ソニー Xperia1(SO-03L/SOV40/SBモデルおよびSIMフリー海外モデル)に使える、縁まで完璧に浮かずに接着可能なガラスフィルムを買って貼り付けてみましたので、レビュー&貼り方レポートをお届けします。

スマホの保護フィルムは柔らかいPET素材のものならば装着は簡単でカーブしたディスプレイ面にも貼りやすい反面、剥がれやすかったり指触り・指すべりが悪かったりします。

一方のガラス素材のフィルムはタッチ感は優れていても貼り付けるのが難しい・カーブしたデザインに密着しづらい・周辺だけの粘着でタッチ面が浮いてしまうものが多く、フィルム選びが困難です。

管理人は同じメーカーでMate20 Pro用の保護ガラスフィルムを以前より利用しており、とても気に入ったのでXperia 1用も買うことにしました。

関連記事:[購入レビュー]Mate20Proの曲面ディスプレイでも全く浮かない保護ガラスフィルム UV照射塗布型

装着の仕組みは上記Mate20Pro用の製品と全く同じなのですが、少し同梱されている貼り付け用のアイテムがXperia 1に合わせて変更されているようなので、Xperia1のガラスフィルム選び・装着に迷っている方は参考にしてみてください。

なお、同じシリーズのガラスフィルムは2019年6月時点で

・Galaxy S9+ (SC-03K, SCV39)
・Galaxy S9 (SC-02K, SCV38)

・Xperia XZ3 (SO-01L, SOV39)
・Galaxy Note9 (SC-01L, SCV40)
・Mate20 Pro (SIMフリー、ソフトバンクモデル)

など向けのUV硬化型接着ガラスフィルムが販売されています。「Alinsea」のフィルムがすべて以下のようなUVランプを使うタイプというわけではありませんので、購入時に間違えないようにしてください。

液体を「UVランプ」で固める特殊な接着

最新の多くのスマートフォンでは、ディスプレイガラスのフチ部分が滑らかに加工されており、一般的なガラスフィルムを貼り付けるとカーブした部分に接着のりが密着せず、浮いたままになる・気泡が入ってしまうことも多いです。

これを解消するためにAlinseaのフィルムでは、ガラスフィルム自体にテープ・粘着素材が初めから付いているのではなく、特殊な液体接着剤をフィルムとスマホの本体に塗布し、紫外線ランプ(UV LEDライト)で固めるという手法を採用しています。

ガラスフィルムの装着に必要なものは箱に入っています。

・接着液体が入ったボトル(白い蓋-細く黒いボトル)
・Type-C USB接続のUV LEDランプ
・Xperia 1用のガラスフィルム(1枚)
・接着時に使う保護シール(2組)
・ディスプレイクリーニング用のセット

UV LEDランプに接続するためのケーブルおよび電源(ACアダプタ)は入っていませんので、別途用意が必要です(通常はスマホ用と同じケーブル・電源が使えます)。

接着に使う液体は、UVライトを当てる前は粘度の低いさらさらの液体です。装着時に一番気をつけなければならないのは「スマホを水平に保つこと」。これがフィルム貼り付けの成功・失敗を左右するといっても過言ではありません

ここで、Xperia 1は背面のカメラレンズがボディパネルから飛び出ているため、このレンズによる出っ張りを無くすために同梱されたクッション付きシールを使います。

長さが異なる2枚の長方形シールを、短いシールをカメラの上、長いシールをボディの下に貼り付けてください。これでカメラレンズの出っ張りが水平を取る際に影響しなくなるはずです。

残り2枚の黒いシールは、出っ張りのある形状のシールをディスプレイ前面上のスピーカー位置に合わせて、その上のSIMカード/SDカード用のスロット・マイク穴を塞ぎます。

横長のシールは、スマホ下のUSB端子・スピーカーを覆うために使います。

シールの貼り付けが甘いと隙間に液体接着剤が流れ込んでしまうので、しっかりと指で押して貼り付けて下さい。

あとはMate20 Proの貼り付け方法で解説したものと同じです。すべての液体接着剤を中央付近に垂らし、ガラスフィルムをそっと載せます。

そのままガラスフィルムを触らずに、液体がガラスフィルム全体に行き渡るまで待ちます(下手に触ると液体が偏り、液垂れ、全体まで行き渡らなくなってしまいます)。

液体が隅々まで到達したら、まず2分ほどガラスフィルムの周辺を中心にUV LEDを当てます。ある程度固まった段階で、フィルム外にはみ出した接着剤を同梱されていたアルコール・クリーニングクロスで拭き取ります(まだ完全にはくっついていないので、強くフィルムを押しすぎないように気をつけましょう)。

適度に清掃した後、さらにUVライトを全体にまんべんなく照射して完全に固めます(取説には3~4分程度と書かれていますが、もう少し長めに照射しないと液体が完全に固まらないことがあります)。

十分に固まった段階で、マスク用・水平用に貼ったシールを剥がし、さらに隅々まで接着剤が垂れていないか・はみ出て固まった接着剤を取り、完成です。

装着の難易度は相変わらず高めですが、上手く貼り付けられば上記の通り、完全に隅まで浮き無く接着が出来ます。

このフィルムを上手く貼り付けられるかどうかは「液体を垂らす前に十分にホコリを取り除けているか/液体が垂れないように水平を保てているか・保護シールをキチンと貼れているか/垂れた液体を綺麗に除去出来るか」に掛かっています。

UVで固まる接着剤を使う影響で、失敗すると接着剤が付いてはいけないところに入り込んでしまう・液体が垂れて十分に行き渡らずに気泡が生じる・垂れた接着剤でスマホがベタベタになるといった結果になってしまうので、十分に準備と作業のシミュレートをしてから貼り付け作業を行うことをオススメします。

*商品のパッケージや仕様がロットによって変わることもあります。製品には上記のようなことを解説した若干怪しい日本語の説明書および貼り付け参考動画のQRコードもありますので、それらを見てからチャレンジするのが良いと思います。

☆「アマゾン Alinsea Xperia 1用 全画面接着ガラスフィルム 」/管理人購入時価格1,399円

irumo

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参照:アマゾン プライムデー 最大5000ポイント還元、はじめての体験ポイントプレゼント

 

[オススメ]Xperia1用 縁まで全く浮かないガラスフィルム(UV硬化液体型) Alinseaを貼ってみた

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