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ドコモから2013年に発売された防水薄型タブレットの人気機種 SONY Xperia Tablet Z SO-03Eが2017年の今でも使えるのか、実機を使ってその機能をチェックしてみたいと思います。

SO-03Eは現在ドコモのオンラインショップで在庫処分セールが実施されており、新規・機種変更ともに一括1,000円(税込み1,080円)で購入が可能です。今を逃すと今後おそらく新品で購入する機会はなくなります。古い機種が今ではどの程度使えるのか不安で購入をためらっている人の参考にどうぞ。

先に公式サイトで価格・機能をみたい人はこちら→「ドコモオンラインショップ限定 Xperia Tablet Z SO-03Eセール品をみる

Xperia Tablet Z SO-03Eのスペック概要

まずはSO-03Eの主要スペック数値をチェックしておきましょう。

項目 スペック 項目 スペック
ディスプレイ 10.1インチ 電池容量 6000mAh
解像度 WUXGA
1920×1200
OS Android 4.1.2
(最終更新)
重さ 495グラム CPU Snapdragon S4 Pro
1.5GHz 4コア
縦幅 172 mm RAM 2GB
横幅 266 mm ROM 32GB
厚さ 6.9 mm テレビ フルセグ対応

Xperia Tablet Zの最新バージョンのAndroidは4.1.2で終了しています。今後のアップデートは無いでしょう(最新ビルド番号:10.1.E.0.348)。

SO-03Eが対応する主な機能は以下のようなものがあります。

・LTE通信対応(Xi/下り最大100Mbps)
・防水/防磁機能      IPX5/7対応
・カメラ搭載(メイン810万画素/フロント220万画素)

Xperia Tablet Z SO-03Eは発売当時、10インチクラスのタブレット端末として世界最薄とされていました。今では後継機のXperia Z4 Tablet SO-05Gが393グラムを達成(2015年5月時点で世界最薄・最軽量)しているため、新機種と比較してしまうと重めということにはなってしまいますが、10インチで500グラム以下ならば十分にスタイリッシュで軽量な部類に入ると言えます。

また、10インチサイズで防水機能を持ったタブレットとしての珍しさもあります。現在ドコモから発売中の防水機能付きタブレットは富士通製の「arrows Tab F-04H」のみとなり、その他の旧モデルは公式サイトでは取扱が終了しています。

SO-03Eは古い機種ですので、本体のみの中古品(白ロム)であればそれなりに安く買うことは出来ますが、ドコモの公式サイトで新規・機種変更として回線契約を伴えば一括1,080円で買えるという価格的メリットは大きいです。

SO-03Eの処理性能

Xperia Tablet Z SO-03Eに搭載されているCPUは Snapdragon S4 Pro APQ8064というチップになります。これは発売当時であれば最先端の高性能処理能力をもったチップであったのですが、、、さすがに4年前のモデルだけあり、最新機種とは比べ物にならないほど性能は劣ってしまいます。

SO-03Eと同じチップを搭載したスマートフォンだとXperia Z SO-02E, Xperia A SO-04E, Xperia UL SOL22 (au), AQUOS Phone Xx 203SH(ソフトバンク)などがあります。いずれも中古品であれば今は1万円もしない、型落ちモデルとして取り扱われるレベルの端末です。

ただ、Snapdragon S4 Proでも用途を限って使えば、それほど動きに問題を感じない人もいるはずです。管理人の感覚的なもので言えば、通常の設定メニューやウェブ閲覧の動作にはほぼ遅さは感じません各種ニューススアプリやYoutubeの試聴、パズドラ・モンストも軽快に動作します。画面が非常に大きいので、電子書籍の絵・文字もとても大きく、見やすいですね。Kindleアプリも動作を確認しました。

一方で、高い処理能力が必要とされる、重い3Dゲームの動きはやや鈍いです。まったくプレイが出来ないほどではありませんが、例えば「妖怪ウォッチぷにぷに」は最高性能機種(Snapdragon 820搭載)に比べて、パズルのコマが動く様子に若干の違和感があります(画面が大きいので、余計に動きにスームズさが無く見える)。また、「白猫プロジェクト」程度なら普通にプレイ可能でした。

SO-03Eではゲームアプリを遊ぶことも出来ますが、パズルゲーム~軽めのアクションゲームくらいまでだと考えた方が良いでしょう。3Dゲームも動くには動きます。

*Xperia Z Tabletでこのアプリはちゃんと動くか?と確認したいゲーム・アプリケーションがあれば、コメントを頂ければ確認できるものは確認しますのでお気軽にご連絡ください(すべてのアプリを試せるかどうか判りませんのでご了承ください)

また、OS(オペレーションシステム) Androidが4.1.2で更新を終了していますので、新しいバージョンでしか動作検証がされていないアプリが出てきています。例えば、有名なベンチマークテストアプリであるAntutu Benchmarkでは3D処理テストが実行できません。

初期インストールされているアプリを見ると、2016年にサービスが終了してしまった「NOTTV」のアプリが入っているなど、時代遅れ感は否めません。

バッテリーはとても長持ち

Xperia Tablet SO-03Eには6000mAhという、タブレット機種の中でもそれなりに大きな電池が搭載されています。大きなディスプレイで消費されるバッテリーも大きいながら、CPUの処理能力は先程も書いたように今となっては低めのため、通常の処理で消費していく電池は少なめ。

