昨年手に入れたえんぴつ型スタイラスペンを使い、暇つぶし用アイテムとしてもお気に入りとなったGalaxy Note8の一部端末に大問題が発生しているという情報が出ています。

2018年1月2日、有名なメディアサイト「Gigagine」で海外のGalaxy Note8ユーザーの端末について、非常に気になる情報が引用されていました。

端末が充電制御プロセスを機能させるのに少量の電力を必要とするため、バッテリー残量がゼロの場合、端末が充電制御プロセスを機能させることができずにシャットダウンしてしまう

大抵の場合はスマートフォンの電池残量が完全にゼロになってしまう前に充電を行いますので、このような問題があったとはずっと使っていても気付きませんでした。

このトラブルが報告されているのは主に海外であり、今のところ日本のユーザーでこのトラブルに遭ったという報告を私は見たことがありませんけれども、もしこの不具合が発生していては、バッテリー切れで災害時・緊急時の連絡が出来ないどころか、通常利用が全くできなくなってしまう恐れもある大問題です。製造・設計上の問題ならば、旧モデルGalaxy Note 7のバッテリー発火問題ほどではないにせよ、リコール級でしょう。

そこで管理人が所有しているドコモモデル SC-01K(初期ロット)で、実際にバッテリー残量を0%にしてから、試してみることにしました。

今回の充電が出来なくなるトラブルは充電制御プロセスを開始するための電力が無い状態までバッテリーを空にすることで生じている可能性があるとのことでした。そのトラブル解決方法のひとつとして、「充電ケーブルを短時間で抜き差しを繰り返す」というものがあるらしく、その操作で制御プロセス開始に必要な充電を少しずつ貯めることも出来るのだそうです。

今回はケーブル接続→充電開始までのごく短時間で充電される容量の影響を切り離すために、ワイヤレス充電器を使ってみました。ワイヤレス充電の場合は本体が充電器を感知してから給電が始まっている(ようにみえる)ので、電池が空の状態で本当に充電が出来ないのなら、ワイヤレス充電も出来ないはずです。

本体の状態はバッテリーを完全に使い切り、電池切れにより電源を落としてからテストをしました(電源ボタンを押しても、電源が入らないことを確認済みです)。

その結果は・・・

ドコモモデル SC-01Kでは何の問題もなく、一発で充電が開始されました

ということで、今回試したドコモ端末では、電池残量ゼロで充電が出来なくなる不具合は今のところ再現しませんでした。半年以上Note8を毎日使っていますが、電源回りでの不具合・エラーは一度もおきておらず、どのような条件で充電不具合が出るのかも現時点ではSamsungも声明は出していません。

この問題自体はすでにSamsungは把握しており、端末個体の不良の可能性が高く、問題のある端末では交換・返品を行っているという話もある(海外の場合)そうなので、万一Galaxy Note 8で充電が出来なくなるようなことがあれば、すぐに販売元に連絡をして対応してもらいましょう。

少なくともドコモモデルではこの不具合は通常発生しないことは確認出来ましたので、特に心配する必要はなさそうです。

ドコモ SC-01Kではau・ソフトバンクなど他社ユーザーが乗り換えをすると10万円を超える端末割引もあり、MNP契約がお得なモデルです。2017年最高峰のスマホを体験したい人は、Galaxy Note8を買うと超大画面・カメラ性能・内蔵のスタイラスペンなど、きっと楽しめると思います。

より詳しいGalaxy Note8のレビューは以下のページを参照下さい。

☆「ドコモ大画面スマホGalaxy note 8 SC-01Kレビュー 使い勝手を徹底評価

☆ドコモオンラインショップでSC-01Kをみる

☆au Online shopでSCV37をみる

 

[実機テスト]Galaxy Note8が充電できなくなる不具合をドコモ SC-01Kで検証

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