パナソニックが運営しているドコモのネットワークを利用した格安SIMサービス「Wonderlink(ワンダーリンク)」では、通常のSIMカードだけを購入した場合には契約できない「レッツノート 専用 Wonderlink LTE A（エー）」という特別なプランがあります。
パナソニックのノートパソコン・レッツーノートシリーズにはSIMスロットを搭載し、本体のみでLTE接続が可能なモデルがあります。これらをパナソニックの公式サイト「パナソニックストア」で注文すると、セットでSIMカードを同梱で入手することが可能です。
全てのレッツーノートがLTEに対応しているのではなく、カスタマイズモデル・プレミアムモデルに限られていますので、注文時にLTE対応しているかどうか仕様を確認してください）。
このレッツーノート専用のプランが2016年2月1日から料金・速度通信制限が改定されます。
7GBプランが100円値下げされて月額1960円へ、週間コースの超過時速度が384kbpsへ統一されます。既存ユーザーの場合も上記の新しい料金が自動的に適用されるということです。
Wonderlinkの格安SIMプランでは、料金面では業界平均水準程度であり、それほどやすいというわけでもありません。今回値下げされる7GBプランにしても、DMMでは1860円で、さらに100円安く集中利用制限もありません。
Wonderlink SIMの有利な点は、速度超過時の制限速度にあります。多くのMVNOではデータ通信制限がかかると上限は200kbpsになります。パソコンでウェブサイトを見る場合にはスマホ専用サイトに比べて通信量が増えがちですので、この差が効いてくる・・・のかもしれません（管理人は200kbpsなどの低速では我慢できない質なので＾＾；）。
Wonderlink SIMはせめて短期制限を撤廃すれば、もう少し利用価値がありそうです。
