2017年春モデルとして、久しぶりにau向けケータイ電話機種にアウトドアケータイ「TORQUE X01」が追加されました。
auのホームページには「6年ぶりのタフネスケータイ」として紹介されていますけれど、「6年前の機種ってなんだ?」というくらい久方ぶりです。
☆auケータイ TORQUE X01は「au Online shop」にて購入可能です
ちなみにその旧モデルとは「G’z One TYPE-X」のことです。
現在は携帯販売から撤退したカシオのG’z One Type-X。今や骨董品扱いで新品の白ロムはプレミアム価格がついているほどです。このあとタフネスモデルとしてさらにNECとしてカシオは2011年に3Gスマートフォン機種 IS11CA、2012年に 4G対応のCAL 21を発売しています。 2014年に社名から「カシオ」の文字が消えたのは連結小会社から完全子会社されたことを受けて、NECに統一されたからです。そのNECモバイルコミュニケーションも今となっては・・・
過去のG’zシリーズはメーカーが解散してしまいましたので、auのコンシューマー向けタフネス製品としては京セラが受け継ぐことになりました。
京セラのタフネスブランドネームが今回の「TORQUE(トルク)」となり、2014年夏モデルとしてTORQUE G01(およびSIMフリーモデル SKT01)、2016年夏モデルとして2代目TORQUE G02が販売されています。
TORQUE X01は3G非対応/ VoLTE専用機種
新型ケータイ TORQUE X01は2017年2月下旬に発売が予定されていますが、もし「6年前」のモデルであるところのG’z One Type-Xから機種変更しようという人がいるとしたら、プランが強制的に変更になることに注意して下さい。
TORQUE X01は高音質の通話が可能となる「VoLTE」に対応しており、従来の3G通信・CDMA2000の周波数を利用することが出来ません。そのため、auの旧プラン体系である「シンプルコース(および3Gケータイ向けカケホプラン系)」は契約不可となります。Ez-webなどの3G携帯向けサービスの継続利用も不可です。
現在auの公式サイトで販売されているケータイはすべて4G規格に変わりましたので(キッズ・かんたん携帯を除く)、シンプルコースをそのまま使いたい場合は旧モデルのガラケーを白ロムで買ってきて、持ち込み機種変更をする以外にはありません。
関連記事:au 持ち込み機種変更では「シンプルプラン」は選べないのか?
auの4Gケータイは月額1500円~格安プランあり
auの4Gケータイ(ガラホ)ではたくさん使う人向けにスマホと同じ大容量パケット定額プランもありますが、専用の料金プランとして月額1500円から利用できる、通話定額プランとデータ通信がセットになった低価格でシンプルな料金プランが提供されています。
ケータイはケータイとして、インターネット接続はほとんどしないという人は4G LTEケータイプランをオススメします。データ通信に対する料金は0円~4200円までの可変型プラン(ダブル定額 Z(ケータイ)というプラン名です)となります。
月額料金は1,500円~、たくさんインターネットを使うと最大5,700円ほどまでアップすることになります(上の画像はクリックすると拡大表示されます)。
TORQUE X01は確かにスマートフォンと同じ「4G LTE」に接続することは出来ますが、Google Playには非対応です。初期にプリインストールされているアプリ以外のゲームやツールを追加して使うことは通常出来ません。
さらにいくつかの料金プランシミュレーションを見たい方はこちら → auケータイ TORQUE X01発売日決定 機種変更で月額1,620円~の低価格プランも適用可
TORQUE X01の価格
定価 | 毎月割 | 実質負担額 | |
新規契約 | 43,200円 | 600円×3年 | 21,600円 |
機種変更 | |||
MNP |
TORQUE X01の月額割引・一括価格はすべての契約種別で同一に設定されています(公式ウェブサイトの場合)。詳しいTORQUE X01の特徴・スペックも掲載されています。
2月24日発売予定のTORQUE X01は発表と同時に予約受付が開始されています。2~3月頃は携帯電話の買い替えシーズンとなりauショップは混雑する事が多く、契約に数時間待ちになるため、時間をムダにしたくない人は先にウェブサイトで予約・購入しておきましょう。