機種購入時に8万円を超える値引きがいっぺんに適用されることで、ドコモのスマートフォンの中で機種変更時に最も安く買えるのにハイエンドクラスの性能を持つ、LG V20 Pro L-01J。機種変更価格が一括648円という超破格機種ですが、iPhoneやエクスペリア・ギャラクシースマホなどに比べて知名度が低く、どんな機種か良くわからない・性能がどの程度のものなのか評価が気になる人向けに、L-01Jの性能や機能性について改めて解説します。
V20 Pro L-01Jは2017年2月17日に発売されたLG電子(えるじー・えれくとろにくす)製のスマーフォンです。LGといえばスマホよりも有機ELテレビの販売のほうが有名でしょう。しかし、日本でもモバイル機種をいくつか継続的に出しています。
L-01Jの特長を簡単にまとめると、「高性能なCPU」+「デュアルカメラ」+「Quad-DACによる高音品質」があり、型落ちながら高いレベルで仕上げられたハイスペックモデルが一括648円で手に入るというところに圧倒的な購入メリットがあります。
L-01Jは2018年1月に発売される新機種L-01Kによって型落ちモデルとなりましたが、2018年時点でも十分に高性能・多機能スマホと言って過言ではない性能を持っています。
先に公式サイトで価格・性能を見たい人はこちら→「ドコモ V20 PRO L-01Jをみる」
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L-01Jの機能・スペックデータ
ディスプレイ | 5.2インチ (1440×2560) |
カメラ | 1620万+820万画素 デュアルカメラ |
サイズ | 149 × 72 ×9.0(最厚)mm |
おサイフ機能 | 対応 |
重さ | 146グラム | 接続 | 下り最大500Mbps |
CPU | Spandragon 820 | 防水/防塵 | ○/○ |
RAM/ROM | 4GB/32GB | テレビ | フルセグ対応 |
バッテリー容量 | 2,900mAh | 実利用可能時間 | 75時間 (60時間*) |
*サブディスプレイ利用時。また各項目は「約・およそ」の公称数値です。より詳しいスペックデータは公式ページを参照下さい。
L-01Jは2016年冬モデルのフラッグシップ・ハイエンドモデルであり、機能面では他機種で出来ることはたいていのことがL-01Jでも出来ます。ワンセグ/おサイフケータイ/防水機能といった日常に便利な機能もすべて対応しています。
特にカメラ面では最新のiPhone 8 Plus, iPhone X, Galaxy Note8などでも採用された通常+広角用に2つのカメラレンズを搭載しており、風景撮影や多人数でのセルフィー撮影にも向いています。
ドコモでは他にも低価格なスマートフォンは存在しますが、デュアルカメラ対応機種としてはL-01Jが最も安く買えるモデルになるはずです。
搭載されたCPUはSnapdragon 820です。同じチップを利用しているドコモのスマートフォンでは2016年夏モデル~冬モデルに多く、例えばGalaxy S7 edge(SC-02H), Xperia XZs (SO-03J), AQUOS ZETA (SH-02H)などがあります。
Antutu Benchmarkのスコアで言えば14万点ほどとなっており、あらゆる操作・ゲームが快適に動くレベルです(実際の動作はアプリとの相性・システムの調整により体感が変わります)。
もちろん2017年夏・冬~2018年の最新モデルに比べるとL-01J発売当時よりも性能の高いSoC・カメラチップや新技術があるものの、一括648円という価格を考えれば十分以上に高い機能性をL-01Jで体感できます。
新モデル(V30+)との機種変更価格比較
L-01Jは機種変更で非常に安く買うことが出来るという点で高い需要があります。一方で、価格を気にしないのであれば後継モデルのLV V30+(L-01K)が2018年1月25日より販売されます。機種変更価格を見比べて、どちらが良いのか考えてみて下さい。
内訳 | L-01J (2017年モデル) |
L-01K (2018年モデル) |
本体価格 | 84,888円 | 99,144円 |
