2016年6月17日より新規・MNPを利用してドコモケータイSH-06GおよびF-05Gを契約すると、端末購入サポートを適用することにより本体購入代金の全額が割引され、新規一括0円で購入できるようになりました。

sh-06g

しかもスマートフォンプランとは異なり、通話無制限プラン・大容量データパックへの加入が必須ではありません(ただし下記で解説しますが定期契約条件はあります)。

たくさん携帯を使う人なら定額プランがお得なのですが、維持費を安くちょっとだけ携帯を使いたい人はFOMAプランで端末購入サポートを適用させると初期費用・維持費を格安で高性能ケータイのAQUOS SH-06G, ARROWSケータイ F-05Gをゲット出来るようになりました。

機種変更の場合も「特別割+購入サポート」により一括0円で購入できます(FOMAからの機種変更であれば、オンラインショップで手続きをすると事務手数料・送料も無料になるので実は機種変のほうが新規契約より安くなります)

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新規・機種変一括0円で買うための条件

ドコモケータイを新規一括0円で契約するには、「端末購入サポート」+「MNP/新規特別割引(spモード特別割)」の2つの割引を適用する必要があります。この割引は「購入時の端末代金値引き」であり、分割での値引きではありません。これから簡単な説明をしていきますが、それぞれの詳しい割引提供条件は必ず各自で確認してください。

☆「ドコモ 端末購入サポート

☆「ドコモ MNP・新規限定特別割引

今から解説するドコモケータイ SH-06G,F-05Gの場合、端末購入サポート・特別割引の適用条件・割引額は同じです(2016年6月時点の価格)。

ケータイ本体価格[36,288円]端末購入サポート[35,640円][特別割引648円]本体価格0円

このような内訳で一括0円になります。ここで端末購入サポートと特別割引の適用条件は実質同一であるため、どちらか片方の割引だけ適用されるというケースは通常ありません。

新規特別割引

FOMAプランで端末購入サポートおよび特別割引を適用するには「定期契約」が必要です。対象となる定期契約コースは以下の種類があり、それぞれ契約条件に指定される時期に達しない短期解約をすると違約金が発生しますの良く条件を確認してください。

定期契約サービス名 契約単位 割引特典 短期違約金
ファミ割MAX 50 2年間 基本使用料半額
家族間通話が24時間無料
9500円
ひとりでも割50 2年間 基本使用料半額 9500円
ビジネス割50 2年間 基本使用料半額 9500円
(新)いちねん割引 1年間 基本料金12%~25%引き 3000円
ハーティ割引 無し 各種値引き 無し

FOMAプランで端末購入サポートを適用するには、上記5種類のいずれかの基本使用料割引サービスに加入することが条件です。ここで、「基本使用料割引サービス」の違約金と「端末購入サポート」の違約金は別々に設定されていることに注意が必要です。

SH-06G,F-05Gの端末購入サポートを適用させた場合、契約日の翌月から起算して12ヶ月以内に適用条件外のプランへ変更・解約を行うと違約金17,820円が発生します。これは上記テーブルの「短期違約金」と重複して発生します。例えばひとりでも割50に加入して3ヶ月で解約すると、9500円+17820円=27,320円の請求が発生します。

ドコモの携帯電話用プラン・FOMAプランは、通話時間・データ通信(インターネット利用)の利用頻度に合わせて複数のプランから選ぶことが出来ます。

fomaプランイメージ
FOMA用料金は3つのシステム「1.料金プラン(いわゆる基本料金)」+「2.パケットサービス(ウェブ接続料金)」+「プロバイダー(ここではspモード)」から構成されています。SH-06G,F-05Gを新規一括0円で買うための最安値プランだと月額802円~という低価格から契約可能です。ただし、もちろん維持費が安いプランは出来ることも少なくなりますので、各自がどのくらい通話がしたいのか、インターネットが使いたいのかに合わせてプランを選ぶことが節約のポイントです。

このプランはドコモで最も安い携帯用プランです。2年契約をすると月額料金はわずか802円(これが最安値契約パターンです)。しかしながらこのプランには無料通話分は含まれず、たくさん電話を掛けてしまうと割高になってきます。

タイプシンプルバリュー

無料通話が欲しい場合は、「ベーシックプラン」または「バリュープラン」を選んでください。(バリュープランでもベーシックでも、どちらも定期契約さえすれば一括0円の条件になります)。ベーシックプランは従来の割引きシステムなので、通常はバリュープランから選ぶと安く出来ます。

バリュープラン無料通話が最大25分~733分相当を含む各種プランを自由に選べます。どのプランでも定期契約をすれば一括0円で購入する条件に当てはまります。料金が高いプランほどたくさんの通話をしても割安になりますので、自分の通話利用状況をしっかりと把握して選ぶことで最大の節約が可能になります。

