Appleは2018年3月27日、1年ぶりとなるiPadシリーズの新型「9.7インチ iPad (第6世代, 2018)」を発表しました。日本も1次販売国に入っており、本日28日から予約開始(Apple Storeの場合。キャリアでは29日10時~予約受付開始予定)・今週後半から発売されます。

2018年モデルのiPadの一番の特徴は、従来iPad Proシリーズで対応していたApple Pencilが使えるようなったことです。

2017年モデルのiPad(第5世代)に比べて40%高速化されたCPU/グラフィック性能は50%ほどアップしており、Appleペンシルを利用したさまざまなアプリ動作・マルチタスクをスムーズに行えるということです。

OSはデフォルトでiOS11。

一方ではデザインは従来のiPadそのもの。本体のサイズ・重量等はすべて旧モデルの9.7インチiPadと寸分違わず同じとなっていますので、第6世代iPad(2018)と第5世代用iPadのケース・フィルムなどアクセサリーには互換性があります

指紋認証センサーを内蔵したホームボタンもあります。CPUにはiPhone8/X搭載モデルより1世代古いA10 Fusionチップを搭載するなど廉価版としての位置づけにもなっており、アメリカでの販売価格は329ドル~(教育機関向けには299ドル~)からという低価格で提供されます。

329ドルという価格は2017年モデルのiPadと全く同じですので、1年前と同じ価格相場で計算すれば国内での販売価格は3万円台から(2017年モデルと同じなら37800円~)になるでしょう(詳しい国内価格はAppleの国内サイトで確認してください)。

→Apple Storeの価格が表示されました。

モバイル通信(Cellular)モデルの場合は459ドル~(US)。

Apple Pencilは別売りとされており、99ドル(国内価格は10,800円)です。こちらも教育機関向けに優遇があり、アメリカでは89ドルから購入できるようにされるということです。

新型iPadの1次販売国は以下の25箇所。

Australia, Austria, Belgium, Canada, China, Czech Republic, Denmark, Finland, France, Germany, Hong Kong, Hungary, Ireland, Italy, Japan, Luxembourg, Netherlands, New Zealand, Norway, Poland, Portugal, Singapore, Spain, Sweden, Switzerland, UAE, the UK and the US.

この他、4月・5月から販売が行なわれる国・地域もあります。

国内のキャリアではおそらくドコモ・au・ソフトバンクから発売されるでしょう。28日深夜時点ではまだ情報が出ていませんが、本日以降(→29日受付開始が確定)に予約受付が始まる見込みです。

→ 各キャリアで取り扱いが発表されました。ドコモでは3月29日予約受付開始、3月31日発売で確定しました。auでの販売価格は第5世代と据え置き、実質0円~となります(ただし発売は4月以降に遅れることも確定)。ソフトバンクではWi-Fiモデル・Wi-Fi+Cellularモデルの両方を取り扱います。

3キャリアの価格情報をまとめておきます(2018年3月発売時点、Cellularモデルの価格。それぞれ月々サポート/毎月割/月月割等の適用後価格を含む)。

取扱店 32GB 128GB
ドコモ 第6世代 (2018)
57,024円

→実質10,368円
第6世代 (2018)
69,336円

→実質22,032円
第5世代(2017)
一括0円
第5世代(2017)
一括10,368円
au 第6世代 (2018)
60,480円

実質0円
第6世代 (2018)
68,400円

実質7,920円
第5世代(2017)
実質0円
第5世代(2017)
実質7,920円
ソフトバンク 第6世代 (2018)
56,880円

→実質10,800円
第6世代 (2018)
68,760円

実質18,000円
第5世代(2017)
実質0円
第5世代(2017)
実質7,200円
c.f. Apple SIMフリー 57,024円 68,904円

Apple 2018年新型iPad 9.7インチはほぼ「廉価版iPad Pro」Apple Pencil対応で3万円台~

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