2017年8月31日現在、ドコモの公式携帯販売サイト「ドコモオンラインショップ」にて販売中の折りたたみ携帯電話機種(キッズケータイを除く)で購入可能なガラケー機種がXi(LTE)方式対応のモデルのみとなりました。
いつ販売が終わったのか正確な日にちは把握していませんが、先日まではFOMAプランが契約可能な旧型モデル AQUOSケータイ SH-06Gが「在庫なし」という状態でまだかろうじて在庫入荷の可能性を残していましたが、現在は「販売終了」に切り替わり、今後の在庫追加・再販売の見込みは無くなりました。
AQUOSケータイ SH-06Gは従来型ケータイとAndorid OS対応の最新ケータイの過渡期だったといえる、2015年6月26日に販売された「SPモードで使うFOMAケータイ」でした。同時期の発売モデルとして富士通のARROWSケータイ F-05Gもありましたが、そちらもすでに販売が終了しています。
FOMAのサービス自体はこれからもしばらくは継続して提供される見込みです。今FOMAのガラケーを使っているユーザーがそのまま使い続ける事自体は問題ありません。
しかし今後、順次ドコモショップ・量販店での在庫もなくなり、FOMA携帯機種を正規に購入することは確実に出来なくなります(キッズ・シニアフォンを除く)。FOMA携帯の多くはすでにソフトウェアアップデート・修理サポートサービスの提供も終了しており、万一の故障・トラブルがあった場合、ドコモショップに持ち込んでも直してくれなくなります(交換も不可)。
SH-06Gは販売終了間際には機種変更でも一括0円で買える最後のケータイとして需要があったのですが、私の把握している最後の入荷は2017年4月中頃です。すでに生産もされていませんので、探せばどこかには売れ残り機種も見つかる可能性もあるものの、今買うのならより高性能で機種変更価格が値下げされたSH-01Jの方が良いでしょう。
SH-01Jならば2018年以降でもセキュリティ更新・修理サポートが継続されていますので、安心してガラケータイプの携帯電話を使いたい人に向いています。
今は上位互換のSH-01Jが機種変0円で買える
iモード・FOMA機種の販売は確かにドコモでは終了しましたが、今後はもっと便利に使えるようになった新型ケータイ SH-01JやP-01Jに本体代金負担0円で機種変更できますので、スマホ機種ではなく折りたたみ式のガラケーに拘る人には、管理人も使っているSH-01Jへの買い換えをオススメします。
SH-06Gに比べてSH-01Jには以下のようなメリット・進歩があります。
項目 | 旧型SH-06G | 新型SH-01J |
電池容量 | 1,410mAh | 1,800mAh |
連続待受時間 | 3G 610時間 | 3G 700時間 LTE 610時間 |
ワンセグ再生 | 360分 | 430分 |
スピーカー | — | 1.5倍の大音量対応 (SH-06G 比) |
メインカメラ | 500万画素 | 800万画素 |
データ容量 | 4GB | 8GB |
ネット接続 | 下り最大14Mbps | 下り最大112.5Mbps |
テザリング | 非対応 | 対応 |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応 |
歩数計機能 | 非対応 | 対応 |
Android OS | 4.4 | 5.1.1 |
このように、ほとんどの項目でSH-01Jの方が機能性能が上がっています。より詳しいSH-01Jのスペックは公式サイト「ドコモ SH-01J 機種詳細ページ」を参照下さい。
SH-06Gにはシャープのタブレット機種と「PASSNOW」という連携機能で擬似的にネット接続連携が出来ますが、他のパソコンやタブレット端末をネットにつなぎたい時(モバイルルーターとしての機能)には、SH-01Jが活躍します。
電池の保ちも旧機種よりアップしており、充電無しで長く使えることを重視したい人に向いています。
SH-01Jの機種価格
機種代金 | 33,696円 |
月々サポート | 月額1,404円×24回 (総額 33,696円) |
実質価格 | 0円 |
パナソニック製の「P-smart P-01J」も全く同じ価格です。
ドコモケータイ(Xi)の料金プランについては「ドコモ新ガラケー AQUOSケータイSH-01J 機種変更時の維持費シミュレーション」にて行ったシミュレーションなどを参照下さい。旧モデルのFOMA機種・iモード機種とは契約できるプランが変わりますので、事前にどのようなプラン構成・支払い目安になるのかを勉強してから注文しましょう。