月額割引 | — | −2,079円×24回 (2年総額 −49,896円) |
購入時値引き | −84,240円 | −5,400円 (クーポン値引き利用時) |
実質価格 | 一括648円 | 実質43,848円 |
新モデル L-01Kの性能と、初期購入特典(1.2万円相当のVRゴーグルがもれなく貰える)を考えれば4.4万円という価格は妥当ながら、1年古いだけのL-01Jにすれば43,000円も節約になります。
L-01Jの場合は端末購入サポートによる一括値引きになりますので、購入時の負担が非常に小さくなります。月額値引きが続くとは言え購入時に9万円の負担(または分割残債が残る)が掛かるのは厳しいという人にも、安くなったL-01Jが向いています。
L-01Kの値引きクーポン(新規・乗り換えおよび機種変更用のすべて)が欲しい人はこちらのページで読者限定でプレゼントしています(2018年2月28日まで)。
L-01Jの購入・維持費シミュレーション
ドコモのL-01J購入時には端末購入サポート割引以外にも、今まで使っていた機種の下取り・学割・はじめてスマホ割(シニア)といった割引も併用できます(→はじめてスマホ割は2018年2月28日を以って終了しました)。
学割を使う場合(機種変・新規契約時)
L-01J購入 | 料金・維持費内訳 |
本体購入費用 | 一括648円(税込) |
月額料金 | シンプルプラン 980円 spモード300円 シェアオプション 500円 |
月額割引 | 学割-1500円(12ヶ月) |
月額料金 |
1年目 308円~ 2年目 1,958円~ |
下取り | iPhone 6なら -11,000円 |
ポイント還元 | 購入時、シェアグループの 人数×3000dポイント |
学割無し・単回線契約の場合
L-01J購入 | 料金・維持費内訳 |
本体購入費用 | 一括648円(税込) |
月額料金 | カケホーダイ・ライト 1700円 spモード300円 2GB 3500円 |
月額料金 |
6050円~ |
下取り | iPhone 6なら -11,000円 |
ドコモの場合は家族皆でデータシェアをしてこそ安くなるプラン・キャンペーンが充実していますので、家族で別のキャリアを使っている回線があるのなら、ドコモ一本にまとめてしまうことをオススメします。
(上記イラストにあるU25応援割は2018年時点では終了しています)
各割引には適用条件があるため全ての方が値引き購入出来るわけではありませんが、L-01Jを安く使いたい人は割引が使えるかどうか提供条件をチェックしてみてください。
下取りの機種別査定額および条件は「ドコモの下取りプログラム」の最新リストを参照下さい。下取りプログラムの申し込み方法は「来店不要 ドコモオンラインショップ 郵送下取りの流れ・申し込み手順を解説」のページで郵送方法を解説しています。
オンラインショップでL-01Jの機種変更をすれば手数料が安い
ドコモの公式オンラインショップで機種変更手続き(Xi→Xi)を行うと、通常2,000円の事務手数料が無料になります。また、店頭契約時に発生する頭金(5~8千円)も無条件で無料となります。店頭での有料オプション加入勧誘やアクセサリー購入を強く勧められることもウェブ注文なら一切ありませんので、安く・早くL-01Jの機種変更を行うのならウェブ注文をオススメします。
店頭では申し込み・開通待ちに何時間もお店で待たされることもありますが、オンラインでの機種変更手続きなら10~15分くらいの入力だけで、最短2日後に自宅にスマホが届きます。詳しい手順は以下の解説を読みながら進めてみて下さい。
初期設定が分からない人は「ショップ受取」も指定可能
購入時の初期設定や各種サポートを受けたい場合、オンラインショップで購入した機種を店頭で受け取る「ドコモショップ受け取り」を利用することも出来ます。この場合も事務手数料はオンラインショップ基準の特別価格で契約が出来ますので、サポートが必要な人は購入時に選択を行って下さい。
関連記事:ドコモショップでの契約時間を最短にする方法 初期設定サポートも受けられるオンラインショップ注文
ただし、サポートを受けるためには店頭で受け取り予約・順番待ちが発生する可能性があるため、時間を節約したいのなら自宅受け取りを推奨します。