2016年8月5日からドコモでガラケー回線(FOMA)を利用中のユーザーがスマートフォン契約(Xi)へ移行すると、最大36,480円分の割引が増えるスマホデビューキャンペーンとも言える大型割引施策がスタートしました。

機種を限定しない(スマートフォンならほとんどが対象)キャンペーンで3万円を超える値引きとなるのは春に行われた”ドコモの学割”並です。しかも今度は契約者の年齢に関係ないところが良いですね。

追記:2017年3月3日より、他社ケータイを利用中のユーザーが乗り換え(MNP)契約をする場合にもはじめてスマホ割の対象が拡大されました!割引額は従来通り最大3万6千円ほどの料金値引きになるため、ケータイ利用者はドコモでスマホデビューをすると最新機種も割安で使えます。詳しくは以下解説を参照ください。】

hajimetesmap-dすでにスマホを契約中の方は対象外なので割引を使える方は限定されますが、条件に当てはまれば最新モデルのスマートフォンすらほぼ実質負担0円で買えるようになりますので、夏休み期間中にスマホデビューをしたい方は条件をチェックしておきましょう。

先に公式サイトで見る→「ドコモ はじめてスマホ割

キャンペーンの割引額・対象プラン

はじめてスマホ割の割引額は契約するプランによって2種類【月額1520円引き/月額850円引き】があります。この差は、通話の定額プラン「カケホーダイ」と条件付き定額プラン「カケホーダイ・ライト」の選択で変わります。

また、それぞれの通話プランに対してセットで契約するデータプランが必要となりますので、契約後のプラン変更等(データ化・ルーター化すると割引終了)にも気をつけて下さい。

割引額 通話プラン 対象パケットプラン
1,520円/月 カケホーダイ
(月額2,700円)
データS以上,
シェアパック5以上,
シェアオプション,
らくらくパック
(月額500円~)
850円/月 カケホーダイ・ライト
(月額1,700円)

対象となるパケットプランは、要はドコモで月々サポートの対象となるプランの全てとなります。既存のシェアグループがあれば、シェアオプション(月額500円)で子回線としての契約も対象です。

割引期間は最大2年間で、1520円×24ヶ月=36,480円という大きな割引となります。割引率はカケホーダイプランの方が大きいですが、通話をあまりしない場合はライトプランの方が月額維持費が安くなります。

回線の適用条件

はじめてスマホ割はその名の通り、旧型の携帯電話ユーザーにスマートフォンを安く試してもらうためのキャンペーンとなっています。適用条件はやや複雑なので、良く確認して下さい。条件を満たしていれば割引は自動で適用されます。

簡単に条件を書き出すと以下のようになります(すべての条件を満たす必要があります)。

・現在の契約がFOMAであること
・個人の契約であること(法人回線は対象外)
・直近のドコモで購入した機種がFOMA用のものであること
・直近のドコモで購入した機種の利用期間が18ヶ月以上であること
・2年契約であること(またはハーティー割加入)
・対象のスマホ機種を購入すること(持ち込み機種変更は対象外)
・以下の割引との重複不可(はじめてスマホ割が優先)

「U25応援特割/U25応援特割(家族)」、「シニアはじめてスマホ割」、「光スマホ割」、「光スマホ割for ビジネス」、「ドコモにチェンジ割」、「ドコモにチェンジ割 for ビジネス」、「ドコモの学割」、「ドコモの学割(家族)」と「はじめてスマホ割」が同一月のご利用料金に対象となる場合、「はじめてスマホ割」のみ適用

特に気をつけたいのは赤文字で示した回線の購入歴があることですね。たとえ現在の回線がFOMAであっても、もともとスマートフォンの購入とともに契約した回線を、FOMAへ持ち込み機種変更したものであると対象外になります。また、FOMA機種購入後1年半以上利用していることも条件になりますので、ドコモでガラケーを購入後すぐにはじめてスマホ割を適用した機種変更をすることも出来ません。

現在他社のケータイを使っている場合、ドコモで契約時に移動予定の電話番号を携帯機種で利用中であることを証明する(オンラインショップの場合は電話番号を表示した写真をアップロード提出)することで、ドコモのFOMA→Xi機種変更時と同じ割引を受けることが可能になりました。

*機種変更の場合とは異なり、オンラインショップ利用時にはXi機種の購入が必須となります(SIMだけの契約は出来ません)。

他社契約でご利用中のケータイを用意し、のりかえ(MNP)を行う自分の電話番号を画面に表示させ、デジタルカメラ等でケータイ全体の写真を撮影

詳しい携帯利用中証明写真の撮り方・アップロード、郵送方法は「ドコモ はじめてスマホ割 キャンペーン詳細ページ」に書かれています。

初めてスマホ割ではドコモが取り扱うほぼすべてのスマートフォン・iPhoneシリーズが対象になっています。カケホーダイに加入して月額1520円×24回もの割引を考慮すると、月々サポートと合わせて多くのモデルが実質0円以下で購入できることになります。

一例として、片手での操作もしやすく初心者向けな最新のiPhone SE 16GBモデルで購入費用を試算してみましょう。

☆「ドコモのiPhoneシリーズを見る

iPhone SE 16GB 内訳
本体価格 57,024円
月々サポート 最大-51,192円
はじめてスマホ割 最大-36,480円
実質価格 -30,648円

もともと機種変更でも安めに設定されているiPhone SEは簡単に実質0円以下になります。64GBモデルでもマイナス2万円です。

更に安い機種が欲しいなら, Nexus 5X, arrows Fit F-01Hなどがマイナス35,832円(月サポのみで実質648円)です。

ここから更に「下取りプログラム」・「家族まとめて割」・「エンジョイ15GBキャンペーン」などの割引・ポイント還元キャンペーンが併用出来ます。

☆「ドコモ 実施中のキャンペーン一覧

はじめてスマホ割は現時点では2016年10月31日までの購入が対象とされていますので、低価格なiPhone SEや9月に登場する可能性が高い新型iPhoneでのスマホデビューを検討してみるのがオススメです。

関連記事:[初心者向け]ドコモオンラインショップで機種変更をするメリットとお得度・便利度を比較

irumo
docomo はじめてスマホ割 ガラケーからの機種変iPhone SEが実質マイナス3万円

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