iPhone11を買ったならeSIMのお試し契約がオススメ！3ヶ月間6GBプランをたった月額520円・初期費用1円でOK

2019年モデルのiPhone11シリーズがついに発売され、早速入手した方も多いと思います。iPhone Xよりも古いモデルから買い替えた方は、新搭載された「eSIM」を激安価格で試せるキャンペーンがありますので、せっかくDual SIM対応のiPhoneを手に入れたのならeSIMによるデュアル回線運用を試してみることをオススメします。

2021年4月の新プラン（ギガプランeSIM）では、毎月4Bまで使えるプランが月額660円で利用開始可能です。「eSIM」は物理的なSIMカードの配送・審査がありません（IIJのデータプランの場合）ので、申し込み直後からすぐにデータ通信が出来ます。

日本国内で発売されている正規のiPhone XS, XS Max, XR(2018年モデル)および iPhone 11, 11 Pro, 11 Pro Maxには、SIMカードスロットには1枚のカードを乗せる部分しかありませんが、iPhoneの中に「eSIM」が入っており、IIJmioが提供する「eSIMプラン」を契約することが出来ます。

iPhone11でeSIMを使う場合、1枚のSIMカードはそのままドau・ソフトバンクおよび格安SIMサービスなどの物理SIMカードを挿したまま、eSIMにIIJのデータプランを書き込むことで、同時に2つの回線を切り替えて使うことが出来ます。

（すべての組み合わせで動作することを保証するものではありません。動作確認状況は「IIJmio eSIMサービス」のサイトを参照ください）

2019年9月時点ではeSIMプランは「データプラン専用」であるため、音声通話プランを使う「デュアル通話回線」化することはIIJのサービスでは出来ませんが、eSIM側を格安データプランにすることで、メイン回線のパケット料金を節約する・ギガが足りなくなった場合の予備通信用回線として使うことが出来ます。

期間限定「eSIM楽しむキャンペーン」（終了）

通常はIIJのeSIMプランは6GBのデータ通信が利用できて月額1,520円（その他の容量プランは2019年9月時点ではなく、1種類のみのベータ版提供です）掛かるのですが、今なら激安で試すことが出来ます。

IIJmioでは2019年9月2日から2019年10月28日（31日までに予定から短縮されました）までの期間、「eSIM楽しむキャンペーン」として、通常3,000円掛かる契約事務手数料を1円に値下げ、さらに3ヶ月間基本料金を1,000円引きにすることで、6GBプランを月々520円で使うことが可能になります（→ 2019年11月20日より2020年1月29日まで、初期費用1円になるeSIMお試しキャンペーンが実施中です）。

1,000円×3ヶ月値引きは、契約月の翌月から適用されます。最低利用期間は2ヶ月（契約日から翌月末）で縛りは終わりますので、520円のキャンペーン期間中だけ利用することもOKです（キャンペーン終了後も自動で解約はされませんので、回線が不要になった場合は解約手続きをウェブから行う必要があります）。

＊IIJmioのeSIMプランは2021年4月より変更されます。新プラン詳細は公式サイトを参照ください。

☆「IIJmio eSIMサービスの申し込みページ」

IIJmioのeSIMプラン利用の注意事項

2019年時点では「eSIM」という形式のスマホ契約はまだまだ一般的ではないため、契約の経験がない・どうやって使い始めるのかイメージが湧かない人も多いかもしれませんが、いくつか通常の物理SIMカードが発行される格安SIM契約とは異なる点もあるため、初めてiPhoneでeSIMを使う方は、以下の点に注意してください。

eSIM利用端末はIMロック解除が必須

ドコモ・au・ソフトバンクから購入したiPhone XS以降のモデルの場合、SIMロック解除手続きが行われていることがeSIM利用の必須条件となります（アップルストアで買えるSIMフリーモデルの場合はそのまま利用可能です）。iPhone11の残債がある場合や購入時に一括割引などを使った代償としてSIMロック解除が出来ない状態ではeSIMプランを契約しても使うことが出来ないため、先にSIMフリー化を行って下さい。

参照：2019年9月改訂版ドコモ・au・ソフトバンクのSIMロック解除条件-中古/白ロムのSIMフリー化手順と料金

eUICCプロファイルダウンロード用のQRコードは再発行に2千円必要

IIJのeSIMプランをiPhoneで使う場合、まず「eUICCプロファイル」と呼ばれる接続に必要なファイルをダウンロードします。この時にダウンロードをするためのQRコードが発行されるのですが、これは1回きりしか利用できず、別のiPhoneにインストール（機種交換）したい場合・誤ってプロファイルを削除してしまって再導入する場合にも、再発行手数料として2,000円が請求されます。

従来の物理SIMであれば、同じSIMカードを使う機種であれば自由に入れ替えて使うことが可能でしたが、eSIMならではの欠点も存在します。

「ベータ版」サービスであるため、eSIM不具合・トラブルも

2019年9月24日時点のおいて、IIJが提供するeSIMプランはさまざまな不具合・トラブルが発生する可能性があります。上記のプロファイル再発行のように、トラブルの解消に有料の手続きが発生することもありえるため、eSIMプラン提供条件・サービス内容・動作確認状況をIIJのサイトでよく確認してから利用検討をしてください。

なお、2019年9月20日時点においてeSIMプランのiOS13での動作確認自体はすでに行われ、問題なく使えることは公式にアナウンスされています。また、管理人もすでにiPhone11 Proでドコモ回線+IIJ回線のeSIMプラン利用が出来ることを確認しています。

＊2021年4月時点、eSIMプランには「β」が付かないデータプランゼロ/ギガプランが登場しています。