今まで国内では主にau用機種としてスマートフォンを提供してきたHTCは、本日10月17日よりSIMフリースマートフォン「HTC Desire Eye」および「HTC Desire 626」の2機種を販売開始しました。

次から次へとSIMフリースマホの新たな選択肢が増えていますが、日本でのスマホ販売実績があるHTCなので、品質には期待ができそうです。

Desire Eyeは公式販売価格 57,024 円のミドルスペックスマホです。5.2インチのフルHDディスプレイ、2.3GHzクアッドコア CPU, RAM 2GB/ROM 16GB, バッテリ-2400mAhという仕様です。

ここまではSIMフリースマホとしてはそこそこ高性能であり、スマホの価格相場からしても相応なところです。Desire Eyeの特徴はフロント・バックに搭載した1300万画素のカメラですね。

DESIRE-EYE-RD SET
前面にも高性能なカメラを搭載することにより、自撮り専用スマホとしてもかなり尖った性能になりました。他の「自撮りスマホ」はせいぜい500万~800万画素くらいの機種が多いです。

フロントに1300万画素のカメラを持っている機種としては「ASUS Zenfone Selfie」もありますので、Desire Eyeが唯一というわけでもありませんけれど。

このDesire Eyeは防水・防塵機能を有しています。これはSIMフリー機種としてはかなり珍しい特長と言えます。海外メーカーのスマホで防水対応のSIMフリースマホは・・・日本で公式に販売しているモデルとしてはちょっと思いつかないくらい、レアですね。海外向けならXperia M4 Aqua, M5, Galaxy Activeシリーズなどがあります。

もう一台のSIMフリースマホ「Desire 626」は3万円台まで価格を抑えたロー~ミドルスペックのスマホです。こちらの性能は5インチHDディスプレイ、CPU Spapdragon 410 1.2GHzクアッドコア、RAM 2GB/ROM16GB、電池容量2000mAhとなっており、高性能機種を求める人には物足りない感じもしますが、ポップなデザインが印象的です。

HTC Desire 626 SIMフリー スマートフォン ブルー HTC DotViewセット DESIRE-626-BL SET2機種のLTE対応バンドは以下のとおりです。

Desire Eye-

  • FDD-700/900/1800/2100/2600/800(FDD-B28/B8/B3/B1/B7/B19)

  • TDD-2600/1900/2300/2500(TDD-B40/B38/B39/B41)

  • DL:150, UL:50(service dependency)

Desire 626-

 

  • FDD-700/850/900/1800/2100/2600/800(FDD B28/B5/B8/B3/B1/B7/B19)

  • DL:150, UL:50(service dependency

Desire Eyeの方はTDD-LTEに対応しています。このB41というのがソフトバンク・ワイモバイルで利用されていますので、ドコモだけでなくソフトバンク系のネットワークで利用することが出来そうです。

発売記念として実売価格で4000円ほどする「ドットビューケース」セットが、スマホ単体と同じ価格で買えるようになっています。アマゾンのページには限定数は書かれていないので、在庫がある限りケースが無料で貰えるみたいですね。

最近は高級感のあるミドルスペックSIMフリースマホも増えてきましたが、そういったシリーズとも少し違った独特のデザインのスマホを楽しみたい方向けです。

HTC 日本にSIMフリースマホ投入 Desire Eye&626 発売記念で専用ケースが無料に

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