某携帯販売店で100円で売られていた、レイアウト(ray-out)社製のアンチグレア(反射防止)タイプの保護フィルムをiPhoneSEに貼り付けてみましたので、一応レビューをしておきます。

iPhoneSEのディスプレイはiPhone5/5c/5sと完全に同じサイズであるため、保護フィルムの相互利用が可能です。今回手に入れたフィルムも発売は3年以上前であり、処分品として激安で売られていました。

この商品を買ってきたのがiPhoneSEの正式発表前だったため、「とりあえず同じものが貼れるかどうか確かめよう」という目的で買ってきたものです(笑) 価格が価格ですので上質なものというわけではありませんが、せっかくなので使ってみることにしました。

フィルムに入っている小さなクリーニングクロスを使いディスプレイを綺麗にして、フィルムを貼ると全く気泡が入らずに簡単に貼れました。

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左は200円で買ったiPhoneケースについていた、おまけの保護フィルムを貼ったiPhone5s, 右がアンチグレアフィルムを貼ったSEです。反射を全くしなくなるわけではありませんが、iPhoneの箱に書かれた「iPhoneSE」の文字の反射が抑えられています。

DSC_0202DSC_0203 上からLEDライトを当てると、その差がはっきりと判ります。当たった光が拡散され、ぼやけたように見えます。太陽の下や蛍光灯の光が当たる場所では、アンチグレアの方が確かに見やすくなります。

フィルムのサイズは上下合わせて1mmくらいの隙間が空きますが、これは設計上の許容範囲でしょう。これ以上大きすぎると、貼るときにはみ出てしまうでしょうから。

フィルムの指すべりはまずまず。触った感触はさらさらしており、指が引っかかることはありません。

指紋の着き易さは普通です。指で触ればやはり指紋は残りますが、反射防止仕様になっていることもあわせて、光に反射したときの本来のガラス面よりも目立たない感じです。フィルムに干渉縞などは見られず、製造品質は悪くありません。

DSC_0204フィルムによる変色はあまり見られませんが、よく見るとディスプレイの細部が滲んでいるように見えます。これは光を拡散させるためのコーティング・層があるアンチグレアフィルムの仕様によるものかもですが、結構気になります・・・。暗い背景のときは目立ちませんが、白や明るい背景だとにじみが目立ち、せっかくのRetinaディスプレイが。。。

個人的な評価としては、「激安で買えたので許容範囲」というレベルのフィルムでした。100円ショップで売られているフィルムよりは数段上(貼り易さ・サイズはバッチリ)であるものの、高級フィルムには遠く及ばないという印象です。

アンチグレアが好みの人にはそれなり、高級感・透明度を重視する方にはもう少し質の高いガラスフィルムをオススメしたいですね(管理人は断然ガラスフィルム派です)。

iPhoneSEに「iPhone5用」として販売されていた激安アンチグレア保護フィルムを貼ってみた

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