auでは携帯電話・スマートフォンの契約を月の途中で解約すると、該当サービスの月額料金が1ヶ月分全額請求されるものと、日割りされるものが入り混じっていました。しかし、2016年1月1日以降の解約(回線休止を含む)では「基本的に日割りなし」に変更されます。

変更内容

公式サイトの記述は以下のとおり。

2016年1月1日より、「誰でも割」にご加入のお客さまは、下記の料金プランをご契約の場合、解約・一時休止した月の基本使用料/インターネット接続料は、日割とならず定額料かかります。-au 誰でも割

対象となるプランは、現在契約できる定期契約(誰でも割・誰でもシングル割など)といっしょに契約できる、かけ放題通話プラン・スマートフォン用のLTEプラン(旧料金プラン)・携帯電話用のプランZシンプルなど、ほとんどすべてが含まれているようです。

<対象料金プラン>
スーパーカケホ(電話カケ放題プランS)、スーパーカケホ(電話カケ放題プランS/V)、カケホ(電話カケ放題プラン)、カケホ(電話カケ放題プラン /V)、カケホ(電話カケ放題プラン/VK)、カケホ(電話カケ放題プラン/ケータイ)、カケホ(電話カケ放題プラン/ケータイ・データ付)、カケホ(電 話カケ放題プラン/CP)、LTEプラン、LTEプラン(V)、シニアプラン、シニアプラン(V)、ジュニアスマートフォンプラン、VKプラン、プランZ シンプル、プランWシンプル、プランW、オフィスケータイプラン、オフィスケータイプラン(V)

また、プロバイダ料金となる「LTE NET」なども日割りされなくなり、典型的な契約プランの場合(例えば カケホ+2GBデータプラン+LTE NETの3点)は全てが日割り対象ではなく、全サービスが月額料金全額請求となります。

<対象インターネット接続サービス>
LTE NET、LTE NET for DATA、EZ WINコース

上記の変更対象に入らないプランはほとんど無いですかね。iPhone、Android スマートフォン、携帯電話機種、タブレットなどのデータ回線(誰でもシングル割のページに書かれています)、すべてが対象だと考えておけばよさそうです。

変更対象

上記の日割り対象サービスの変更は、既存回線を含めたすべての契約に適用されます。2015年12月31日までに契約した場合でも、2016年1月1日以降は月の途中解約すると勿体無い、ということですね。

なお、上記の変更は「誰でも割などの定期契約をしている場合」のみが対象です。あまり無いと思いますが、もともと基本料金に割引が適用されていない定期契約無しで利用中の場合は、対象プランでも日割りになるようです。



 

au 2016年から月途中の解約時に基本料金を全額請求 日割りを廃止