KDDIの提供するプリペイド・クレジットカードの総合サービス・通称ワレカこと「au WALLET」に2016年3月より「au WALLETゴールドカード」が登場しました!ワレカはauのスマホや携帯・auひかり系列のサービスを利用している場合にほぼ必須のカードとなっています(クレジットタイプである必要はないですけれど)。
従来のラインナップとあわせて「au WALLET(プリペイドカード)」・「au WALLETクレジットカード」、そして「au WALLET ゴールドカード」の3種類から今後は選べます。
ただ、携帯回線のゴールドカードといえば、ドコモのdカードが携帯ユーザーにはかつて圧倒的な人気がありました。dカードのゴールド版と比べて新登場のau WALLETゴールドカードが便利に使えるのか、特典はお得なのか比較してみましょう。
入会費・年会費について
*au WALLET ゴールドカードの年会費は10,800円(税込み)です。
*dカード GOLDの年会費も10,800円(税込み)です。
両者とも、入会費は不要ですが、初年度も年会費は必ず掛かります。しかし、ドコモ・auそれぞれのサービスを使っていればこの年会費分を超える特典やサービスを享受できる可能性がありますので、「年会費無料のクレカだけでいいや」とスルーする前に、含まれる特典・メリットを把握しておきましょう。
主なカード特典
au Wallet ゴールド | dカード GOLD | |
入会特典 | 入会翌々月までに10万円以上利用で1千円分 初回特典4000ポイント |
iDやdポイントなど、随時変更 |
割引クーポン | au Walletマーケットで使える ギフト券5000円分(毎年) |
初年度5000円分(もれなく) |
ポイント付与 | 通常 200円で2ポイント au料金:1000円で10ポイント その他特約店あり年間100万円以上:1000ポイント 150万円以上:2000ポイント 200万円以上:3500ポイント |
通常 100円で1ポイント ドコモ料金:1000円で100ポイント その他特約店多数あり |
空港ラウンジ | 全国28箇所+ハワイホノルル空港無料利用 | 全国29の空港+ ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ) でラウンジが無料 |
付帯保険 | 各種あり | 各種あり |
*各入会特典は2016年3月23日時点のものです。期間限定での増額、各種条件を満たした場合のみに受けられる特典を含みますので、詳しくは各公式サイトで確認してください。
auキャッシュバッククーポンが貰える
au WALLTEゴールドカードを所有していると、auのiPhoneやスマートフォンを安く購入できる専用のクーポンが毎年貰えます。
新規加入の場合は年会費の決済が行われた月の上旬、2年目以降は毎年4月1日に付与されます。
クーポンを利用して貰えるキャッシュバック金額は機種・申し込みのタイミングによって変動し、最新モデルのハイエンドスマートフォンの場合には10,000円のキャッシュバックが設定されることが多く、これだけで年会費分をペイ出来るほどお得な特典です。
auのクーポン・利用方法や対象機種については以下の記事を参照ください。
au Walleゴールドカードはプレミアムなさービスのため、入会に少し条件があります。
au携帯電話、auひかり、auひかり ちゅらのいずれかの個人名義の契約があること。また、そのご契約に有効なau IDが設定されていること。(法人名義の場合は発行できません)
満20歳以上で安定収入のある方 (学生、無職、パートアルバイト除く) -au Walletゴールドカードの発行条件より
au Walletはauのサービスを利用している・今後もし続けていくと心に決めている方はいいですが、途中で他のキャリア・サービスに移動してしまうと、利用条件から外れてしまいます(カードが失効になるのかどうか未確認)。
一方でdカードはdocomo IDとiモード/spモードで契約中の電話番号が必要です。
dカードでは携帯電話の値引きクーポンの発行が最大20000円分(前年の利用料金に応じて変動)・特典との引き換え権利が貰えますが、これがauカードでは「5000円ギフト券固定+最大3500円分のポイント」になっているところが大きな差です。最大値引率はドコモの方が断然上ですが、ワレカゴールドは利用料金が少なくても携帯電話の購入以外にも使える5000円分のギフト券が貰えるというメリットがあるため、利用料金が少ない場合にはau Walletゴールドカードの方が有利になる可能性も無くはないです。
au WALLETゴールドカードについては以下の記事も参照ください。
ただ、現状でdカードGOLDの方が携帯料金・ネット料金に対する還元率・通常のショッピング還元もロスが少ないため、ドコモとauを両方使っているユーザーなら、dカードの方が有利に使える可能性が非常に高いといえます。
どちらも同じ「ゴールドカード・年会費1万円」ではありますが、その特典・還元率にはかなり違いがあります。上記以外にもたくさんの特典がそれぞれのカードにはあるため、公式HPで、自分の使い方を考えてどちらが還元率が高くなるのかよく考えてから申し込みましょう。