NTTドコモは2018年2月7日10時より、公式ウェブショップにて1台で2画面のディスプレイを搭載するユニークなスマホ「M Z-01K」の事前購入手続きを開始、2月9日より一般発売を開始します。

ドコモでは2013年春モデルとしてNECからも同じコンセプトの2画面スマホ MEDIAS W N-05Eという機種を取り扱っていたものの、当時はまだまだスマホの性能・機能が未熟でした。最新モデル M Z-01Kは万能では無いながらMEDIASとは比べ物にならないくらい性能がアップしており、5年間のスマホ技術の進化を体験出来る一台となります。

画面が1個しかない普通のスマホでは満足できない、スマホに新しい使い方を見い出したい人は進化した2画面スマホを試してみましょう。

先に公式サイトで詳細を見たい人はこちら→「NTTドコモ M Z-01Kをみる

M Z-01Kのスペックデータ

項目 仕様 項目 仕様
ディスプレイ 5.2インチ フルHD
×2画面
OS Android 7.1
(発売時)
電池容量/
実利用可能時間
2,930 mAh/
100時間
(2面利用 80時間)
カメラ メイン
2030万画素
重さ 226グラム おさいふケータイ 非対応
RAM/ROM 4GB/64GB テレビ 非対応
CPU スナドラ821 防水・ 防塵 非対応
通信 下り最大500Mbps 充電 Type-C USB

Z-01Kは5.2インチのフルHDディスプレイを2枚搭載する関係で、一般的なスマホより本体重量はかなり重めです。折りたたみ時の厚みは12.1mmほどになり、スマホを2台重ねるよりは薄いと言えるでしょう。

ディスプレイを開いた状態にすると最大6.8インチ相当のサイズに大きく画像を表示することが出来ます。左右のディスプレイで別々のもの・同じものを表示する事もできるため、利用シーンに合わせたスタイルで利用できます。

CPUには1世代前のハイエンド向け Snanpdragon 821を採用しており、処理性能としてはあらゆるアプリ・ゲーム・メニュー操作が快適に出来るチップです。Android向け最新SoC Snapdragon 835ではありませんが、2つの画面で異なるアプリケーションを動作させてももたつかないように、比較的高い性能になっています。

また、カメラは普通のスマホとは異なり1個だけとなります。通常撮影/自撮り時にはディスプレイを閉じる・開くことで画面をプレビューできますので、カメラは1個で十分です。

Z-01Kは海外向けモデル ZTE AXON Mと機能面ではほぼ同等であるため、日本のガラパゴス機能である、おサイフケータイ・ワンセグ/フルセグは非対応です。また、防水・防塵機能もありません

テレビ機能やおサイフケータイ、防水性能や電池が長持ちする機種が欲しいという場合は、Z-01Kよりも他のドコモの最新機種に機種変更したほうが幸せになれるかもしれません。2画面ではありませんがドコモの冬モデルにはGalaxy Note8(6.3インチ)やLG V30+(6.0インチ)、Xperia  XZ Premium (5.5インチ)などもありますので、どちらが良いか比較してみてください。

☆「ドコモ大画面スマホGalaxy note 8 SC-01K実機レビュー
☆「[実機レビュー]ドコモ大画面軽量スマホ LG V30+ L-01Kの性能を徹底チェック
☆「[実機レビュー]Xperia XZ Premium SO-04J Rosso(ロッソ)

Z-01KとN-05Eの比較

項目 N-05E Z-01K
画面
(解像度)
4.3インチ×2
(540×960)
5.2インチ×2
(1080×1920)
サイズ 136 × 64
× 12.6mm
151 × 72
× 12.1mm
重さ 183グラム 226グラム
CPU スナドラ S4 スナドラ821
RAM/ROM 1GB/16GB 4GB/64GB
電池 2,100mAh 2,930mAh
下り最大 100Mbps 500Mbps
OS Android 4.1 Android 7.1~
カメラ 800万画素 2030万画素
VoLTE 非対応 対応
ハイレゾ 非対応 対応
スピーカー 本体下1個 正面+
本体下
生体認証 無し 指紋認証

