スマートフォン・携帯電話を買い換える場合、ドコモ・ソフトバンク・auではそれぞれ「下取りプログラム」として自社・他社の携帯電話各種を下取りすることにより値引き・ポイント還元をする制度があります。

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下取りに関するルールはキャリア毎に違いがあるのでよく注意して申し込みを行う必要があります。今回はそのルールのなかでも「下取り額の判定日」に注目して3大キャリアの条件を比較しておこうと思います。

端末の下取り価格はキャリアごとに異なるのはもちろん、時期によっても買取額が変動します。お得に下取りプログラムを活用するためには期間限定の下取り増額のタイミングを逃さないことが重要となりますので、下取りの判定日ルールはしっかりと頭に叩き込んでおきましょう。

ドコモの下取り判定日

ドコモでは申し込みの方法によって下取り額の基準日が設定されています。

・店頭で割引に使う場合 → 査定・割引適用時の査定額
・店頭割引に使い、割引額が購入代金額を超えた場合 → 超過分をその日の査定基準でdポイント即日付与
・オンライショップで機種変更した場合 →  注文日の査定額
・オンライショップで新規(MNP含む)購入した場合 → ドコモで本登録が行われた日(通常注文日から3-4日後

オンライショップの機種変更以外で郵送下取りを選ぶと、審査が完了したタイミングを「本登録日」としてドコモ独自のステップが判定日の基準となることがポイントです。通常は3日後程度で登録が終わるそうですが、下取り査定が終わるまで1週間以上掛かるケースもあるので月末に申し込む場合は日程を良く考えましょう。

ドコモの下取り価格はおよそ1ヶ月の間隔で変更され、たびたび価格変更が行われます。契約の種別による下取り額の差異はありません。オンラインショップで機種変更をするとキャンペーン終了ギリギリでも間に合います。

ソフトバンクの下取り判定日

・店頭で割引に使う場合 → 査定・割引適用時の査定額
・その他 → 査定のタイミングにより変動

ソフトバンクの下取りでは具体的な判定日が明かされておらず、査定が完了する時期によって査定額が変わり得ることだけが注意事項として明記されています。店頭申込で郵送キット(後日下取り)を選択した場合も、やはり査定日になるようです。

通常のポイント付与は「下取り査定完了月の翌月・または翌々月の20日頃」に付与されるように調整されます。月額料金の割引特典は翌月請求分から値引きが始まります。機種変更用の下取りに相当する「ソフトバンク タダで機種変更キャンペーン」もルールは同様です。

代理店などで下取りをする場合はポイント・商品券での還元をする判断を各店舗が出来るようで、判定日も独自ルールが採用されるのかもしれません。また、ソフトバンクでは一部キャンペーンについて然るべき理由により契約・キャンペーンの申し込みが遅れてしまった場合、サポートに問い合わせると施策内容を遡って適用することが出来るケースもあります(もちろん個人的な事情やミスで遅れた等の理由ではダメです)。

auの下取り判定日

auの場合はシンプルです。

・店頭で割引に使う場合 → 査定・割引適用時(当日)の査定額
その他 → 下取りを申し込みをした日の査定額

auも下取りに郵送キットを選択することが出来ますが、ドコモ・ソフトバンクとは異なりどの申し込み方法でも「下取りを申し込みした日」が基準になります。後日下取りを選ぶ場合には機種変更の翌月末までに申し込み、MNPの場合は機種購入時に申し込みが必要です。

郵送キットの配送→端末の郵送には期限があり、スケジュールに沿ったタイミングで手続きを行わないとキャンセルになることがあるので注意して下さい。

auの下取りプログラムはMNP用と機種変更用で割引・還元額が異なります。また、auは電源さえ入れば画面が割れていても下取りが可能になっています(関連記事:auの下取りプログラム適用条件が緩和!画面が割れていても動けば割引OK

*各条件は2016年7月8日時点における、公式サイトでの条件を参照しています。各社下取りルールは予告なく変更されることもあり、さらに家電量販店・代理店では独自ルールにより買取をしているショップも少なくありませんので、公式サイト以外からの申し込みをする場合は各店にお問い合わせ下さい。



 

ドコモ・SB・au 3キャリアの下取りプログラム査定額判定日について