docomo 2016年冬モデルとして11月上旬(発売日は11月4日に決定しました)に発売されるシャープのAQUOS EVER SH-02Jの実機を触り、シャープの担当者さんにいろいろと話しを聞いてきたので第二世代となるアクオスエバーの注目点を紹介します。

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旧モデルSH-04Gとのスペック比較

AQUOS EVER SH-02Jは2015年モデルとして販売されていた「SH-04G」の後継機種です。どちらも同じ「5インチサイズのスマートフォン」ですが、1年間でかなりの機能性アップ・スペックアップをしました。

AQUOS EVER’s 2016年モデル
SH-02J
2015年モデル
SH-04G(生産終了)
サイズ 143 × 71
×8.3mm
133 × 71
×9.7mm
重さ 138グラム 139グラム
ディスプレイ 5.0インチHD
IGZO
5.0インチHD
TFT
OS Android6.0 Android5.0止まり
電池 2,700mAh 2,450mAh
実利用可能時間 115時間 81.3時間
インカメラ 5メガ
(広角24mm相当)
2メガ
(広角31.6mm相当)
CPU スナドラ430 スナドラ400
RAM/ROM 2GB/16GB 2GB/16GB
エモパー 5.0対応 Lite機能のみ
防水防塵 対応 防水のみ対応

主な項目と変更点のみピックアップしています。細かいスペックデータは公式サイトで確認してください。

☆「ドコモ AQUOS EVER SH-02Jをみる」/11月2日より購入手続き開始

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10月19日時点で発表されている2016年冬モデルのスマートフォンにおいて、他の大容量電池搭載のハイスペック機種を差し置いて「実利用可能時間」でナンバーワンになっているのが、AQUOS EVER SH-02Jです。このあとも幾つかSH-02Jの特徴を紹介しますけど、この電池の持ちの良さがSH-02J一番のポイントです。

ちなみに、2016年夏モデルを含めても115時間という利用可能時間は最長です(関連記事:ドコモ2016年夏モデルの電池容量比較)。

もちろん性能的には他のハイエンドモデルの方がパワフルに動作し、大画面で綺麗なディスプレイを持っているのですが、SH-02Jは解像度をHD(1,280×720ピクセル)にとどめ、シャープの省エネディスプレイパネル「IGZO」に変更されました。旧モデルでは低コスト化のためか通常のTFT液晶だったのですが、IGZOディスプレイに変更することで省エネ性能が高まっているとのことです。

電池容量自体も2450mAhから2,700mAhへ1割ほどアップしていますけれど、利用可能時間は40%もアップしています。AQUOS EVERのようなミドル機種を選ぶ人は「パフォーマンスよりも電池の持ちを重視」する人だと思いますので、SH-02Jはぴったりでしょう。

今や指紋認証・虹彩認証などの「生体認証システム」がスマートフォンに当たり前に搭載されるようになってきました。この流れを受けて旧モデルSH-04Gには無かった指紋センサーがSH-02Jにも追加されています。

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SH-02Jの指紋センサーは「本体の横」についています。多くの機種は本体ディスプレイの下やボディの背面についているものも多いのですけれど、ボディの横にあるのはXperiaシリーズくらいです。

私も実機で指紋認証を試してきましたが、特に問題なく動作しています。ディスプレイオフの状態から一気に解除まで持っていくことができ、登録できる5種類の指紋にそれぞれのアプリケーション起動のショートカットを割り当てることも出来ます。このあたりは上位のスマートフォンなら当然に出来ることではあるのですが、AQUOS EVERという廉価モデルでも同じ使い勝手の良さを取り入れています。

「本体を持ったまま手首をひねる」という動作に対してアプリの切り替え動作をさせる、2016年夏モデルのシャープ製スマホ(AQUOS ZETA SH-04H、他社同等モデル)に採用された機能がSH-02Jでも採用されています。

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両手で操作できるときにはアプリの切り替えは普通にタッチ・スワイプ等で切り替えたほうが速いのですけれど、片手のみでページ・アプリの切り替えをサクッと行えるツイストマジックは慣れると便利そうです。

シャープのスマホでは良くある、柔らかな光によるイルミネーション機能がSH-02Jにも搭載されています。

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全体のデザインは丸みを帯びたもので、かっこよさはあまり・・・。平面ガラスから2.5Dのエッジが滑らかにカーブした表面ガラスに変更・本体が1センチほど縦長になりました。前モデルより薄くなっているので、持ち易さは向上しています。

ボディーは指紋の付き難いコーティング・傷も付き難い2.5D強化ガラスが使われているので、いっその事ケース無しで139グラムという軽さを最大限に活かすのもアリかもしれません。

ライトは正面ディスプレイの下に搭載されており、そこから水泡が湧き上がるようにさまざまな効果とカラーの組み合わせで光ります。担当者いわく、「人に寄り添うスマホ」をテーマにしたスマホであるため、単に携帯電話としての機能をもたせるだけでなく「使っていて楽しい」効果にこだわりを持たせて機能を充実させたということでした。

スマートフォンだとあまりストラップを付けて使っているユーザーは少ないのかもしれませんが、ガラケー時代からの習慣としてスマホにもストラップを付けたいという需要もまだあるそうです。

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SH-02Jでは本体にちゃんとストラップホールがありますので、ストラップの付けられるケースをわざわざ探したり、イヤホンジャックに挿して使うタイプなどを利用しなくてもOKですね。

SH-02Jはハイエンドモデルではないので、重たいアプリゲームを快適に楽しみたい・最先端技術を使った高画質カメラを使いたいという方だと満足できない可能性が高いですが、製造コストはSH-04Gとそんなに変わっていないという話です。19日時点ではまだ価格は発表されていませんけれど、おそらくSH-04Gと同じくらいの価格で・・・ということでした。

SH-04GはFOMAからの機種変なら実質0円以下、在庫があった最後の時期である今年の4月には実質648円で販売されていましたので、SH-02Jは電池が長持ち&必要十分な機能性を持ち、さらにお値段もリーズナブルな水準で買えるお買い得機種になってくれそう、という印象でした。

発売日は2016年11月上旬となり、すでに予約販売が始まっています。事前予約をすると最大3万円相当のポイントが当たる確率がアップするキャンペーン等もありますので、安いスマホを探していた方は早めに予約しておきましょう。

☆「ドコモ AQUOS EVER SH-02Jを予約・購入する

現在開催中のドコモキャンペーンについては下記一覧も参照し、お得に買えるキャンペーンを最大限に適用させましょう。

☆「ドコモ 実施中のキャンペーン一覧

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ドコモスマホ最強の実利用可能115時間 AQUOS EVER SH-02Jが安くて便利な機種にレベルアップ

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