N-05Eも同じ2画面スマホではありますが、スペックを比較するとZ-01Kとはあまりにも差がありすぎて、時代の流れを感じます。N-05Eはコンセプトだけは面白かったですが、時代を先取りし過ぎて性能・機能が追いついていなかったのかもしれません。

画面を開いて広くメニューを表示する・2種類の画面を同時に表示する、という点では確かにN-05EもZ-01Kも同じながら、決定的な違いとしてOS Androidの仕様として、N-05Eでは専用の2画面アプリ「Utility Apps」を使った場合のみブラウザ+メモ帳といった使い方が出来ますが、2画面で任意のアプリを別々に操作することが出来ませんでした。

また、動き自体も昨今のスマホと比べるとN-05Eではモッサリとしており、頻繁に引っかかりを感じます。CPUの処理速度でもRAM容量による同時並行処理能力も、Z-01Kでは数倍はアップしているはずです(N-05EはOSが古すぎてベンチマークアプリも動きません)。

OSがAndroid 7.0以降の端末では画面分割機能が使えるようになったため、Z-01Kでは任意のアプリで2画面動作が可能になりました(アプリによっては動作しないケースがあります)。これがおそらく最大の違いでしょう。

画面が折りたためることを利用して、スタンド型にして動画を見ることが可能な2画面スマホですが、N-05Eは本体下に1つスピーカーがあるだけでした。一方のZ-01Kではディスプレイの上に1個+本体下のデュアルスピーカーになっており、ドルビーアトモスによる立体的なサウンドが楽しめます。

N-05Eのサポートは2017年で終了しており、すでにソフトウェアのアップデートをすることが出来ません(最新バージョンに更新することもできず、古いバージョンの場合はそのまま使うしかありません)。修理受付も公式では終了しているため、壊れた場合はそれまでです。

Z-01Kの販売価格

契約種別 新規/機種変更 のりかえ(MNP)
本体価格 月額3,861円×24回分割時 (総額 92,664円)
月々サポート 毎月−2,079円×24回
(総額値引き −49,896円)
毎月−2,754円×24回
(総額値引き −66,096円)
実質価格 月額1,782円×24回
(総額 42,768円)
月額1,107円×24回
(総額 26,568円)

*上記は2018年2月5日発売時点の公式価格です。この他にも下取りプログラム・家族まとめて割・エンジョイシェアパックなど、多数のキャンペーン・割引を併用可能です。それぞれの適用条件・値引き額は「ドコモ 実施中のキャンペーン一覧」を参照下さい。

事前予約~発売キャンペーン


M Z-01Kの発売を記念し、購入者を対象に抽選で最大1万円相当のdポイントが当たるキャンペーンが実施されます。

1等:10,000dポイント × 50名
2等:5,000dポイント × 200名
3等:1,000dポイント × 1,000名

発売日前(ウェブ予約の場合は2018年2月6日まで)に予約してから購入すると、当選確率が2倍にアップする特典もあります。

購入後にエントリー(応募)が必要ですので、購入期間・応募期限に注意して下さい。

予約対象期間  :2018年1月12日(金)~「M Z-01K」発売日前日まで
購入対象期間  :「M Z-01K」発売日~2018年3月31日(土)まで
応 募 期 間  :「M Z-01K」発売日~2018年4月30日(月・祝)まで

M-01Kの予約・購入は公式オンラインサイトから受け付けています。予約・購入手続きは10~15分で簡単に行えますので、店頭で長時間待ちたくない・余計なオプションや高額大容量プランなどを契約をせずに、ゆっくりとプランを決めたい人はウェブ予約をオススメします。

irumo
ドコモの2画面スマホ M Z-01K 価格とスペック・割引情報 MEDIAS W N-05Eと比較

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