2017年9月22日にドコモ・au・ソフトバンクから発売される Apple iPhone8, iPhone8 Plusの事前予約が15日から始まりました。今年のiPhoneは在庫もたっぷりありそうなので急いで買う必要は無さそうですが、予約が終わったら次はすぐに使い始められるようにディスプレイの保護フィルム・ケースなどアクセサリーも準備しておきましょう。

ドコモ・au・ソフトバンクでiPhone8/8 Plus本体を予約した段階では、アクセサリーのセット注文はまだしていないはずです(公式ウェブサイトの場合)。各キャリアで本契約手続きをする際にはそれぞれのサイトでオプション品を追加出来る見込みですが、iPhone用のアクセサリーは公式ショップよりネット通販で買ったほうが安く・豊富な種類のアクセサリーを買えます。

新型 iPhoneの価格・予約手順の解説は下記を参照ください。それぞれの予約の仕方を実際の画面画像付きで紹介しています。

☆「ドコモ iPhone8/8 Plusの価格・予約方法解説
☆「au iPhone8/8 Plusの価格・予約方法解説
☆「Softbank iPhone8/8 Plusの価格・予約方法解説

iPhone 8は iPhone 7用のアクセサリーが「ほぼ」使えます

まず、4.7インチサイズ同士のiPhone 8にはiPhone 7の、5.5インチサイズ同士のiPhone 8 Plus にはiPhone 7 Plusのアクセサリーが基本的には使えると考えて良いです。

しかし、すべてのアクセサリーが完全に使える保証はありません。7と8はほぼ同じデザインながら、本体サイズにわずかな違いがあるためです。

iPhone 8 7 8 Plus 7 Plus
ディスプレイ 4.7インチ Retina HD 5.5インチ Retina HD
True Tone 対応 対応
高さ 138.4 mm 138.3 mm 158.4 mm 158.2 mm
67.3 mm 67.1 mm 78.1 mm 77.9 mm
厚さ 7.3 mm 7.1 mm 7.5 mm 7.3 mm
重さ 148 g 138 g 202 g 188 g

Bluetooth規格の違いが iPhone7では4.2、iPhone 8/8 Plusは5.0に対応、ワイヤレス充電に対応といった違いもあります。

アップルの公式ホームーページで販売されている製品において、ほとんどのiPhone7(7Plus)用ケース・ディスプレイ保護フィルムはiPhone8(8 Plus)にもそれぞれ使えると記載があります。


iPhone7とiPhone8のサイズの違いは0.1mm~0.2mmという極わずかな違いですので、一般的なケース・フィルムではこの差は問題にならないようです。

 

アップルの公式ストアで販売されているケース・フィルムにも「iPhone 8 / 7」という両対応である旨が追記されました。

ただ、例えばLEDライトが内蔵された「LuMee Duo LED Lighting Case for iPhone 7」やバッテリーが内蔵された「iPhone 7 Smart Battery Case 」といったケースにはiPhone8との互換性が明記されていません。iPhone7と8では電源・バッテリーに関して容量とワイヤレス充電対応という違いがあるため、特殊な機能を持つケースでは利用可否が保証されない点には注意してください。

それ以外の一般的な手帳ケース・プロテクター・バンパー、ガラスフィルム・ブルーライトカットフィルム、関連アクセサリーはすべて使えると考えて良いでしょう。

iPhone8 Plus(5.5インチ)に、iPhone 7 Plus用として売られていた以下のケース・フィルム(今は商品名に8 Plusの文字が加わりましたが、購入時・届いたパッケージにも「for iPhone 7 Plus」の文字しかありません)を装着してみました。どちらもジャストサイズで利用には全く問題ありません。

iPhone 7ではなく、さらに1世代古いiPhone 6s向けのアクセサリーをiPhone8に使いたい場合は、もう少し注意が必要です。iPhone 6s/6も同じ 4.7インチサイズですが、iPhone 7/8とはカメラレンズの位置がズレています。


上記はiPhone 7用のケースをiPhone 6のモックに装着した状態ですが、イヤホンジャックの有無が問題となります。

一方でiPhone6/6s用のディスプレイ保護フィルム(ガラスフィルム)はiPhone 7/ 8でも使えます(実際に管理人はiPhone6/6s用として売られていたフィルムをiPhone 7で利用中)。

iPhone 8/ iPhone 8 Plusはワイヤレス充電(Qi)に対応します。従来通りのLightningケーブルを接続して充電することも勿論出来ますが、せっかくですのでおくだけ充電が出来るアクセサリーを買うのもオススメです(充電器はiPhoneに同梱されていません)。

iPhone 8/8 Plus/ Xのワイヤレス充電は「Qi」というAndroidスマホにも採用されている規格と同じものですので、基本的には一般市場で販売されているQi用充電器が使えます。Qi接続させる位置の問題で縦置き・横置きの充電可否が異なることがあるので、卓・コイルサイズには注意が必要です。

新型 iPhone8/ iPhone 8 Plus用のケースも9月22日頃から各キャリアショップでも取扱が始まる予定ですので、予約・購入手続き時にチェックしてみましょう。

Apple iPhone8にはiPhone7用アクセサリー・ケース・フィルムは使える? iPhone8 Plus/7Plusの互換性が判明