公式のデータではLTE受信状態の最大連続可能待ち受け時間は約1020時間とされています。これを他のタブレット機種と比べてみましょう。

機種名 LTE待ち受け可能時間
Xperia Tablet Z SO-03E 1,020時間
Xperia Z2 Tablet SO-05F 1,060時間
Xperia Z4 Tablet SO-05G 930時間
dtab d-01H 940時間
arrows Tab F-04H 970時間

このようになっており、SO-03Eよりも新しいモデルだからといって、電池の持ちが劇的にアップしているわけではないのです。むしろパワーを使いすぎない分、簡単なアプリ動作やネット閲覧くらいなら新機種よりもSO-03Eの方が長く楽しめるかもしれません。

Xperia Tablet Zは旧モデルのため在庫処分価格で安く買える一方、やはり「古いがゆえのデメリット」もあります。通常の新品販売品では想定されないデメリットが少しありますので、以下のことに注意しておいてください。

OSが古いため、対応できないサービスあり
・保守用在庫が無いため、初期不良時に代替機がない(返金・キャンセル扱いになることがある)
約1年で修理サービスも終了してしまう(2018年4月まで)
・専用のアクセサリーが店頭においてない場合が多い

私が実際に使って特に気になったのは、OSがAndroid4.1止まりであるため、画面の上下からスライドさせて使うクイックメニュー・検索機能のショートカット起動などが使えない点です。ステータスバーからのクイックメニューで設定を変更することに慣れていると、「あれ?メニューが出てこない・・・」と。よく考えたらAndroid 4.1では対応していない機能だったようです。

現在ではAndroid 5.0→6.0→7.0までのメジャーアップデートが行われており、古いOSである4.1のシステムは洗練されているとは言いがたいです。最近のAndroidタブレット・スマホなら基本的に出来る機能がなかったりするかもしれません。

すでに発売から4年が過ぎており、発売日から5年となる2018年4月以降はドコモショップに持ち込んでも修理サポートを受けることができなくなるため、故障してしまうとそれまでになる可能性があります。一括千円の機種ですので、故障時は高いお金を出して修理をするより新機種に買い替えた方がお得ではありますので、ここは割り切るしかありません。

また、ドコモの公式オンラインショップでは専用の卓上ホルダー(SO16)は取り扱いがあるため購入できますが、ケースやフィルムは販売が終了しているようです。タブレットを持ち歩く場合にはケースや保護フィルムを装着することを考えている人も多いと思いますけれど、おそらく量販店等にもSO-03E用の専用アクセサリーはもう在庫が無いところばかりだと思います。専用アクセサリーが欲しい場合はアマゾンなどの通販を使えばまだ入手は出来ます。

Xperia Tablet Zの便利な使い方

Xperia Tablet Z SO-03Eの最大のメリットは、何と言っても「大画面の防水タブレット」であることだと私は思います。画面に水滴がついてしまうとちょっと誤作動が増えますが(逆に最新機種のXperia X Compact, Xperia XZの誤作動の少なさに改めて感動しました → [レビュー]水も滴る良いスマホ!Xperia X Compact SO-02J 防水の仕様とお風呂場での使用感想)、水周りで安心して使える防水性能は嬉しいものです。

大きな画面を活かし、家族・友人と一緒に同じ画面を見ながら写真やムービーを楽しんだり、小さな文字が見えづらくなってきた高齢の方の利用にも適しています。1920×1200ドットの高い解像度で、キレイな写真を表示できます。

もちろんドコモのモバイル回線でインターネットが出来ますので、家の中だけでなく外出先でも活躍します。メールのチェックやマップ機能を使うくらならば4年前のSO-03Eの処理性能でも十分なため、わざわざ高額な最新機能を買うほどでもないという人にこそ、型落ちモデルで安くなったSO-03Eが向いていると言えます。

古いOSだからこそ!Flashゲームも遊べる

Xperia Tablet ZのOSは古いAndroid 4.1.2止まりであることを逆に利用し、Flash Playerを入れることが出来ちゃいます(*Adobe公式のサポートが打ち切られているので、利用を推奨するものではありません)。

☆「Adobe アーカイブ版 Flash Playerの提供について

上記サイトから、Android 4.0用のバージョンをSO-03Eにインストールし(提供元不明のアプリインストールを許可してください)、Firefoxを使うとPC版艦隊これくしょんが遊べます。

今は艦隊これくしょんはAndroid版もありますのでわざわざFlash版をプレイする必要もないのかもしれませんが、Flashゲーム・動画などを楽しめます。

SO-03Eの販売価格

Xperia Tablet Z SO-03Eの在庫処分セールはオンラインショップ限定で開催中です。在庫限りで販売終了となりますので、以上のような機能性・デメリットを理解した上で、販売価格に納得できるのなら早めの注文をオススメします。

SO-02E 税込み価格
定価 84,672円
端末購入サポート値引き -83,592円
一括 1,080円
*割引解除料 (41,796円)

*一括値引きを適用できる「ドコモ 端末購入サポート」には加入条件・契約後の利用継続期間に指定がありますので、必ず条件をよく確認してから購入をしてください。

現在Xiプランを利用中のタブレット回線から機種変更する場合は、機種変更事務手数料も無料となります。自宅への配送・ドコモショップでの受取も無料で出来ますので、新品の防水タブレットを格安で手に入れたい人はオンラインで注文してみましょう。

☆ドコモの簡単オンライン注文手順まとめ

[レビュー]docomo機種変一括1千円タブレット Xperia Tablet Z SO-03Eは2017年でも使えるのか?
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