通話料金プラン(シンプルバリュー、バリュープランなど)を決めたら、続いてインターネット・メールをするためのデータプランを選びます。FOMAの場合は「パケホーダイ・シンプル(ダブル)、パケホーダイ・フラットから選ぶことが出来ます(パケホーダイ・ライトは2014年で受付が終了しました)。

安く携帯を維持したい場合、パケホーダイ・シンプルまたはパケホーダイ・ダブルに加入することになります。

パケホダブル
「パケホーダイ・シンプル」というのは基本料金プランに「タイプシンプルバリュー」を選んだ場合に適用される月額0円からの料金変動型プラン(シンプルバリュー選択時は加入必須)です。シンプルバリュー以外のプランだと、月額401円~の「パケホーダイ・ダブル」が適用されます。

パケホーダイシンプルイメージ

SH-06G,F-05Gは「ケータイ通信(spモード)」という区分に入りますので、全く使わなければデータ料金は0円、52500パケットを超えると4200円で上限に達します。4200円分に到達した後はずっと定額でデータ通信を利用できます(直近3日で300万パケットを超えるような大容量通信をした場合には速度制限が掛かることがあります)。

「基本料金プラン」+「データプラン」を選んだら、最後に3つ目のプロバイダー契約を選びます。SH-06G,F-05Gの場合は「spモード」という月額324円の契約のみ選択出来ます。このプロバイダー契約は一括0円購入に必須ではありません。spモードを契約しない・解除しても違約金は発生しないのですが、プロバイダー契約をしないとメール・インターネット回線接続が一切できなくなるので、通常はspモードの契約をしてください。

支払料金のパターン

「基本料金プラン」+「データプラン」+「プロバイダー」の3種類の選択方法が理解できたら、あとは契約時に選ぶだけです。最後に幾つかの組み合わせを選んで、どのくらいの維持費でどんなことが出来るのか?という例を示しておきましょう。

パターンA 最安維持プラン 備考
基本料金 タイプシンプルバリュー 2年契約
データプラン パケホーダイ・シンプル 加入必須
プロバイダー 非加入 メール利用不可、
無料通話無し
月額維持費 802円~
パターンB 超ライトユーザー向け 備考
基本料金 タイプシンプルバリュー 2年契約
データプラン パケホーダイ・シンプル 加入必須
プロバイダー 加入 メール利用可、
無料通話無し
月額維持費 1,126円~
パターンC ライトユーザー向け 備考
基本料金 タイプSSバリュー 2年契約
データプラン パケホーダイ・ダブル 月額401円~
プロバイダー 加入 メール利用可、
無料通話25分相当
月額維持費 1,659円~
パターンD ハードユーザーの場合 備考
基本料金 タイプLバリュー 2年契約
データプラン パケホーダイ・ダブル 上限の4200円到達とする
プロバイダー 加入 メール利用可、
無料通話300分相当
月額維持費 8,524円

*上記のシミュレーションではユニバーサル料金を含んでいません。2016年7月~は月額+3円が掛かります。

上記4種類の契約はすべて一括0円の条件に当てはまる「ひとりでも割50」に加入したケーススタディです。最後のパターンDでは、パケット上限に達するまでネットを使い、無料通話が1ヶ月で5時間分付いたハードユーザーを想定して月額料金を出しました。ここまでハードに使うのなら新料金プランに加入して通話し放題プランに移ったほうが安く済みます。何度も書きますが、利用頻度に応じてFOMAプランが良いのか・新料金プランが良いのかよく考えてプランを選ばないと節約につながりません。

ドコモのケータイはウェブ申し込みで24時間新規・MNP申し込みが可能です。SH-06G,F-05Gの料金は全く同じなので、あとは機種のデザインや機能をチェックして欲しい機種を注文して下さい。機種変更の場合は最短2日、新規・MNPの場合は本人確認に時間を要するため最大10日程度で自宅に携帯電話が届きます(コンビニ受け取りなども可能)。

☆「docomo AQUOSケータイ SH-06Gの詳細をみる

☆「docomo ARROWSケータイ F-05Gの詳細をみる

オンラインショップの注文方法を確認したい方は下記の記事を参照ください。

関連記事:ドコモのウェブ申込み方法 全手順解説

irumo

*携帯代金・料金プラン・割引条件は2016年6月記事執筆時点の情報に基づき計算しています。契約条件・利用状況によって実際の支払額とは異なる可能性がありますので、必ずご自身でも最新の条件を確認してから申し込むようにして下さい。

ドコモ携帯が新規一括0円!FOMAプランの端末購入サポート条件とプランの選び方

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