsです。最新機種のようにCA(キャリアアグリゲーション)には対応していないものの、旧モデルのスマホよりも広いエリアでLTE通信が可能になりました。

この機種が5万円だというのならオススメはしませんけれど、これで実質800円というのですからお買い得なことは間違いないです。

☆「ソフトバンク プリペイドスマホ305SH 価格・商品詳細ページ

304SHのオススメポイント

AQUOS Xx 304SHは管理人のメインスマホ(自宅専用)の一台です。詳しくは下記ページにレビューを掲載しています。

☆「 シンプルスタイル最強スペックの304SHレビュー 軽くて大画面の防水モデル

305SHに比べて防水仕様・おサイフケータイ利用可能(プリペイドでも使えますが、データ通信が必要なアプリではパケットプランをオンにしていないと使えない場合があります)、テレビもフルセグで見ることが出来ます。

さすがに2016年の高性能スマホほどの能力はありませんが、ある程度までのゲームアプリは違和感無く動きます(3D系のゲームだとカクつくことがあります)。充電しながら使い続けると過熱制御による充電制限が起きることはありますが、持てないほどに熱くなることも通常はありません。

304SHの状態の良い白ロムは現在でも2万円前後で取引されており、チャージ込みで18,000円ならば十分にお買い得です。そのかわり入荷する度に即日完売してしまっているので、こちらも入手難易度は高めです。304SHの入荷情報を知りたい方は管理人のツイッターアカウントをフォローしてみてください。

通常販売プリペイドスマホ Libero 2

304SH,305SHはアウトレットとして期間限定で販売されていましたが、いつでも買えるプリペイドスマホ Libero2(リベロ2)もあります。Libero 2は2017年に発売された新モデル。リベロ2は月額料金が発生する通常契約向けには販売されておらず、シンプルスタイル(プリペイド)専用機種です。


リベロ2はアウトレットではなく新品でも1万円の初期チャージを含み、一括11340円(他社のりかえ時、新規購入時は)から購入が可能です。つまり、本体価格は実質的にわずか1,340円で買えてしまいます。

ディスプレイサイズは5.0インチながら、本体は137グラムという軽量さが人気になっています。

プリペイドプランに加入中ならスマホでインターネットを使いすぎて料金が高額になることもなく、安心して使えるスマホとして子供用・普段は電話はLINEなどのアプリ・メールもWi-Fi接続だけで済ませることが可能な人に向いています。

☆「ソフトバンク プリペイドスマートフォン Libero 2をみる

ソフトバンクの激安プリペイドスマホ 304SHと305SHスペックと機能比較